とりあえずパリ



共和国広場(レピュブリック広場だかレパブリック広場だか、誰かカタカナ化のルールをちゃんとしてくれっ)。
時は19世紀終わり。1854年、革命に燃え上がる人々を鎮圧するために作った広場である。いうまでもないけど、フランス革命はもっと前。この時代はナポレオン3世による第2帝政の頃やね。中央には1883年に建てられた共和国記念碑が見える。まあとりあえず記念碑である。広場を貫く通りはテンプル通り。
かつてこのあたりにテンプル騎士団の本拠地があったのだ。なんとも秘密結社っぽいけど、どっちかっていうと陰謀によって秘密結社扱いされておいしいとこだけ時の権力者だったか教会だったかにもってかれて追われた団体だったと記憶している。ああ。まあ世の中っていつもそんなもんやねぇ。

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出典:LES BELLES CHOSE DE FRANCE/EDITION PATRAS 1920年代と思われるが詳細不明。