図書館員のコンピュータ基礎講座

暦注

【2013-08-27更新】

暦注(レキチュウ)は、暦に記載される日時、方位などの吉凶や禁忌に関する事項で、ここでは、日本の暦の暦注について紹介します。なお、吉凶や禁忌は非科学な迷信に基づくため、その解釈に関する記述は、最小限に止めました。日本の暦の年月や季節を表わす語については、暦の年月と季節のページをごらんください。

六曜

六曜(ロクヨウ)は、六輝(ロッキ)とも呼ばれ、幕末頃から吉凶が関連付けられるようになりました。名称や順序には変遷があり、下表は、現在のものです。例えば、旧暦(月切り)の1月と7月は先勝から、2月と8月は友引から始まるなどの方法で決められています。

六曜名 読み 基準日
先勝 センショウ、センカチ、サキカチ、サキガチ 1月、7月の1日
友引 トモビキ、ユウイン 2月、8月の1日
先負 センプ、センブ、センマケ、サキマケ 3月、9月の1日
仏滅 ブツメツ 4月、10月の1日
大安 タイアン、ダイアン 5月、11月の1日
赤口 シャック、ジャック、シャッコウ、ジャッコウ、セキグチ 6月、12月の1日

十二直

十二直(ジュウニチョク)は、昔の暦の中段に書かれていたことから、中段(チュウダン)とも呼ばれます。「直」には「当たる」という意味があり、よく当たる暦注と信じられていたとされます。昔の暦では、暦注の中で最も重要視されていましたが、最近では六曜などの方が一般的です。

十二直名 読み 一般的な意味
タツ 建て生じる日
ノゾク 障害を取り除く日
ミツ 満たされる日
タイラ 平らか(平安)になる日
サダン 善悪が定まる日
トル 執り行う日
十二直名 読み 一般的な意味
ヤブル 突破する日
アヤウ 危惧する日
ナル 成就する日
オサン 納め入れる日
ヒラク 開き通じる日
トズ 閉じ込める日

十二直は、節月ごとに、その節月の十二支と同じ十二支になる日を「建」とし、以後、上表の順に繰り返して配します。ただし、節入りの日は、その前日と同じ十二直を配します。

節月 二十四節気名 月の十二支 建の配当日
正月節 立春 立春後の最初の寅の日
2月節 啓蟄 啓蟄後の最初の卯の日
3月節 清明 清明後の最初の辰の日
4月節 立夏 立夏後の最初の巳の日
5月節 芒種 芒種後の最初の午の日
6月節 小暑 小暑後の最初の未の日
7月節 立秋 立秋後の最初の申の日
8月節 白露 白露後の最初の酉の日
9月節 寒露 寒露後の最初の戌の日
10月節 立冬 立冬後の最初の亥の日
11月節 大雪 大雪後の最初の子の日
12月節 小寒 小寒後の最初の丑の日
  • 節月は旧暦の月です。

二十八宿

二十八宿(ニジュウハッシュク)は、古代中国で、赤道、黄道で天球を28に分割し、その近くにある星座をそれぞれ割り当てたものです。星座を割り当てているため、分割は均等ではありません。月、太陽などの位置を示したり、吉凶を占うために用いられました。東方青龍(セイリュウ、セイリョウ)または東方蒼竜(ソウリュウ)、北方玄武(ゲンブ)、西方白虎(ビャッコ)、南方朱雀(スザク、スジャク、シュジャク)の四宮に分け、さらに各宮を7分割して二十八宿としています。

四宮 二十八宿名 読み 和名 距星
東方青龍 カク すぼし おとめ座α
コウ あみぼし おとめ座κ
テイ ともぼし てんびん座α
ボウ そいぼし さそり座π
シン なかごぼし さそり座σ
あしたれぼし さそり座μ1
みぼし いて座γ
北方玄武 ひきつぼし、ひつきぼし いて座ψ
ギュウ いなみぼし やぎ座β
ジョ るきぼし みずがめ座ε
キョ とみてぼし みずがめ座β
うみやめぼし みずがめ座α
シツ はついぼし ペガスス座α
ヘキ なまめぼし ペガスス座γ
四宮 二十八宿名 読み 和名 距星
西方白虎 ケイ とかきぼし アンドロメダ座ζ
ロウ たたらぼし おひつじ座β
えきえぼし おひつじ座35番
ボウ すばるぼし おうし座17番
ヒツ あめふりぼし おうし座ε
とろきぼし オリオン座ψ1
シン からすきぼし オリオン座δ
南方朱雀 セイ ちちりぼし ふたご座μ
たまをのぼし かに座θ
リュウ ぬりこぼし うみへび座δ
セイ ほとおりぼし うみへび座α
チョウ ちりこぼし うみへび座ν1
ヨク たすきぼし コップ座α
シン みつかけぼし からす座γ
  • 距星(キョセイ)とは、各宿の基準点となる星です。

九星

九星(キュウセイ)は、中国から伝わった運勢や吉凶を占う基準で、日本では陰陽道を通じて広まりました。
洛書(ラクショ)呼ばれる、縦横3つからなる魔方陣を基礎としています。縦・横・斜のいずれの方向に3つの数字を足しても必ず15になります。

4 9 2
3 5 7
8 1 6

上記の魔方陣の数字を1ずつ減じ、0になる場合は9にするという方法を繰り返すと、次の9通りの方陣ができます。

4 9 2
3 5 7
8 1 6
3 8 1
2 4 6
7 9 5
2 7 9
1 3 5
6 8 4
1 6 8
9 2 4
5 7 3
9 5 7
8 1 3
4 6 2
8 4 6
7 9 2
3 5 1
7 3 5
6 8 1
2 4 9
6 2 4
5 7 9
1 3 8
5 1 3
4 6 8
9 2 7

九星の名称は、数字に7つの色と五行を組み合わせたものです。また、日本の陰陽道では、方位、八卦、十干十二支を割り当てて九星図を作成し、生年や方位などに当てはめて吉凶を占います。

九星名 読み 五行 方位(十二支) 八卦(読み)
1 一白水星 イッパクスイセイ 北(子) 坎(カン)
2 二黒土星 ジコクドセイ 南西(坤) 坤(コン)
3 三碧木星 サンペキモクセイ 東(卯) 震(シン)
4 四緑木星 シロクモクセイ 南東(巽) 巽(ソン)
5 五黄土星 ゴオウドセイ 中央
九星名 読み 五行 方位(十二支) 八卦
6 六白金星 ロッパクキンセイ 北西(乾) 乾(ケン)
7 七赤金星 シチセキキンセイ 西(酉) 兌(ダ)
8 八白土星 ハッパクドセイ 北東(艮) 艮(ゴン)
9 九紫火星 キュウシカセイ 南(午) 離(リ)

暦注下段

暦注下段(レキシュウゲダン)は、暦注のひとつで、名称は、昔の暦の最下段に書かれていたことに由来します。

受死日

受死日(ジュシニチ、ジュシビ)は、暦に「●」の印で表されるため、黒日(クロビ)とも呼ばれます。最悪の大凶日とされています。

節月 日付
正月節 戌の日
2月節 辰の日
3月節 亥の日
4月節 巳の日
節月 日付
5月節 子の日
6月節 午の日
7月節 丑の日
8月節 未の日
節月 日付
9月節 寅の日
10月節 申の日
11月節 卯の日
12月節 酉の日

十死日

十死日(ジュウシニチ)は、十死一生日(ジッシイッショウビ)、天殺日(テンサツビ)とも呼ばれます。受死日に次ぐ凶日とされています。

節月 日付
正月節 酉の日
2月節 巳の日
3月節 丑の日
4月節 酉の日
節月 日付
5月節 巳の日
6月節 丑の日
7月節 酉の日
8月節 巳の日
節月 日付
9月節 丑の日
10月節 酉の日
11月節 巳の日
12月節 丑の日

五墓日

五墓日(ゴムニチ、ゴムビ)は、土を動かすことが凶とされる日で、各人の生年の納音(ナッチン)の性により異なるとされています。

生年の性 日付
木性 乙丑の日
火性 丙戌の日
土性 戊辰の日
生年の性 日付
金性 辛未の日
水性 壬辰の日

帰忌日

帰忌日(キコニチ、キコビ、キコジツ、キイミビ、キシニチ)は、旅行、帰宅、金の貸出しなどが凶とされる日です。

節月 日付
正月節、4月節、7月節、10月節 丑の日
2月節、5月節、8月節、11月節 寅の日
3月節、6月節、9月節、12月節 子の日

血忌日

血忌日(チイミニチ、チイミビ、チコニチ、ケコニチ)は、血に関係することが凶とされる日です。

節月 日付
正月節 丑の日
2月節 未の日
3月節 寅の日
4月節 申の日
節月 日付
5月節 卯の日
6月節 酉の日
7月節 辰の日
8月節 戌の日
節月 日付
9月節 巳の日
10月節 亥の日
11月節 午の日
12月節 子の日

重日

重日(ジュウニチ、ジュウビ)は、陽が重なる巳の日と、陰が重なる亥の日です。吉事を行えば吉が重なり、凶事を行えば凶が重なる日とされています。結婚や葬式は凶です。

復日

復日(フクニチ、フクビ)は、重日とほぼ同じ意味です。

節月 日付
正月節、7月節 甲の日、庚の日
2月節、8月節 乙の日、辛の日
3月節、6月節、9月節、12月節 戊の日、己の日
4月節、10月節 丙の日、壬の日
5月節、11月節 丁の日、癸の日

天火日

天火日(テンカニチ、テンカビ)は、棟上げ、屋根拭きなどをすれば必ず火災が起こるとされる凶日です。

節月 日付
正月節、5月節、9月節 子の日
2月節、6月節、10月節 卯の日
3月節、7月節、11月節 午の日
4月節、8月節、12月節 酉の日

地火日

地火日(ジカニチ、チカビ)は、土に関することは凶とされる日です。

節月 日付
正月節 巳の日
2月節 午の日
3月節 未の日
4月節 申の日
節月 日付
5月節 酉の日
6月節 戌の日
7月節 亥の日
8月節 子の日
節月 日付
9月節 丑の日
10月節 寅の日
11月節 卯の日
12月節 辰の日

凶会日

凶会日(クエニチ、クエビ)は、悪事の集まる凶日で、吉事を行うと凶に転ずるとされています。月ごとに、特定の干支の日が定められていますが、月は、宣明暦時代(862年2月3日~1685年2月3日)は節切り、貞享暦以後(1685年2月4日~)は月切りによります。

日付
1月 辛卯、(庚戌)、甲寅
2月 己卯、乙卯、辛酉
3月 甲子、乙丑、丙寅、丁卯、戊辰、壬申、戊申、庚辰、甲申、丙申、甲辰、庚申、(癸亥)
4月 戊辰、(己巳)、辛未、癸未、乙未、己亥、丙午、丁未、(丁巳)、戊午、己未、癸亥
5月 丙午、(壬子)、戊午
6月 己巳、丙午、丁未、(癸丑)、丁巳、(戊午)、己未
7月 乙酉、甲辰、庚申
8月 己酉、乙卯、辛酉
9月 (丙寅)、甲戌、(戊寅)、(庚寅)、辛卯、壬辰、癸巳、甲午、乙未、丙申、丁酉、戊戌、(壬寅)、庚戌、甲寅
10月 乙丑、己巳、丁丑、戊子、己丑、戊戌、己亥、辛丑、壬子、癸丑、丁巳、癸亥
11月 戊子、丙午、壬子
12月 戊子、丁未、壬子、(癸丑)、癸亥
  • ( )は、貞享暦以後廃止されたものです。

往亡日

往亡日(オウモウニチ)は、「往(行)きて亡くなる日」という意味で、軍を進めることや遠行などが凶とされる日です。

節月 日付
正月節 7日目
2月節 14日目
3月節 21日目
4月節 8日目
節月 日付
5月節 16日目
6月節 24日目
7月節 9日目
8月節 18日目
節月 日付
9月節 27日目
10月節 10日目
11月節 20日目
12月節 30日目

三箇の悪日

三箇の悪日(サンガノアクニチ)は、大禍日(タイカニチ)、狼藉日(ロウシャクニチ、ロウジャクニチ)、滅門日(メツモンニチ)から成り、万事に悪い日とされています。各人の生まれ年の十二支によります。

生年 忌月 大禍日 狼藉日 滅門日
11月節 酉の日 午の日 卯の日
12月節 辰の日 酉の日 戌の日
1月節 亥の日 子の日 巳の日
2月節 午の日 卯の日 子の日
3月節 丑の日 午の日 未の日
4月節 申の日 酉の日 寅の日
生年 忌月 大禍日 狼藉日 滅門日
5月節 卯の日 子の日 酉の日
6月節 戌の日 卯の日 辰の日
7月節 巳の日 午の日 亥の日
8月節 子の日 酉の日 午の日
9月節 未の日 子の日 丑の日
10月節 寅の日 卯の日 申の日

時下食

時下食(トキゲジキ)は、下食時(ゲジキドキ)とも呼ばれ、流星の一種である天狗星(テンコウセイ)の精が人を喰いに地上に降りてくる時間を意味します。特定の日の特定の時間(時刻)に、食事などが凶となります。

節月 日付
正月節 未の日の亥の刻
2月節 戌の日の子の刻
3月節 辰の日の丑の刻
4月節 寅の日の寅の刻
節月 日付
5月節 午の日の卯の刻
6月節 子の日の辰の刻
7月節 申の日の巳の刻
8月節 酉の日の午の刻
節月 日付
9月節 巳の日の未の刻
10月節 亥の日の申の刻
11月節 丑の日の酉の刻
12月節 卯の日の戌の刻

歳下食

歳下食(サイゲジキ、サイカジキ)は、時下食と同様に、流星の一種である天狗星の精が人を喰いに地上に降りてくる日に、食事などが凶となります。

日付
丁丑
庚寅
丁卯
壬辰
日付
丁巳
丙午
丁未
庚申
日付
丁酉
丙戌
辛亥
庚子

天赦日

天赦日(テンシャニチ、テンシャビ)は、何事をするにも吉日とされる七箇の善日(ナナコノゼンニチ)の一つで、最良の大吉日とされています。

季節 日付
春(立春~立夏の前日) 戊寅の日
夏(立夏~立秋の前日) 甲午の日
秋(立秋~立冬の前日) 戊申の日
冬(立冬~立春の前日) 甲子の日

神吉日

神吉日(カミヨシニチ、カミヨシビ)は、七箇の善日の一つです。日本独自の暦注で、神事の吉日とされ、次の33種の干支の日に配当されます。

乙丑 丁卯 己巳 庚午 壬申 癸酉 丁丑 己卯 壬午 甲申 乙酉 戊子 辛卯 甲午 丙申 丁酉 己亥 庚子 辛丑 癸卯 乙巳 丙午 丁未 戊申 己酉 辛亥 壬子 乙卯 戊午 己未 庚申 辛酉 癸亥

大明日

大明日(ダイミョウニチ)は、七箇の善日の一つで、万事が大吉の日で、特に建築、移転、旅行などに良いとされています。次の25種の干支の日に配当されます。

戊午 己巳 庚午 辛未 壬申 癸酉 丁丑 己卯 壬午 甲申 丁亥 壬辰 乙未 壬寅 甲辰 乙巳 丙午 丁未 己酉 庚戌 辛亥 丙辰 己未 庚申 辛酉

鬼宿日

鬼宿日(キシュクニチ)は、七箇の善日の一つで、二十八宿鬼宿の日です。大吉日で、特に名誉や長寿を祝うのに良いとされています。

天恩日

天恩日(テンオンニチ)は、七箇の善日の一つで、吉事には大吉だけれども、凶事には用いるべきでない日とされています。配当には諸説ありますが、室町初期に賀茂在方が著した「暦林問答集外部へのリンク」では次の15日とされています。

甲子の日から5日間(甲子、乙丑、丙寅、丁卯、戊辰)、己卯から5日間(己卯、庚辰、辛巳、壬午、癸未)、己酉から5日間(己酉、庚戌、辛亥、壬子、癸丑)

母倉日

母倉日(ボソウニチ)は、七箇の善日の一つで、特に婚姻は大吉とされています。

節月 日付
正月節、2月節 子の日、亥の日
3月節、6月節、9月節、12月節 巳の日、午の日
4月節、5月節 寅の日、卯の日
7月節、8月節 丑の日、辰の日、未の日、戌の日
10月節、11月節 申の日、酉の日

月徳日

月徳日(ツキトクニチ)は、七箇の善日の一つで、家の増改築などの土に関わる行いに吉とされています。

節月 日付
正月節、5月節、9月節 丙の日
2月節、6月節、10月節 甲の日
3月節、7月節、11月節 壬の日
4月節、8月節、12月節 庚の日

選日

選日(センジツ)は、六曜、七曜、十二直、二十八宿、九星、暦注下段以外の暦注の総称です。撰日や雑注(ザッチュウ)ともいいます。主な選日には以下のものがあります。

八専

八専(ハッセン)は、日の六十干支が壬子(49番目)から癸亥(60番目)までの12日間のうち、十干と十二支の五行が同じになる8日です。例えば、壬子の日の場合、十干「壬」の五行は「水」、十二支「子」の五行も「水」ですので、八専に含まれます。なお、十干と十二支の五行が同じになることを専一(センイツ)といい、12日のうち、専一とならない4日を間日(マビ)といいます。
何事もうまく行かない凶日とされています。

干支の番号 六十干支 五行 間日
49 壬子 水水
50 癸丑 水土 間日
51 甲寅 木木
52 乙卯 木木
53 丙辰 火土 間日
54 丁巳 火火
干支の番号 六十干支 五行 間日
55 戊午 土火 間日
56 己未 土土
57 庚申 金金
58 辛酉 金金
59 壬戌 水土 間日
60 癸亥 水水

十方暮

十方暮(ジッポウグレ)は、日の六十干支が甲申(21番目)から癸巳(30番目)までの10日間です。五行では、木は土に、土は水に、水は火に、火は金に、金は木にそれぞれ剋つ(かつ)とされており、十干と十二支の五行が相剋の関係にある日が十方暮です。10日間のうち、丙戌(23番目)と己丑(26番目)の五行は相剋していませんが、間日として除かれてはいません。
万事うまく行かない凶日とされています。

干支の番号 六十干支 五行
21 甲申 木金
22 乙酉 木金
23 丙戌 火土
24 丁亥 火水
25 戊子 土水
干支の番号 六十干支 五行
26 己丑 土土
27 庚寅 金木
28 辛卯 金木
29 壬辰 水土
30 癸巳 水火

不成就日

不成就日(フジョウジュビ、フジョウジュニチ)は、万事が成就しない日で、事を起こすには良くない日とされています。月切りで、次の通りです。

旧暦の月 日付
1月、7月 3日、11日、19日、27日
2月、8月 2日、10日、18日、26日
3月、9月 1日、9日、17日、25日
旧暦の月 日付
4月、10月 4日、12日、20日、28日
5月、11月 5日、13日、21日、29日
6月、12月 6日、14日、22日、30日

天一天上

天一天上(テンイチテンジョウ)は、日の六十干支が癸巳(30番目)から戊申(45番目)までの16日間です。方角神のひとつである天一神は、44日間を地上で過ごすといわれています。これを、天一神遊行といいます。そして、その後の16日間を天上で過ごすと言われており、天一神が天上に帰っている期間が天一天上です。天一神がいる方角を方塞がり(カタフタガリ)といい、その方角を凶として避けましたが、天一天上の期間は天一神が地上にいないため、どの方位に行っても良いとされています。

天一神遊行中の天一神の方角
期間 遊行日数 天一神の方角
己酉から甲寅の間 6日間 北東(艮)
乙卯から己未の間 5日間 東(卯)
庚申から乙丑の間 6日間 南東(巽)
丙寅から庚午の間 5日間 南(午)
天一神遊行中の天一神の方角
期間 遊行日数 天一神の方角
辛未から丙子の間 6日間 南西(坤)
丁丑から辛巳の間 5日間 西(酉)
壬午から丁亥の間 6日間 北西(乾)
戊子から壬辰の間 5日間 北(子)

三隣亡

三隣亡(サンリンボウ)は、節切りの月と、日の十二支の組み合わせで決まります。旧暦でも新暦でも、同じ日が該当します。
建築関係の仕事を忌む日とされています。

節月 日付
正月節 亥の日
2月節 寅の日
3月節 午の日
4月節 亥の日
節月 日付
5月節 寅の日
6月節 午の日
7月節 亥の日
8月節 寅の日
節月 日付
9月節 午の日
10月節 亥の日
11月節 寅の日
12月節 午の日

三伏

初伏(ショフク)、中伏(チュウフク)、末伏(マップク)の三つを合わせて三伏(サンプク)といいます。日の決め方はいくつかありますが、一般的なものは、下表のとおりです。
該当する日は凶とされています。

三伏 日付
初伏 夏至後の3度目の庚の日
中伏 夏至後、4度目の庚の日
末伏 立秋後、最初の庚の日

一粒万倍日

一粒万倍日(イチリュウマンバイニチ)は、単に万倍ともいいます。一粒万倍は、一粒の籾が万倍もの稲穂になるという意味で、万事を始めるに良い日とされています。

節月 日付
正月節 丑と午の日
2月節 酉と寅の日
3月節 子と卯の日
4月節 卯と辰の日
節月 日付
5月節 巳と午の日
6月節 酉と午の日
7月節 子と未の日
8月節 卯と申の日
節月 日付
9月節 酉と午の日
10月節 酉と戌の日
11月節 亥と子の日
12月節 卯と子の日

犯土(大土・小土)

犯土(ツチ)は「土」「椎」「槌」とも表記されます。日の六十干支が庚午(7番目)から丙子(13番目)までの7日間を大土(オオヅチ = 大犯土)、戊寅(15番目)から甲申(21番目)までの7日間を小土(コヅチ = 小犯土)といいます。ただし、7日間のうちの丁丑(14番目)は間日として、犯土に含まれません。
穴掘り、井戸掘り、種まきなどの土を動かすことを忌む日とされています。

凡例:このページの表の「節月」は節切りによる月、「旧暦の月」は月切りによる月を表します。

関連ページ
参照・参考文献
  • 現代こよみ読み解き事典 / 岡田芳朗, 阿久根末忠編著 柏書房, 1993.3 [b]
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CyberLibrarian : tips on computer for librarians, 1998-