ワールドカップ98テレビ観戦日記

表紙目次回転目次VR世界混沌の屋形船写真姦メールを出す


○ 07/12

 決勝戦である。
 ダイナマイトヘッド炸裂ーーっ。しかも2発ーーっ。とゆーわけで、ジダンのダイナマイトヘッドは凄うございました。ジダンのヘディングシュートってはじめてみたけど、いやあ、鋭いわあ。フランスってFWが点取れないチームなんだけど、まさか、ジダンが2発も決めるとはなああ。
 とゆーわけで、フランスvsブラジルの決勝戦は、3-0でフランスの快勝。まいった。フランスはFWのシュートが枠に行かない。守備を固めようにもブランは出場停止。ジダンに負担がかかりすぎ。というわけで、勝ち方を知ってるブラジルが有利かと思ったら、まさかCKからジダンがヘッドを2発決めるとはっ。いやあフランスは強い。ジダンはレベルが高いっ。ロナウドがいないも同然だったとはいえ、3点取った(さらにFW陣の誰かがまともな仕事をしていたらあと2点は取れていた)のは実力。
 後半立ち上がりはフランスが自陣にひいちゃって不安だったけど、その中でもオフサイドをたくさん取るほど最終ラインは高めでコンパクトだったので一安心。
 感動的だったのは3点目。フランスはひとり退場者を出して完全に逃げ切りにはいっていたとき、チャンスと見るや、CBにはいっていたプティがすすすーっとだだだーっとオーバーラップして、パスを貰って3点目を決めちゃうんだもん。あそこで勝負に行ける勝負勘というか、思い切りとゆーか。あれで完全にブラジルの息の根が止まったとゆー感じ。最後の最後にああいうランニングができる、ってだけで偉いっす。
 プティもジダンもデサイーもデシャンも凄いっ。ジョルカエフもシュートを外した以外は偉いっ。他のDF陣も偉いっ。カランブーはいまいちだったけど。
 FWは例によって、ジョルカエフなんか特に、GKとの1対1をはじめとしたチャンスをことごとく外してくれたけど(いやあ、3,4回はあったんじゃないだろか。完全にFWが抜け出たシーンが。普通のチームなら1点は取れていたと思う。あれで点が取れないのは日本くらいぢゃないか?)、それでもCKからジダンが2本、CBのオーバーラップで1本決めちゃうんだから凄いわこりゃ。
 ブラジルは、ロナウドの体調が悪かったせいもあるだろうけど、完全な攻めあぐみとゆーか、攻めてはいるんだけど最終ラインは完全に固められていて、相手DFを崩せなくてどうしよーもないという状態。
 んーん。それにしても、フランス初優勝おめでとーっ。感動しましたっす。最後の最後にああいうサッカーができて3点も取れてしまうなんて、さすが優勝国っす。つまるところ、このレベルになると型から外れたところで本当の勝負は決まるってゆーか。
 今回のワールドカップは感情移入できた面白い大会でした。守備重視で退屈、だなんて誰がいったのだ。フランスのサッカーもクロアチアのサッカーもワクワクしてすごく面白かったぞ。攻撃的とかいわれてたブラジルのサッカーの方が今回はつまんなかったぞ。
 で、なぜ最後はスターウォーズのテーマ&We Are The Champion??

○ 07/11

 んーん。クロアチア老獪っ。ブラゼビッチ監督も老獪系の顔やしなあ。スーケルはやっぱ凄いわ。あの少ないチャンスの中で、あの角度であそこにダイレクトで蹴れるんだもん。いやはや。オランダは準決勝以来、ヘン。左に体重がかかったときに右にパスが来たり、前に体重がかかったときに後ろに来たりとそういう微妙なとこがズレてて、ベルカンプも身体だるそーだったし、オフェルマルスが入れば何とかなるかと思ったのにならへんし、クライファートはアレ外すし(あれを確実に決められるか否かの差って大きい)。あれだけベタベタに守られてるとき微妙なズレがでちゃ勝てないやろ。やっぱ。あれだけ守られるとオランダのスピードも生かせないし、パスもかなり読まれてたし。モチベーションの差もあったんだろなあ。
 いやはや、おめでとー>クロアチア。この試合はクロアチアが上でした。
 それにしても、フランスサポーターは大人げないとゆーかしつこいとゆーか、ビリッチがボール持つたびに最後までしつこくブーイングしてました。ちょっと意外。でもまあ確かにブランの退場はレッドに値するとは思わなかったけど。この辺、規律委員会が「あれは出場停止なしっ」とかやったらおもろかったのに(そーしたら他にも該当者が出そうな大会ではあったが。逆に、規律委員会で出場停止を言い渡されたり。そーなったら審判もやってられないだろーけど、試合後に検討をする委員会があるなら、その辺は柔軟にやってもおもしろいと思うのだが)。

○ 07/08

 やっぱオフェルマルスがいないと得点力が落ちるのかなあ>オランダ←まだいってる だって、やっぱ、今回のワールドカップじゃあオランダがベストチームだったと思うもん。ブラジルなんてカウンターのチームになってるし。
 朝日新聞夕刊に載るクライフのコラムが楽しみだったのだが、これで終わりか。やっぱクライフはよいっす。
 フランスvsクロアチア。うーん。ブランが退場で、ハンドした上に額にエルボーかませたアンリにはイエローも出ないのか。そういうもの? ともあれ、クロアチアが先制したとたんにゲームが動いて、先制点による心の隙が埋まらないうちに(何しろ1分後なのだから)フランスが同点にしちゃって、その勢いで逆転勝ち。がんばれフランス。こうなったら初優勝だああっ。優勝したら凄いよな。地元とはいえ、前回は本大会に出られなかったチームやで。

○ 07/07

 屈指の名カード、オランダvsブラジル。がっぷり四つの名勝負……のはずだが、その割にあまり燃えなかったんだけど。ブラジルがゴール前でベタベタやったせいか。オランダはあそこで反転してシュートって強引さを持ってる選手がいないし。クライファートぉぉ。なにやってんねんっ。ベルカンプぅぅぅぅ、なんでやああ。というわけで、1-1で延長戦。PK戦に持ち込まれたらオランダ勝ち目ないぞ、と思いつつ見ているが、やっぱみんな疲れてるみたいで、セードルフひとりはいってもなんともしょうがなく、ブラジルも1-0で勝っているときに逃げ切りモードの選手交代をしていたので最後は個人技に頼るほかなく(頼れる個人技を持っているとこが凄いんだが)PK戦へ。ああ、なんでブラジルはキーパーが届かない上の隅に蹴れんねんっ。ファン・デル・サールってクセよまれてるんやないけ。オランダぁぁ。キックが素直すぎやあ。読まれてもかまわんよーなのを蹴れぇっ。とゆーわけで、やはりブラジルが勝ってしまった。んーん。今回はオランダ優勝を押していたのに。もうぐったりっす。前の試合の方がよかったなあ。中2日だったから?

○ 07/06

 実は横浜の権藤監督が好きである。中日が近藤貞夫監督だった頃、投手コーチをしていたのが今の権藤監督だった。だいたいプロ野球の監督やコーチってのはおっさん体型でとろとろと歩いてマウンドへ行くのが普通だったんだが、権藤コーチはやたらスタイルがよくて足が妙に長かったので、この人はいったい何ものなんやろと興味を抱いたのだ。しかも歳も若い。なんでこんなに若くて足が長いのにコーチなんてやってるのだろ。調べてみると、入団した年に35勝、翌年は30勝もしていながら通算で100勝してない。さらに調べてみると、登板過多がたたって3年目に肩を壊してしまったのだそうだ。そういう時代の話である。で、近藤貞夫監督の投手分業論を受け継ぎ、今の、自由奔放に見えながらしっかりと役割分担をして無理をさせないという野球ができあがったのである。でも、いろんなチームで投手陣を立て直しながら、だいたい数年でくびになっていた。起用法などで監督と対立することが多かったからといわれるが、その理由はよくは知らない。でも、横浜の監督になったときは凄くワクワクした(本当は中日の監督就任を期待していたのだが)。今のところ結果が出ている。有名な老体に頼るチームが多い中、モダンな指導者として非常に楽しみである。そういう意味で、Number誌が権藤監督と東尾監督を並べて連載ネタにしているのはいい視点だと思う。多分、野球もサッカーもその他も含めて、日本のスポーツ界は今大いなる過渡期にあるからだ。
 だから、日本サッカー凶会もさっさと全員辞任して、間違っても、2002年は日本人監督でやりたいなんて時代錯誤なこといわないよーに(あのメキシコですら、自国開催のときヨーロッパ人のミルティノビッチが監督だったんやで)。ジーコ監督も悪くはないが、とりあえず1年だけでしょう。日本が勝ち進むにはブラジル的ではダメだと思うもの。週刊現代によればベンゲルもアーセナルとの契約が切れたあとは未定なので日本代表監督のオファーがあったらやってみたいといってるらしい(週刊誌の記事だからあてにはならんが)ので、1年ジーコで基礎を作って、そのあとワールドカップまではベンゲルってのがいいなあ。それがだめならクライフでしょう。ミルティノビッチは……韓国の監督をしてたりして。。。

○ 07/04

 グループリーグは「世界サッカー博覧会」である。で、そこで世界のサッカーを堪能する。決勝トーナメントからが本当のワールドカップである。ここは勝負の世界である。というわけで、グループリーグとは全然違う緊張感がたまらない。
 イングランドもユーゴも敗退したので、次の感情移入ターゲットはオランダ。ファンデルサールののっぽさ加減とかオフェルマルスの速さとかベルカンプの巧さとかデブール兄弟のキミはどっちだとかセードルフとダービッツのキミはどっちだとかそーゆーところがポイント高しなのである。
 そのオランダ、苦しみながらもオルテガの身長がファンデルサールの顎までしかないという身体的能力の差により、ベルカンプが身体がしびれるほど上手いシュートを決めてなんとか逃げ切った。あの緊迫した中で、ベルカンプの人を食ったゴール後のパフォーマンスは笑ったなああ。オランダって遅功がうまいチームというイメージがあったのだが、アルゼンチン相手にそうそう壁パスやスルーパスは決まらないと思うのである。クライファートがはいってオフェルマウスがいなかったせいで、ユーゴ戦のときとはちょっとテイストが違っていたからかも。次はブラジルvsオランダやないか。CBとキーパーに不安があるブラジルにあのオランダが戦いを挑むわけで、けっこー点が入りそうな気がしてわくわくする。このままオランダが初優勝目指して突進してくれんかなあ。それはそれで感動的だろなあ。
 な、なんと、クロアチアドイツに勝ってしまった。先制点を取られて最後に逆転して勝つというのはドイツの黄金シナリオであるが、さすがにレッドカードでひとり減って(あれはレッドだろーなあ)、しかもそのあとの前半ロスタイムにすごいシュートで先制されたというハンデがあったらしんどいらしい。結局、3-0でクロアチアの勝ち。いやあ、いきなりクロアチアの国民の祝日になってもいいんじゃないだろか。凄いっす凄いっす。まいりました>クロアチア。この土壇場できれいなサイドを狙ったミドルシュートを2本も決められるなんて、さすがっす。スーケルも頑張って右足で決めたし(それ以外はことごとく右足で失敗してたが)。んーん。今日は凄い1日だった。かなり興奮。
 くっそー。普通「再放送」といえば、同じものをもう一度そのまま「放送」するものやろがーっ>NHK。それは「再放送」じゃなくて「ダイジェスト」ではないのかーーっ。

○ 07/03

 イタリアvsフランス。どっちに感情移入して観戦するかが難しい。たいていの試合は見ているうちにどちらかに感情移入していくものなのだが、今回はちょっと困った。心情的にフランスを応援していたのだが、バッジオにも頑張ってもらいたいし。90年はマラドーナ&カニージャとガスコイン&リネカーがお気に入りだったし、94年はなんか全然感情移入できへんかったけど、今回はイングランドとユーゴに感情移入していたのだが、どっちも負けてしもたし。うう。ベッカムのあれ、レッドかああ?? キャンベルのヘディングだけど、あれ、シアラーのファールか? なぜPK蹴るのはジュニア時代以来ってやつに蹴らせた?(ピアスがPK外したときもそんなこといってなかったけか)。で、ジョルカエフがフリーを外したりしつつがんばったフランスがとりあえず勝ち。
 ブラジルvsデンマーク。いやあ、デンマークの速攻は楽しい。んーん。惜しかった。トータルで見るとやっぱデンマークが勝てる気はしなかったんだけれども。

○ 06/30

 クロアチア強しっ。いやあ、なんだかんだいって、強豪チームのテイストを漂わせてきたもんね。ユーゴにできなかったことをクロアチアはやった。EURO96のあの魅力的だったクロアチアが戻ってきたって感じ。ルーマニアはなあ、全員金髪は笑えたけど(ハジの金髪といったらっ)、クロアチアの巧さ・強さがいい方に転がったの分(ほんと、あと2,3点取れててもおかしくなかった)、仕事をさせてもらえなかったと。昨日のユーゴみたいなもんだったのかも。あれもオランダ凄かったもんね。
 イングランドvsアルゼンチン。ああああああっ。ベッカムゥゥゥゥゥっ(怒)。ひーん。ハイレベルで壮絶ですごい試合でした。もう見ている方が息できなくて倒れちゃうくらい。こんな凄い試合をベスト16の段階でやっていいのか。くそっ。PKの取り合いではじまった前半からなんかおきそーな予感はしてたが、オーウェンのシュートは凄かった。テレビ見ながら叫んでしまったもの。いやあ、ほんとに凄い。スピードもかわし方もシュートの正確さも凄い。18歳かあ。やっぱ小野も先発で使うべきだったなあ。関係ないけど。このままイングランドがリードしたままで行けばいいなあと思っていたら、アルゼンチンのFKにやられた。あれはしゃあない。あそこであんなトリックプレーするかっ。ありゃまいった。もう前半だけで2試合分は楽しめたもん。で、後半早々、ベッカムがファールに報復して一発退場してまったもんだから、あとは知恵と勇気と感動モード。いかにイングランドがアルゼンチンの猛攻をしのぎ、隙を見つけてオーウェンが点を取るか、PKまで持ち込むかという世界に突入するのであった。アルゼンチン相手に10人になっちまったんだから、他に手はないやね。トーナメントだから玉砕するわけにもいかんし。で、インスとキャンベルの芸術的な守備は人間業を越えてたし、オルテガなんか足がつりそーだし、イングランドみんなへとへとなのに、延長に入ってからアダムスが前線に飛び出そうと走る姿は身体ふるえたし、イングランドはひとりすくなくてへとへとだから一発狙いしかなくて、シーマンなんか自分の歳もかえりみずに必死になって全力でボール蹴ってるし、ああ、キャンベルのヘディングがと思ったらシアラーがファールとられちゃったし、なんやかんやで延長戦もすぎてPK。イングランドがPK戦になって勝ったの見たことないんだよな、不安だあと思っていたら、ああ、やっぱだめでした。外しそうだなあと思ってたら外しました。これでイングランドが勝つなんてできすぎな話はなかったのでした。イングランドってあたし的には優勝候補だったんだけどなあ。こんなとこで負けてしまった、いや、こんなとこでアルゼンチンに当たってしまったのがなあ。結局、グループリーグでルーマニアに負けて一位通過しそこねたのがあかんかったか。
 見終わった頃にはもうぐったり。4試合くらい見た気分。そこにはサッカーのすべてがあったという感じ。ゆつくり休んでください>イングランド。ああ、もっとオーウェンとかベッカムとかインスとかキャンベルとかアンダートンとかシーマンとかアダムスとかサウスゲートとか見たかったなあ。次にあのチームを見られるのはEURO2000か。うう。ユーゴといいイングランドといい、あたしが応援してる国がどんどん消えていく(泣)。すごく悲しい。もうぐったり。。。。

○ 06/29

 ああ、寝坊してドイツvsメキシコの最初の30分を見損ねた。例によってドイツは1点先制されるも、お約束通り同点においついて逆転して勝つ。んーん。ヘルナンデスとブランコのコンビは面白かったのになあ>メキシコ。で、なぜカンポスのユニフォームは昔みたいなダブダブの黄色ではなくなったの? カンポスのマイブームが終わったの?? 気になるなあ。
 ユーゴvsオランダ。オランダの方が強くてチームプレーがしっかりしているのはわかるが、だがしかし、あのユーゴはなに? なぜミヤトビッチにPKを蹴らせる? 今大会、体調不良かどうかしらないけど、絶不調やんけ。まあ、回りの動きが悪すぎてチームになってないというのもあったけど、ドイツ相手にしか燃えないのかしら>ユーゴ。ピクシーを変えるのはいいとして(なんか調子悪そうだったし、全然踏ん張れないみたいだったし)、なぜあそこで変える? もうちょっとひっぱってもいいでしょーに。ああ。ミヤトビッチではなくてピクシーがPK蹴っていればなあ。そうすれば、延長戦にはいって3-2でオランダが勝ったのに(結局オランダが勝っていた気はする)。後半、ピクシーをFWにあげてから全体がすごくよくなったのになあ。あのFKも凄かったしなあ。やっぱピクシーはデルピエロやジョルカエフみたいに2トップのひとりの方がよいと思うっす。もう歳だし。それにしても、ダービッツとセードルフの中盤の運動量の多さに負けたなあ。今回のオランダは強いぞ。ベルカンプのシュートは正確だし、オフェルマウスの足は速いし、セードルフとダービッツはずっと走りまくってるし。ファンデルサールはのっぽだし。引いたDFを崩すのが巧いし、前に出たDFラインを引かせるのも巧いし。クライファートはいらんね。
 ユーゴで一番悪かったのは「監督」だと思う。なぜあんな戦術を選択して、なぜあんな選手交代をするの? とりあえずピクシーを前線においておけば、動きが悪くてもあのFKみたいな一発を持ってるのに。なぜチームとしての動きが足りないの? もう、ドリブルでひとり突破してフリーになってから次の展開に持っていく、ってサッカーはできなくなっているのに。あれじゃせっかくワールドカップの復帰したのに、みんな不完全燃焼でしょう。うう。
 ああ、これでワールドカップの楽しみがまたひとつ減ってしまった。どんどんワールドカップが常連さんのものになっていく……。

○ 06/28

 フランスvsパラグアイ。ああ、緊張したあああっ。やっぱ開催国であれだけ強いフランスがここで負けてはだめでしょー、ってことで、緊張しながら見る。んーん。疲れた。ビデオテープは途中でなくなっちゃうし。。で、Vゴールを決めたのはリベロな人でした。ああ、こういうのが「勝負」なのだ。Vゴールモードでみんなへとへとで動けなくなってるときに、リベロがここまで入り込んでシュートしちゃうんだもの。大事なのはそれだよな、と。あたしは井原がそーゆー攻撃参加をしてくれるのを期待していたのよぉぉぉ。井原のシュートって弾道が低くてきれいだから好きってのもあるし。。
 なんやねんっ>ナイジェリア。ああ。期待していたのだが、老獪で巧いデンマークに1-4とボロ負け。初戦でスペインに逆転勝ちして油断したのだろーか。みるちのびっちも動かなかったし。ナゾの敗戦である。カヌもいまいちだったしなあ。やっぱ、ボール奪取とかプレスの練習はちゃんとやっとかないと、老獪なチームにやられるってことなんだろか。うーむ。
 次期日本代表監督は誰がいいかってんでテレビとか新聞がアンケートをとってるけど、いやあ、みんなベンゲルとジーコしか知らないらしい。ベンゲル・ジーコ・その他大勢なんだもんな。聞くだけ無駄ってもんでした。4年の長期政権なら、クライフを呼んで好き放題やらせるのもいいと思うんだけどなあ。クライフって今フリーでしょ? ベンゲルが今アーセナルの監督を辞めるとは思えないし。ベッケンバウアーという手も面白いかも。あと面白そうな人いるかなあ。さすがにようわからん。

○ 06/27

 要するにメンタリティの問題なのかなあ。
 日本代表が「強い」ときって、どうしても、リラックスしてできているときか、キレてしまってイケイケなときだけなんだよな。それ以外は「上手いけど弱い」という最低のチームなのだ。で、そのポイントは「勝負の精神」が足りないところにあると思う。「勝ち負けの瞬間」を嗅ぎ取る能力や、その瞬間に「勝負をかける」思い切りというか。例えば、アトランタ五輪でブラジルに勝ったときのポイントって、伊東なのだよね。普段MFでブラジル相手の守備に忙殺されていたはずなのに、あそこではなぜかゴール前まで一直線に走っていたやん。多分、ここが勝負だ、ってのを感じて、システムを崩してでも走っていったんだと思うけど。ワールドカップでは結局、キレて開き直ることはなかったし、そこまで追いつめられることもなかったし、システムを崩してまで勝負にいく選手もいなかった。まあ、その辺をラモスは怒っているんだsと思うけど。練習のしすぎでシステムにとらわれたのかもしれないし。ふだんの試合でも「ここが勝負」と感じたときに、そのまま世界が止まるような集中力を取り出せるようになれば、シュートをふかしたりはずしたりすることも減ると思うのだ。
 じゃあどうするかというと、やっぱ、海外遠征をたくさんするしかないんじゃないだろか。2002年はなんといっても予選がないのだから。
 次期監督は誰かなあ。個人的には2年間ベンゲルで、次の2年はヨハン・クライフってのが面白いと思うのだが。世界的な知名度も凄いし、絶対に点を取るチームにしてくれると思う。どうかしら? ファン・ハールってのも面白そうだな。要するに、欧州系で攻撃的な監督にしたいらしい>あたし。地元のワールドカップだから日本人監督で、なんて時代錯誤なことはいいっこなしね>日本人。
 ついでに、日本サッカー協会の幹部も全員クビだな。当然だな。川淵さんはチェアマン専任ってことで。やっぱ、協会委員長は加茂さんがよいんじゃないかと、相変わらず冴えていてわかりやすい解説を聞いていて思うのでした。サッカー協会会長はサッカーの知識はそこそこでいいから、政治力と財力があって外国とちゃんと渡り合えて、広い目で見られる人がよいです。
 イタリアは順当にノルウェーに勝つ。1-0だったけど。
 ブラジルvsチリといえば、すごいのはサンパイオ。いやあ、あのサンパイオがもうワールドカップで3点取ってブラジル内得点王なんだもん。いやはや。いいキャラクターだなあ>サンパイオ。先制点のときなんて泣きそうな顔してたもんな。いやあ、いいキャラクターだ。

○ 06/26

 ベルギーvs韓国の試合は壮絶だった。感動的ですらあった。「悲願の一勝」を求めて力の限り走り回る韓国と、「決勝トーナメント進出」をかけているベルギーと。結局、1-1の引き分けで、「悲願の一勝」も「決勝トーナメント進出」もならず、オランダメキシコの決勝トーナメント進出が決定した。メキシコ、あなどってました。すみません。
 ドイツvsイランはそれはそれで面白かった。お土産をたくさんもって説明しながらペナントを交換するアベドザデは妙におかしかったし、気合いが入っているのか入ってないのかわからない表情も面白いし。でも底力の違いは隠せなかった。ベタベタに守ったが、2点取られたし、カウンターもアメリカ戦のようにはいかなかった。それにしても、クリンスマンの身体をくねらせて強引に決めたヘッドは凄かったっ。あれこそが点取り屋の鏡っ、って感じやったもんね。いやはや。えらいっす。
 ユーゴvsアメリカは、アメリカが全員攻撃全員守備で頑張ったのでユーゴがペースをつかめず、苦労する。なぜドイツ相手だとあんなにいいサッカーをするのにイランやアメリカ相手だとこんなサッカーになっちゃうんだろ。その辺がユーゴの欠点なんだろか。相手のサッカーと噛み合わないと調子がでないのである。ドイツとは噛み合ったのだ。さて、決勝トーナメント第一戦の相手はオランダである。噛み合いそうな気はするが、はてさて。ストイコビッチもなあ、2年前にワールドカップがあったら今の倍は動きがキれてたのに、って気がする。

○ 06/24

 ああ、パラグアイナイジェリアに勝つとは。まさかスペインが予選落ちするとは。パラグアイに勝てなかったのがすべてだなあ>スペイン。おめでとう>チラベルト。
 勝負のあやが試合の順番に出たねぇ。決勝トーナメント進出を2試合目で決めたチームと最終戦で勝てばグループリーグ突破ってチームがあたると、やっぱモチベーションの差が如実に出るもんなんだろか。ノルウェーもそれで決勝トーナメントに出られたし。ブラジル的には意地でもノルウェーには負けるかっ、と思っていたはずなんだが。うーむ。個人的にはモロッコに出て欲しかったのだがな。
 日本も、もしかして、3戦目がアルゼンチンで、アルゼンチンがその時点で決勝トーナメント進出を決めていて流しに来ていて、日本はジャマイカとクロアチア相手に1勝1敗だったとしたら、もしかして、アルゼンチンに勝って決勝トーナメント進出ということになったかもしれない(そーなったらなったでクロアチアに得失点差で負けそうな気もするけどね)。

○ 06/22

 コロンビアvsチュニジア。どよんとして集中できないのでフロに入ったらその間にコロンビアが先制して勝った。
 イングランドvsルーマニア。ルーマニアは老獪で、イングランドは若かった。ガスコインがいたらなあ。オーウェンもベッカムもいいけど、ああいう老獪な相手には老獪なおっさんが必要だったんじゃないかと。まあ、ガスコインって老獪というイメージではないけど。まさか1-2で負けるとは。コロンビアに負けることはないと思うけども。今回のイングランド、守備がちょっと怪しくない??
 中田ホームページを毎日楽しみにしていたのだが、もうそれも中断らしい。日本からろくでもないメールが殺到したからだそーだ。はー。十分考えられることなんだけど、それにしても、残念。テレビカメラに向かってVサインするのもラモスのいうことを真に受けて非難のメールを出すのも根っこは同じ。

○ 06/21

 うーむ。それにしてもなあ。日本は100%の力を出したと思う。でも、100%では勝てないってことだったんじゃないだろか。弱いチームが強いチームに勝つにはやはり「飛び道具」か「運」か「神がかり的な集中力」か、何がプラスアルファが必要になるわけで、特に今回のワールドカップは番狂わせがほとんどない(スペインが思ったより弱かったくらいか)わけで、飛び道具を持たない日本としては100%の力ではどうしても土壇場で勝てない、と。

 スポニチ日刊スポーツを買う。両極端で面白い。スポニチの一面見出しは「惜しいっクロアチアに0-1」「日本100%出し切った」「岡田監督執念総攻撃」「岡野駆け回った」「ナント走った走った!!これが“YAJIN”だ」「流れ変えた呂比須&モリシ」とすごく好意的。日刊スポーツは「連敗!!岡田監督辞意」「日本敗れたり」「決勝トーナメント絶望」「絶対に埋まらない1点差」「これがW杯だ」「点取らないサッカーなんてサッカーじゃない」「ウロウロ…何の為の岡野」「肩落とすスタンドの8割日本人」とすごくシビア。ここまで評価が分かれるのは日本としては珍しいことで、よいことだなあとは思う。

 ユーゴvsドイツ。ひー。いきなりユーゴ2-0とリードするし、ストイコビッチもこぼれだまとはいえ1点決めるし、この前よりみんな動きいいし、ストイコビッチも前の試合みたいに何でもかんでもボールを経由するんじゃなくて、ポイントポイントだけに顔を出してけっこう仕事してたし、「よしっ」と思ったら、ドイツの若い飛び道具やろうにやられましたああ。あのフリーキックは凄かった。あれでドイツ調子だしてイケイケであっという間に2-2で、そのままタイムアップ。うーん。勝てたのにねぇ>ユーゴ。でもまあこれでこのグループはユーゴとドイツが決勝トーナメント進出といっていいやろね。
 アルゼンチンvsジャマイカ。ジャマイカが勝てば、って勝てるわけないやんけぇ。ジャマイカが勝てる相手なら日本が勝ってますってば。というわけで、ジャマイカ退場者も出たけど、5-0。
 イランvsアメリカ。アメリカの猛攻に耐えたイランが一発の完璧なヘディングで1点先取。さらにアメリカ猛攻猛攻でほとんどオフサイドルールが適用されない位置までアメリカDFが上がってきてそこへポンとダエイから抜けたパスをマハダビキアがダダーーーッと高速ドリブルで突っ走って2点目。さらにアメリカ猛攻するがまたイランがカウンターでだだーっと抜けるも、熱があるのかなんか病気なのかまともな体調ではないダエイがポロポロとはずしようがないシュートを外して、ダエイどーしたなぜキミはそこにいるっ状態のまま、アメリカ猛攻で、ドタバタとセットプレーからヘディングがゴールに転がり込み1-2で、さらにアメリカ猛攻するも、なんとかイランが逃げ切って勝利。勝つ瞬間なんかイランの控え選手がもうグラウンドに飛び込もうと待ちかまえていて、優勝したかのよーな騒ぎ。よかったなあ>イラン。あたしもうれしいよぉ。で、ダエイはどんな病気なのだ? 

 それにしてもアメリカにサッカーは似合わぬ。何故だろうと思うのだが、やはり戦いぶりにそのお国の「テイスト」というものが欠けているからだ。ワールドカップの最大の楽しみは、世界サッカー博覧会としての一面であり、各国がそれぞれテイストを持った戦いぶりを見せてくれるから我々は日本以外のチームの戦いも楽しめるのだ。アジア最終予選を見た人なら、イランのサッカーと日本のサッカーと韓国のサッカーは異なったテイストを持つことが理解できているはず。そういう点で、アメリカのサッカーにはまだアメリカのテイストがない。われわれがアメリカに対するイメージとアメリカの行うサッカーのイメージが重なったとき、多分、アメリカにサッカーが定着したといえるのだ。

 今日の審判はおとといとはうってかわって、流す流す流す流す流す……。大会中に何度もレフェリングの基準が変わっていいのかあああっ。がるるーっ。

○ 06/20

 勝ちを意識しすぎて攻め手が単調になって結局相手を崩せないときの(いつもの)日本代表がそこにいた。
 日本vsクロアチア。…………。負けたあああああっ(号泣)。
 うーん。ボバンもボクシッチもいないクロアチアだったのに。ジミー大西だっていたのに、あ、アサノビッチか。
 普段の力を普段のように出していたけど、普段通りでは勝てないのがワールドカップなのであった、って感じなのかしら。中盤は支配して押してはいたんだけど最後のラインを崩せなくて点が取れないという優位に進めながら勝てない日本代表そのものだったという感じがあって、すっげー悲しい。NHKでラモスが怒ってた。スーケルは、一度だけ自分の型にハマったとき、点を取った。日本は、あとひとつの動きが足りなかったように思う。100%ではやってたかもしれないけど、今の日本だとそれじゃ点は取れないわけで、例えば、あのジョホールバルとかソウルでの試合ではそれができていたけど(でもイランに2点取られた)、今日は普段の日本代表だったからだめやったと。「あれ、なぜキミがここにいるのだっ」というような動きというか。一瞬の工夫というか。相変わらず岡野が出たのに右サイドをちょっとしか使わなかったし。中田がPA内にボールを持ち込んだとき、なぜかFW3人のポジションが重なってパスだしどころがなくて失敗したし。オフサイドライン付近での前後の揺さぶりが見られなかったし(強豪国を見てるとこれが凄い。FWが下がったと思ったら2列目が飛び込むしで、マークを外したりスペースを作ったりしてるわけ)。
 クリエイティブというか、何とかしようという意味では、アルゼンチン戦の方がよかったんじゃないか。攻め手が少ない分、工夫が見られたというか。ストッパーの中西がふたり抜いてセンタリングとか、名良橋が内側に入り、外からさらに中西が飛び出てくるとか。要するに「普段通りのサッカーをしたら勝てなかった」っていっちゃっていいんじゃないだろか。少なくとも、よいときの日本代表ではなかった。「普段」のパスミスもするしサイド攻撃もするけど、攻撃が単調で、何かが足りない日本代表だった。ガムを噛もうが笑顔をみせようがどーでもいいけど。形相を変えないと普段以上の力を出せないんだとしたら、笑顔はいかんのかもしれないがね。
 少なくとも、アルゼンチン戦の方が「惜しかった」と思う。
 ああ。城批判やサッカー協会批判がぞろぞろ出てくるな。
 まあ、日本代表の試合っぷりや勝ち負けより、自分がテレビに映るかどうかの方が重要な「さぽーたー」とやらもいっぱいいたみたいだしな。
 メキシコvsベルギー。前半はショックで見てなかったんだけど、いつのまにか、メキシコが0-2で負けていた上にレッドカードでひとり減っていた。それが、である。まずベルギーDFがPA内でファールをおかしてレッドカードで退場になり、PKを決めて1点差。凄いのは2点目である。左サイドからものすごく速いクロスがGKとDFの間を低く抜けたかと思うと、右から詰めていた「ボールを足で挟んでピョンと飛ぶ技」が得意なおにいさんが風のごとくとびこんできて、なんと、届くか届かないかギリギリで左足アウトサイドで決めたんである。当然左からくるボールに対して左足アウトサイドで飛び込んだのだから、身体は仰向けで、蹴ったあと尾てい骨から着地するってゆー凄いシュートだった。右足では届かないとゆーとっさの判断だったんだと思う。多分日本に欠けていたのはこれだったんじゃないだろか。結局2-2。
 オランダvs韓国。んーん。いきなり前半で0-2。チェ・ヨンスも出てきたのだが、ホン・ミョンボもいたのだが。終わってみたら0-5。圧巻は3点目のベルカンプと5点目かなあ。ベルカンプはDFをかわす動きが凄かった。それ以外は怪我のせいかいまいちだったけど。5点目は、DFのラインはこうやって崩すのだっていう見本じゃないかと思う。ひとりがFWにパスし、そこで手詰まると戻って、今度は2列目の選手が前に出てパスを貰って、と、前後の動きと短いパスをやりとりしながらDFラインを崩し、さっと入り込んでシュートするっていう、日本代表に見せて上げたい遅攻の見本。それにしても0-5やで。しまいにはオランダも主力選手ひっこめちゃったんやで。ああ。

○ 06/19

 ナイジェリアvsブルガリア。うーん、ナイジェリアのサッカーってワクワクしておもしろいっ。でも最初の1点はけっこー華麗にカッコよくとったものの、そのあとはことごとくキーパーやDFにはじかれ、後半はブルガリアが攻めにでてあやうくなるもなんとかバーなどに助けられて逃げ切る。いやあ、レッドカードもなかったし(イエローはたくさんでていたけど)、カヌも顔見せしたし、よしとしよー。何しろ、どんな動きでもしなやかなんだよなー。無理を感じさせないとゆーか「柳」的とゆーか。
 スペインvsパラグアイ。チラベルト凄かったけど、でも、スペイン、どーしたの? なんとゆーか、あかんちゃうやろか。強豪組最初の脱落とゆーか。攻めてはいたけど点を取れる気がしなかったもの。ひとりひとりは上手いんだけど、チームとしてどっかに問題ありゃせんだろか。特にMF。
 ああ、クロアチアに勝てるかなあ。どー考えても無理な気がするが、でも勝ってくださいませ。

○ 06/18

 デンマークvs南アフリカ。うーん。デンマークが勝てると思ったんだけどなあ。つらいよ。次の相手はフランスでしょ。
 フランスvsサウジアラビア。フランスが順当勝ちといっていいのだが。。。
 なぜ急にレフェリングが厳しくなるのだ? 協会からもっと厳しくとるよーにとあったみたいだが、それにしても、ジダンのは即レッドかなあ。途中から急に厳しくなるのはやっぱ問題じゃないかしら。ジダン、次は無理としても、決勝トーナメントの一試合目はどーなるんだろ。だって、どう転んでもスペインかナイジェリアでしょ、あたるの。それがジダン抜きではねぇ。困ったもんだ。日本vsクロアチアもこの分だとレッドでるよなー。

○ 06/17

 チリまたもや終了間際に同点にされて勝ちを逃す。オーストリアまたもや終了間際においついて引き分けに持ち込む。ああ。
 イタリアがこんな大会序盤からつおいとは。カメルーンがこんなにひどかったとは。見てると悲しくなるくらい、エムボマがボランチやらなきゃならん理由がよくわかる。エムボマがひとりでサイドをチェンジしたり長いクロスをほおりこんだりと変化をつけてるんだもん。なんかエムボマがボランチ兼ゲームメーカーなのね。それでもゴールを脅かせるところがフィジカルが強いチームのうまみやろな。イタリアも途中中盤がスカっとなったがデルピエロ登場でまたうまくまわるようになって2点追加。このグループはイタリアとチリかなあ。でもチリってどうも甘いしなあ。
 

○ 06/16

 ノルウェーvsスコットランド。半分寝てた。
 ブラジルvsモロッコ。うーん、さすがに自分たちのサッカーさせてもらえないモロッコだった。3-0になってかなりダレたけど、でもロナウドは凄いわやっぱ。おかげで眠気がとれました。フリーだと絶対外さないもん。レオナルドは惜しかったねぇ、1点くらいとって欲しかったす。いやあだんだん調子上げてきたブラジルはさっさとグループリーグ突破。多分、次のノルウェーにも勝ちにくるだろうから、そうなると、残りの3チームが全部1敗で並ぶわけで、もしスコットランドとモロッコが引き分けたら、得失点差勝負になるわけで、そうなると、初戦でブラジルにあたったおかげで「-1」で済んだスコットランドが初の決勝トーナメント進出って可能性もあるなあと。個人的にはスコットランドかモロッコに進出して貰いたいのだが。

○ 06/15

 フランス時間で生活しているので、毎日時差ボケである←なんやそれ。
 イギリスvsチュニジア。うーん。格が違うなあ。ベッカムは報道の通り、ゴルフ大会をさぼってスパイスガールな婚約者とデートしてたせいで先発からハズされていた(ほんまかいな)。ガスコインがいないので寂しかったけど、その分パス回しも速くて、世界的な潮流なのだなあと思うのである。
 コロンビアvsルーマニア。コロンビアってやっぱあましよくない。ルーマニアもそんなでもなかったと思うけど。
 ドイツvsアメリカ。いやあクリンスマンはやっぱうまいわ。ビアホフは力が入りすぎていたのかしら。ドイツは強いねぇ。順当に強い。メラーもいい感じで中盤をドリブルであがってたし。レフェリング的には、これ、一発レッドやないの? とゆーのもあったけど。うーむ。スライディングタックルの多いのが気になったす。
 見てると、格上vs格下の戦いか、同レベル同士の戦いかがけっこーはっきりとわかって面白い。格下が勝つのは難しいけど、引き分けることはできそう。でもあまりレベルが違うとそれすら難しいってことか。例えば、その国のレベルをABCで分けてみると(あくまでも試合を見たあたしの感想だけど)、アルゼンチンvs日本、イングランドvsチュニジア、メキシコvs10人になった韓国、フランスvs南アフリカ、クロアチアvsジャマイカはAvsCという感じ。これだけ差があると勝つのは奇跡、引き分ければ恩の字。ドイツvsアメリカやオランダvsベルギーだとAvsBというレベル差。ユーゴvsイランは難しいな。AvsBかBvsCか。同じレベル同士でも、ハイレベルでの争いか低レベルでの争いかで、後者だと試合がつまんなくて寝てしまう。前者だと、負けた方のダメージが深そうである。例えば、ナイジェリアに負けたスペインだ。どっちもレベルAだった。

○ 06/14

 ビクターのワールドカップ用ビデオテープをさらに買い込む。けっこー気に入ったらしい。
 日本vsアルゼンチンあああっやっぱアルゼンチンは強いっ。上手い上に身体も丈夫だし。困ったもんだ。やっぱ日本は高速ドリブルされると弱いし。相変わらず得点できないし。うーんと、中田も力が入っていたのか、プレースキックの精度が悪かったし、真ん中から後ろの人たちは守備で疲れるせいかどうしてもラストパスの精度にかけるし、シュートは全部枠の外だし。でも1点取って欲しかったなあ。川口は相変わらず凄かったしなあ。中西もどんどんよくなってる。もー小村いらない。名良橋-中西の右サイドコンビの攻め上がりも感動的だったし(あそこであれだけイケる中西はすごい)。うーむ。平野はもっとFWの真横くらいで「飛び道具」に徹底させるべきじゃないかしら。交代が遅かった気もするし(例えば、ユーゴの監督なんか、後半25分には3人とも変えたもの。そのおかげで流れを呼び戻して点を取ったし)。どっかのアナウンサーが1-0も2-0も一緒だからもっと早く交代を、といったのには笑ったけど。あほか。1-0と2-0ではずいぶん違うんだってば。クロアチア戦では負けたらもう決勝トーナメントへ行ける可能性がなくなるから、そのときはイランに勝った時みたいに、早めにどかっと交代して4バックにして点を取りにいくってゆー可能性はありそーだけど。
 それにしても、点を取ってくれよぉぉ。やっぱアルゼンチンは凄い。スペースもないし1対1も強いし。でもシュートの精度はいつもより悪かった気がする。守備で疲労がたまったのか、相手のチェックが強くていい形で打てなかったのか、力がはいっちゃったのかしらんけど。でも、少しでもはやく1点目を取らないと。もっと角度がないところからシュート打ってもいいんじゃないかなあ。普通のセンタリングじゃなかなか崩せないもん。
 それにしても悔しっ。強い国はなんだかんだいって、1点をもぎとっていくんだもんなあ。すごいもんだ。
 ユーゴvsイラン。うーん、イランがあんなに守備を頑張ってベタベタにやるとは。でもまあ、あそこも飛び道具が3人いるから(ダエイとアジジとバゲリ)いいんだよな。ストイコビッチが途中で下がってしまった。残念。やりにくそうだったしね。今は天才的な上手い選手より、パワーかスピードの人が必要なのかなあ。サッカー全体が組織的になってきて相手を研究して良さを消したりくずされにくくなってるから、それを突破するには「+飛び道具」しかないのかなあと。ユーゴの得点も飛び道具だし。そういう意味では日本は弱いよな。
 クロアチアvsジャマイカ。クロアチアはやっぱ気持ちいいサッカーするなあ。あの1点目のコーナーキックも凄かったし。あんなショートコーナーははじめてみた。でも、ジャマイカに点を取られるなよぉぉっ(泣)。ところで、スーケルがシュケルになったのってなぜ? 1996年にはスーケルだったよ。さておき、プロシネツキのシュートは上手かった。まさかと思ったもん。いやあ、クロアチアのサッカーって好きだわあ。ユーゴよりよかったんじゃないだろか。さて日本はどーやって勝とう。。。
 加茂さんの解説も好き。日本戦はやらないのかなあ。

○ 06/13

 スペインvsナイジェリア。ひー。アモカチもカヌーもいないのになぜあんなに強いっ。ラウルのボレーシュートは凄かったけどなあ。ナイジェリアって反則や。まいった。
 韓国vsメキシコ。ハ・ソクジュはフリーキックを決め手先制点をとってうれしくて記念にスライディングしたらレッドカード貰いました。というかなんとゆーか、さすがにじわじわと疲れがたまって(あそこまでへとへとになった韓国ははじめて)、チェ・ヨンスもいないし。でもメキシコ相手にあんなに守備的にやらなあかんのかあ。勝って欲しかったなあ。残念だなあ。
 オランダvsベルギー。さすがに眠い。ベルギー的には勝ちと一緒やろーけど、韓国的にはつらい結果でした。でもクライファートはやっぱ問題だなあ。うーむ。
 で、バックチャージは即レッドっていう新ルールはどうなったの?????→ハ・ソクジュに適用されました。

○ 06/12

 サウジvsデンマークパラグアイvsブルガリアフランスvs南アフリカ。全部見る。疲れた。
 弱小国は必死に守りを固めてきて負けないよう頑張るし、強国はグループリーグ突破を狙って勝ち点を稼ぎにくるし、ってわけでけっこう白熱しておもろい試合が多い。でもやっぱ、個人個人は巧いけどチームとしては強くないとことか、個人個人はそーでもないけどチームとしてはうまいとことか、いろいろ性格があって面白い。強い国はなんだかんだいって、1点をもぎとっていくんだもんなあ。すごいもんだ。
 で、バックチャージは即レッドっていう新ルールはどうなったの?????

○ 06/11

 旅行代理店の見込みが甘かったんやろなあ。ちょっと考えてみたら、収容人員37,000人のスタジアムのほとんどを日本人でしめようなんてむちゃに決まってるとゆーのに。しかしひでぇな。見舞金5万円ってなんやねんっ。
 イタリアvsチリ。バッジオが先発やないかっ。すげぇー。こっちでカズが、あっちでガッザがハズされたのに、石にかじりついてすべりこんだバッジオがこうして開幕スタメンだからなあ。よかったねぇ。それにしてもサ・サコンビは面白いっ。いやあ、珍しくイタリア初戦で勝利かと思ったが、結局引き分け。よく引き分けたなあという気もする。やっぱバッジオはすげぇ。PK取ったアレ、ぜったい手を狙ったで。
 カメルーンvsオーストリア。うとうとしながら見る。眠いんだもん。なんでエムボマがそんなとこにいるの? うーむ。ナゾである。
 で、バックチャージは即レッドっていう新ルールはどうなったの?????

○ 06/10

 ワールドカップ開幕。いやあ、ネタもないのに延々と番組をひっぱるなあ>各局
 アルゼンチン戦の約12,000枚のチケットが実は確保できてなかったのが発覚したとか。ひでー。だって、競技場って収容人数が4万人以下でしょ。ってことは、仮に日本の旅行代理店たちが怪しいエージェントを含めて全部で2万枚確保していた(つもりだった)として(約15,000枚らしい-06/11)、12,000毎足りないってことは半分以下じゃん。それにしても、あほやなあ>旅行代理店。詳しい話を聞きたいね。つまり、旅行代理店はいったいどんなルートでチケットを確保しようとしていたのかってこと。普通の日本への割り当てがそんなにあるわけないもの。そもそもチケットって申込者の名前が刻印されるはずだしさ。その辺はどーいう手配になってたんだろ。あたしの知り合いにもアルゼンチン戦を観に行くって人がすごく多いんだけど(なんでこんなに多いんだろ。チケットあるんだろかと思ったもん)、みんな無事にいけたんだろーか。出発直前になって、現地へ行ってもチケットは確保できないかもしれません、キャンセルしますか? なんていわれても困るだろーに。
 ブラジルvsスコットランド。なんとなく、アルゼンチンvs日本戦もこんな展開になるんじゃないかと重いながら見ていたわけだが、初戦だからかなあ、ブラジル、よくなかったす。どんどん動かなくなるし。
 ノルウエーvsモロッコの方がおもろい。ノルウエーはひたすらフロなんだけど、フロってけっこー足技を使うし。つめが甘くて点が取れないんだけど、190cm以上がたくさんいるからセットプレーに強くて、相手もそれを警戒するあまりに慌ててオウンゴールしちゃうとか。モロッコは逆にみんなすばしっこくて運動量が多い。特に7番の動きが忍者みたいでおもろい。レベルはともかく、チームの性格がはっきりしてる分、見ていて楽しいのだな。どっちが予選突破するだろー(スコットランドって気はあまりしないもんなあ)。
 しかし、サッカーっておもろいわあ。