トーマス・ロビンソン
Thomas Robinson
(1865-1953)

絵本の世界では名高いロビンソン兄弟の長男。(ただし、荒俣宏さんが注目しているF・ケイリー・ロビンソンが兄弟の一人だとすると1862年生まれの彼が長男となる)
ロンドンのホーンジイ・ライズに生まれる。ロイヤル・アカデミーに学び、兄弟の中でも最初に美術の仕事に携わった。絵本の仕事よりは一般小説本の挿絵が多い。本人も少年小説を執筆した。
ホーソン「緋文字」(1897)スターン「感傷旅行」(1897)キングズリー「英雄たち」(1899)などの挿絵を描いた。

アンデルセン童話集より「楽園の庭」挿絵(1899)
*残念ながらトーマス・ロビンソンのイラストはこれしか見つからない。

戻る