2000正月日記

12月24日、7時50分の全日空機で福岡空港に降り立ち、博多から特急ハウステンボスで実家に帰り着きました。九州は雨模様でした。

 日本海側の特徴として、パラパラっと降ってまた日がさすという変わりやすい天気です。老母はもはや80近い年齢なのでそれなりの様子ですが、一時期転倒して歩けなくなった状況からは大分回復したようです。

焚き火の日々

 25日の午後は庭のヤマモモの木を伐採したものを燃やして焚き火をしました。盛大に燃えていました。

 翌26日にはさらに太い幹の部分を燃やしました。こうなると簡単には火がつかず、うまく燃やすにはそれなりの技術がいります。全日本焚き火協会認定指導員である私は、(うそ)もちろん燃やすことが出来ます。井桁に組んだ幹の間に小枝を積み、火をつけます。

 天を焦がすような大焚き火になりました。

 おき火で黍モチを焼きます。材木を燃やす手伝いをしたので近所の人からもらったのです。

ついでに銀杏も焼きます。

 焚き火のあいまに、門前をジャングルにしている、木々にかかるつる草を引き落とします。

 母はそのツルを編んでリースにします。

 玄関の脇には、乾燥させたつる草をかけます。なにやら怪しいオブジェになりました。

墓参

 99年の正月二日に亡くなった叔母の一周忌として、菩提寺に出かけました。

 寺は久保田町の海に近い場所にあります。天気はよく、墓参り日和というところ。

 墓ごしに海の堤防が見えます。父も叔母もこの地に眠っています。でも、もう母親がかようには遠い場所になってしまいました。家のそばに墓を引っ越そうかと検討していますが…

 はたして墓の運命やいかに…あれ、正月日記なのにお墓で終わってしまった。(笑)

「正月や、冥土の旅の一里塚」というところでしょう。

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