2007農業の記録
     
  初夏。
第二農園に野菜が育ち始めた。手前はヤーコン、その先には各種の芋があります。
これからそれぞれの野菜がちゃんと収穫できるか、不安と期待の時間が過ぎます。
第一農園のキュウリはだいぶ大きくなった。二番目のキュウリ棚も育ち始めました。
ネギ、ニンジン、ナス、小松菜などはもう収穫できて、食卓を飾るようになりました。タマネギが甘く、生食でもとてもおいしかったのが驚きでした。
 
  第二農園で最初に収穫出来たのはズッキーニでした。白い病班は出ましたが大きく育ち、次々と果実を実らせました。
最初に採れたズッキーニ。
左から三本のうち、まともな形は三本目だけで、左の二本は育つ途中で花の方から腐り始めたのであわてて収穫したもの。右端はナス。
 
  夏。育ち始めた小玉西瓜・マクワウリのツル。
病害虫に弱いとかカラスが襲うとか、いろいろ心配が多い野菜たちですが、それでも元気に育ってくれています。
こちらは落花生。
いろいろと謎の多い野菜です。でも、黄色い花はかわいい。
かみさんが「光るCDをカラスよけに飾ろう」と言っていたのですが、ついにそれはしませんでした。
 
  キュウリは今年もたくさん採れました。
漬物にしたりサラダにしたり、夏中楽しめます。
小玉西瓜がだんだん大きくなってきました。このくらいが食べごろかな?と思いますが、外からではなかなか分かりません。ツルの具合を見て、少し茶色くなってきたところで採集しました。  
  自家製西瓜第一号です。
なんだかワクワクするけれど、ちょっぴり不安もあります。
西瓜甘いかしょっぱいか?
期待を込めてざっくり二つに切ってみると・・・
まずまずの赤さです。
種の具合からみるともう少し熟成させれば完璧だったようです。
塩を振ってかじりつくと、上品な甘さでした。
自分ちの畑で取れた西瓜を食べられるなんて、夢のようです。
 
  西瓜は合計6個取れました。

後半になるにつれ甘くなり、贅沢な楽しみを感じる夏になりました。
小さいのはそれなりですが、これもご愛嬌。
去年に引き続き、トマトもたくさん出来ました。
ミニトマトは植えていないのに、去年のこぼれ種からどんどん出てきます。近所や友人に配り、余った分はジュースにしました。

ズッキーニは後半になるにつれ巨大化しました。写真のものの倍くらいのものも出来ましたが、硬くなる傾向にあり味は落ちました。
マクワウリは小さいながら甘かったです。

他にゴーヤも数本採れました。
 
  晩秋になり、期待のイモ類を収穫しました。

ツルが一面に茂ってどこに根があるのかわかりません。適当に掘り起こすとあちこちから飛び出してきます。宝探しのようです。
芋のアップ・・・もう少し近寄ればよかった?
実はこれは二回目の芋ほりで、大物はすでに採集したあとでして、小さいのしかなかったのでした。
 
  これが前日採集した大物たち。大きいのは赤ちゃんの頭くらいあります。
ただ、大きいのはミミズにほじられているのが多かったようです。
茂った芋のツルや葉っぱも茹でていためるとうまかったです。

芋は紫、黄色の二種類でしたが、黄色が圧倒的に甘かったです。かみさんは来年は黄色だけにしようと言っていました。
ピーナッツの収穫も始めました。
写真のように、幹から落ちた花が地下に実をつけるという「落花生」です。
時期的にはちょっと早めだったようで、中の皮がまだ白いままのものが多かったようです。
 
  百科事典に載っていたようにひっくり返して採取します。
本当はこのまま数日間干すのだとか。
実際は泥が固まってしまい、調理に困りました。

実際の農家ではまずざっと洗って泥を落とすのでした。
採取したピーナッツをベランダに干します。
この実は生でも食べられます。
なんとも言えない我が家の味でした。

もう初冬、これからまだヤーコンの収穫があります。
 
     
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