99/10/20 update
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由布岳(1,584m)


由布岳(1999年10月09日)
由布岳の夕日由布岳の東峰
由布岳登山口から由布岳の夕日を望む
(99/10/08 17:30撮影)
由布岳のマタエから東峰山頂を望む
(99/10/09 9:30撮影)


山行記録

日帰り  単独行

1999年10月09日(土) 快晴

由布岳登山口(正面登山口)6:40〜〜〜7:20合野越〜〜〜8:30マタエ8:40〜〜〜8:53西峰〜〜〜9:00マタエ9:10〜〜〜9:20東峰9:30 〜〜〜9:40マタエ〜〜〜10:15合野越〜〜〜10:45由布岳登山口(正面登山口)


 由布岳は1992年5月の九州山行の時に初めて見た山で、日本百名山でもあるため以前から登りたいと思っていた 山である。
 由布岳は豊後富士、木綿(ゆふ)山、湯婦(ゆふ)岳とも呼ばれており、多用な山名があることは古来から有名である。以前は 信仰の対象の山とされていたそうだが、現在はすたれている。
 由布町を早朝に出発し、由布岳の登山口である九州横断道路、やまなみハイウェイの一軒茶屋(現在は茶屋はない。ただし、 公衆トイレがあるのでここで用をたしておくこと)の駐車場に車を止める。国道沿いの両側に数十台の駐車が可能である。 由布町の朝は霧が立ち込めていた。しかし、九州横断道路、やまなみハイウェイの高度を上げるに従い、霧が薄れてきて、 登山口の一軒茶屋では由布岳をクッキリと望むことができた。
 登山口の標高は国道の最高地点でもあり770mである。山頂までの距離は約4Km、標高差は800mだ。登山口から 草原状の広い歩きやすい道を、正面に由布岳を見ながらおよそ10分で、牧場の柵を通り樹林帯に入る。そこに休憩舎がある。 休憩舎ではマタエ方面に上る登山道と東峰に上る登山道の2コースあるが、今回はマタエに登るコースを登る。休憩舎から およそ30分で合野越(ごうやごえ)である。合野越からは草原で覆われた飯盛ヶ城(いいもりがじょう)が眺められ、湯布院 温泉への下山道の別れ道でもある。展望が良いので一休みをする。合野越から再び潅木帯に入りジグザグ道を行く。登山道の 途中からは潅木帯を抜け、由布岳のと西峰と東峰を眺めながら登る。登山道では狂い咲きのミヤマキリシマ、フウロウ、ノコンギク 、その他に数種類の野草や高山植物を見ることができた。
 東西両峰の鞍部のマタエに到達する。マタエで小休止する。まず西峰に登ることとする。馬の背の急斜面の岩場を登り、クサリ 場のある岸壁をこすと頂上である。山頂からは湯布院盆地をはじめ九重山祖母山 が眺められる。目の前には東峰の山頂が望める。 西峰はクサリ場があり、若干危険であるためか東峰に比べ登山者が少ない。私が山頂に着いた時は誰も山頂にいなかった。一度 マタエに戻って東峰へ向かう。こちらは岩壁などなく、火山特有のザラザラの岩石の道だ。山頂からは三百名山の鶴見岳や別府湾 が望める。また真直に西峰の山頂が望める。当然、九重山、祖母山も眺められる。登山をはじめた頃は由布町は霧に覆われていたが、 山頂に着いた頃には霧が晴れ由布町を一望できた。
 再びマタエにおり、急坂を合野越までおりて、登山口に戻る。  
山の写真館の九州大分県 由布岳をご覧下さい。
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