高知への道 The Road to kochi
 
         
 
 
         
  ◆06年12月9日、佐賀から高知へ向かいました。8月に行くはずだったナンジーさんのところで、その時は私が急性腸炎になってダメだったのでした。
上は佐賀の真ん中、肥前山口駅から高知までの鉄道切符。このほかに博多までの特急券・博多-岡山間の新幹線特急券が必要です。
◆これは私にとっては7回目の高知行きになります。一回はタコの会(ナンジーさんを含む文学サークル)の仲間と、二回はかみさんと、あとの三回は単独で来ています。これだけ来ていると、地図を見なくてもレンタカーを走らせるくらいはできますが・・・
のんびりした年末の佐賀風景、馬鹿げた本四架橋のグロテスクさ、大歩危小歩危の美観などもあわせてご覧下さい。
 
     
  ◆まだ前日の佐賀。
雨が上がって青い空にサザンカが映えている。佐賀のサザンカはまるで桜のようにあでやかです。これでも盛りは過ぎていて、山のような花びらが足元に積もっています。
 
 
         
 
  ◆こちらも色あでやかな、花ではなく実?  
         
  ◆大雨が続いたせいか、山の潅木が倒れています。間伐がなされず、地面が飽和してしまうという面もありますが、これは杉林ではないので、ちょっと違うようです。
どちらにしろ、山が荒れているのはたしかなようです。
 
 
         
 
  ◆クリークの上に水鳥が遊んでいます。中央左よりに影を映しているのは青鷺です。巨大な羽を広げて、私の足元から飛び立ったのですが、カメラをオンにして構えた時にはすでにクリークの反対側まで飛んでいってしまいました。  
         
  ◆クリークの周囲はミカン畑です。しかし今年は例年よりも早い摘果があったようで、金色の畑にはお目にかかりませんでした。一本だけ摘果前の木がありました。でも地味ですね。  
 
         
 
  ◆八幡大社の階段に猫が日向ぼっこをしています。  
         
  ◆登っていくと、面倒くさそうに道を開けました。中型オスのニ毛猫です。呼んでもこちらには来ませんでした。  
 
         
 
  ◆こちらは三毛のメス。呼んだら途中までは来ましたが、藪の影でニャーニャー泣くだけです。佐賀ののんびり写真はここまで。

◆9日は早朝6時起き、7時にタクシーで肥前山口、そこから特急で博多、さらに新幹線で岡山と進みます。10:30になっています。
 
         
 
 
 
         
 
◆岡山で高知行きに乗り換えます。
ホームに来た電車を見てびっくり、全面にアンパンマンのキャラクターが描かれています。
南風7号・アンパンマン号」と言うのです。
作者のやなせ・たかしさんが高知出身だからです。行ったことはないのですが土佐山田市にはアンパンマン・ミュージアムがあります。ちなみに高知には「横山隆一記念まんが館」「はらたいら記念館」もあります。はらたいらさんは、テレビタレントとして有名だけど漫画のヒット作ってあったっけ?
 
 
         
 
 

◆いよいよ本四架橋・小島坂出ルートに入ります。
はるか下に海面が見え、下を大きな船が通っていきます。途方もない鉄骨とセメントと人力が、つまりは金がつぎ込まれていることが分かります。
作るだけではなく、これを維持していくためにも大変な資金がかかることでしょう。それはJRが出すのか?それとも税金なのか?とっても気になります。

 
         
 
 
 
         
 
◆四国側にはタンカーのドックがあります。巨大なタンカーを見下ろして続く鉄橋の大きさがわかります。
 
 
         
 
  ◆四国山地を越えるルートに入ります。
土讃線は厳しいルートなので、本線にもかかわらず単線なので両側に山林が迫ります。特急なのに時々上り線の電車との待ち合わせ停車があります。
 
         
  ◆吉野川上流の渓谷が見えてきました。さすが日本の名流に数えられるだけのことはあって、これだけの上流なのにかなりの川幅と流水量です。これがはるか紀伊水道に注いでいるわけです。  
 
         
 
 
 
         
 
  ◆小歩危の渓流を通り過ぎたところです。
大歩危は列車からは見えにくい位置なので、こちらのほうが鑑賞にはよろしいようです。
 
         
  ◆高知駅で電車を降り、市内に入りました。
徒歩3分くらいにニッポンレンタカーの高知支社があります。そこで三菱コルトに乗って南国市に向かいました。レンタカーの写真を撮影するのを忘れました。
コルトは利尻島で乗りましたが、あのときよりは改良されたのか乗り心地がよかったです。
 
 
         
 
  ◆ナンジーさんの住居にやってきました。あいさつもそこそこにデスクトップPCに「ノートン・インターネット・セキュリティ」をインストールしました。
ほかに年賀状作成ソフト「宛名職人mook版」も入れておきました。
 
         
  ◆ノートンのシステムチェックが始まって、いつ終わるとも知れないので早めに夕食に出かけました。
前にも来た近所のレストランです。ここは暗くて陰気な店だったのですが、オーナーが変わって明るくなりました。
二人とも同じ和風定食を頼みまして、右手が不自由になったナンジーさんはフォークで刺身を食べていました。自分でも苦笑していました。
 
 
         
 

▼このあと、住居に戻ってしばらく話してから私は高知市内のホテルに向かいました。
真っ暗な道路を走って国道にぶっつかり、なにげなく左に曲がりました。「室戸」への道だとわかってユーターンするまでずいぶん走りました。慣れているつもりでも、こういう基本的なところで間違います。

▼ホテルは県庁通りにあり、定連だったホテルの1ブロック手前です。安くて綺麗で感じのよいホテルで、前のところはひどかったなあ、つぶれるのもしょうがないなあ、と思いました。

 
         
 
  ◆翌日、日曜出勤してやりかけの仕事に取り組むナンジーさん。
職場のパソコンはマックのG4です。21インチディスプレイが圧倒的です。
 
         
  ◆昼前にナンジーさん宅を辞し、国道近辺を流ししてとあるショッピング・モールへ入りました。そこであれこれ冷やかしてから昼食とビールを買い、高知空港へ。
空港内のニッポンレンタカーの事務所でコルトを返却し、搭乗待合室でビールを飲んで出発を待ちました。佐賀空港へ飛んだのが全日空だったのでANAの受付に行ったら、「これは日本航空さんです」と言われてしまいました。ちゃんと確認しないとね。
JAL機は時間通り無事に羽田に着きました。帰宅は6:30でなんとか夕食に間に合いました。
 
         
 
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