2000年4月、私とカズさん(ダンナ)の部署が合併することになり決起大会が開かれました。この席で、カズさんがなぜか私に色々と話し掛けてきていたんですが(後から聞くと、アプローチしていたらしい(笑))、一度も男性と付き合ったこともない私は何となく臆病になって話もそぞろって感じでした(^^;;; このとき私は全然意識すらしてない状況だったんですねえ〜(申し訳ないねえ)
飲み会も終盤に差し掛かった頃、
「メールのアドレス教えてくれる?」
「(う〜ん、メールくらいならいっか…)・・・はい、どうぞ」
かくしてこの席でメールアドレスを私が教えたことが、今から思えば結婚への第一歩って感じでしたね(笑)
この日帰ってからメールを開くと早速カズさんからメールが届いていてびっくり!そのあと私はすぐに返事を送ったかというと、何と薄情なことに約1週間返事も出さずに放っておいたんです(爆) なぜかといいますと、今までの私の男っ気ナシの歴史(爆爆)が原因・・・なんかやっぱり臆病になってたんです。
が、同じ会社の同じ部署の人だし放っておくのはよくないと判断し1週間後に全然関係ない内容の返答メールを送信・・・すると、またすぐにその返事がきて、また日にちをおいて内容のない返答メールをして・・・・・・
というやり取りが続いていたのですが、5月頃から段々とメールの会話も成り立っていき、返答の間隔も狭くなっていきました。
その後、偶然会社の帰りが一緒になって夕食を食べたとき、やけに会話が弾むことが判明。
はじめて遊びに行く約束をしたのが6月頃。当時、「ミッショントゥマーズ」という映画を猛烈に見たかったためカズさんを誘って会社帰りに一緒に行くことに。しかし、その映画は「つまらない」と評判だったため(最近DVDで見たのですが本当に面白くなかった(苦笑)) 結局「ビッグダディ」に変更になったんですが、それはそれでいい映画でした。
7月には舞台「エリザベート」を一緒に観劇。このあたりから、二人の間に「付き合っている」っていうような感覚が出てきてその後もちょくちょく会社帰りのデートが続きました。
一番印象深いことといえば、初めて会社以外で休みの日に二人で箱根にドライブに行ったことでしょうか。まだお互いにウブったので(そんな年じゃないだろ(爆))手もつないでなかったのですが(笑)はじめて二人で遠出したのですごく思いで深いです。カズさんも、この日のことを結婚式の前振りで話したくらいなので(笑)きっと同じくらい思い出に残っているのかもしれないです。00年7月8日…朝から台風情報が出る中、せっかくだからということでドライブを決定。ところが、いざ、箱根へ行ってみるとちょうど台風が過ぎた後でまさに天気は超快晴!ものすごいスカイブルーで今でも忘れられない色でしたねえ。ついでに出かけた河口湖からはこれまた見たこともないような真っ赤な富士山のシルエット…。う〜ん、写真家の人がいたら、絶対この日の景色は写真集にしたくなると思いますよぉ。そのくらいこの日のデートスポットは最高のコンディションなのでした。
そのあと、毎週のように二人で週末ドライブを楽しみ、8月には自然に二人のなかで
「このままふたりは結婚するんだろうな」
っていう意識がでてきてました。だから、特別な決意とか衝撃的な(笑)プロポーズとか、そういうのとは無縁だったような気がします(^^;;;;; メールの中ではけっこう「くさい」ようなことが言えても、実際はなんか恥ずかしくて言えないっていうのもありましたけど、ま、それもいいかな、なんて(笑)
あ、でも、とりあえずプロポーズめいたことは形式としてはありました(笑)←私の両親にあいさつした後で(爆)
と、いうわけで、付き合って日にちが経っていないにもかかわらず、感覚的に近かった私たちは結婚することになったわけなのでした。う〜ん、人生って分からないもんですねえ・・・