図書館員のコンピュータ基礎講座

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月の大小

日本では、1872年(明治5年)12月2日まで太陰太陽暦(旧暦)が使用されていました。太陰太陽暦は、月の満ち欠けの周期である朔望月を基にした暦です。朔望月は、平均約29.53日であるため、29日の月と30日の月を設け、29日の月を小の月、30日の月を大の月と呼びました。また、数年に一度、閏月を挿入して1年を13か月とする年を設け、季節とのずれを補正していました。太陰太陽暦では、朔(新月の瞬間)を含む日を朔日(ついたち)とするため、朔日から次の朔日までの日数によって月の大小が決まります。したがって、現在の暦とは異なり、月の大小の配置は定まっていませんでした。
下記は、推古元年(593年)から明治5年(1872年)までの月の大小の表です。
なお、西暦は参考のために記載しています。和暦と西暦の年は完全には一致せず、通常、旧暦の11月または12月に西暦は次の年になります。詳細は、「西暦・和暦対照表」を参照してください。