渾沌の屋形船に戻る


○ 05/31

昼間は日本カメラにSONY取材記事。NEXはやはりコンセプトを貫いた筋の通ったカメラであった、という話。もうちょっとUIが練れてればなあ。

夜は某社の某仕事……にとりかかるも眠くて寝ちゃうなり。

iPadは初代Macintoshの正当後継機である。Macはジョブズがいなくなり、どんどんパソコンに向かって進化していき、別のものになってしまった。でも初代Macでやりたかったのは、パソコンじゃなかったんじゃないか。シンプルで誰でもすぐに使える新しいメディアだったんじゃないか。わたしがMacを最初に触って思ったのは「これはメタメディアじゃあるまいか」ってことだもん。どんなメディアにもなれるメディア。あの頃は「メタ〜」ってのがマイブームだったのだ。まあそれはいいとして、iPadは正に初代Mac。画面にアイコンが並び、それを選ぶと画面が「そのアプリに切り替わる」感じはまさに初代Mac。それが板サイズになり、マウスもフロッピーディスクも不要になったのである。

ジョブズがアップルに復帰して、初代Macを今の技術で作り直したのだ。そんな感じがする。はじめてMac(初代じゃなくて、Macintosh Plusだったけど)に触ったときと同じ感動があるのだ。

ああ、東京古道散歩のiPad版が欲しいなあ。GPS対応で地図を拡大して仔細をチェックできて、地図上のポイントをタップするとそこの写真とキャプションがポップアップするようなヤツ。

○ 05/30

続いて某社の某仕事、ブツ撮りしてレタッチして原稿書いてメールしたら月曜の朝だった。ああ。

といいつつ日本代表戦はしっかり視る。というか久々にしっかり視た。テストマッチってことを考えたら、つまり本番までの道筋が見えてきたって意味では、面白い試合でありました。日本が3点取ったし。阿部のアンカーシステムはよかった。ああ、このために阿部はずーっと代表に選ばれてたのねって感じ。生き生きとしてたし。長友は「足が速くてヤバいヤツがいるサイド担当」ってことね。先日はパクチソン、今日はウォルコット。本番では、エトー側、ロッベン側担当ってことか。本田はまああんなもんでしょう。

試合自体は久々に面白かった。互いに怪我人が出なかったのもよかった。イングランドは本番までに調子を上げていけばよし、という国だから、それを考えると順当な負け。もし引き分けたり勝ってたら、2006年の再現だ。今年のあのていたらくから「順当なレベル(いつもの日本代表)」に復活したのが収穫で……といってる時点で哀しい話なのだが。

気になったのは選手交代。遠藤は明らかに後半になって疲れてたし、ちょっと前までコンディションも悪かったんだから早めに中村憲剛に交代すべきで、無理してひっぱってこれ以上疲れを溜めてどうする、と。両サイドバックも最後に変えて経験させた方がよかったろうに。全部で6人交代できたんだから。それ以外は納得。

やっぱ前へ走れるサイドアタッカーが必要だよな。中村俊輔の代わりに香川か石川だな。確か、23人登録の締切は6/1だ。

○ 05/29

昨日一仕事終えたアップルのBTキーボードをMacProにつないでみる……いったん、iPadで登録解除してからMacで登録しなおさないといけないのね。当たり前か。このキーボード、すげー薄くて軽い。すごい。次回iPadを持って仕事に行くとき、またつなぎなおそう。

で、iPad用電子書籍やら新聞やら雑誌やら出てきたけど、その多くは「ヤッパ」なので。うーむ。ここのエンジン、もうちょっと進化してくれないかなあ。今はとりあえず表示して拡大してめくれるだけだもん。このままではiPadがもったいなさすぎる。マガストアもそう。1雑誌1アプリの体制もそろそろ。例えば米NewsWeekは専用のビューワーアプリを無料で配り、その中で1号ずつ課金するシステムになってる。これだとアプリは1雑誌につきひとつで済む。

もひとつ、コンテンツをちゃんとダウンロードしないで毎回ネットに拾いにいかれると、屋外で読みたいとき困る。Wi-Fiスポットにいつもいるわけじゃないし。まあ、まだ日本で発売されて2日だし、これから進化していくと期待して。

で、某社の某仕事をひとつ片付けてメールして寝る。ああ、このペースだと間に合わないぞ、といいつつジロはしっかり視る。

○ 05/28

昼頃起きる。TLはiPadネタで埋まってる。アップルストア銀座や表参道ソフトバンクには長い行列ができたが、量販店系ではさほどでもなく、穴場へ行けば余裕で予約なしでゲットできたもよう。こんな感じで店頭なら買える状態が続くのか、初期在庫が払底したあとは買いづらい状態が続くのか(米国は後者となった)。わたしはたぶんどっかの時点で64GBのを買うと思う。NTTドコモのモバイルWi-Fiルーターの登場を待って、となるかもしれない。

日本カメラにiPad Camera Connection Kit(この名前やっぱなんとかしてほしい。カメラ接続キットでいいやん)の紹介記事を仕上げてメール。夜は同じく日本カメラ誌の仕事で品川までNEXの取材。もし買うならブラックのNEX-5かな。買うか、と聞かれると困るけど。欲しいか、と聞かれると欲しい。

いつも取材時はMacBookを持って行くのだが、今回はiPadでの取材に挑戦。素早くタイプするにはやっぱキーボードが必要ってことで、BTキーボード(Apple Wireless Keyboard)も一緒に。アップルのBTキーボードは軽くて薄いので携帯によい。キーボードドックよりよいかもしれない。on/offがちょいとめんどくさいけど。

予測変換のおかげで意図しない文章になりもするが、まあ、おおむね使えそう。録音しながらメモを取れるアプリとしてEvernoteを使ったが、これ、録音は20分までだったのだ。がーん。帰宅してから「Audionote」がいいと教えてもらう。ダウンロードする。今度はこれで取材してみよう。

ちなみにiPadに保護フィルムは貼らない派。なんか貼るのイヤ。ケースもつけてない。裸族。持ち歩くときは、カメラ用の巾着袋にいれてる。

○ 05/27

ascii.jpに猫連載を書いてメール。さらに、日本カメラにiPad+カメラ接続キットの記事。あとは図版を埋め込むだけってとこまでやって仮眠。ああ、みんな並んでるなあiPad。なんか羨ましい。いやすでに持ってるんだけど。iPadカメラコネクションキット(これ、名前が長すぎ)をいじってると、64GB版が欲しくなる。でも来月発表されるであろう新型iPhoneも買うので自粛。

新聞やテレビではなんやかやと、iPadに対抗するとかそんな話も賑わってますが、その一方、各メディアはすでにiPadに何気なく対応しており、毎日新聞は「PhotoJ.」、産経新聞は「産経新聞 HD」を配信開始。産経の方は月1,500円で有料化するとか。成功するといいなあ、有料化。ある程度ビジネスモデルとして有料配信が成功するのはよいこと。1,500円ならね。ついでに毎朝プッシュ配信してくれて、1週間分の新聞はiPad内にアーカイブしといてもらえると忙しくて読めなかったときとか、ちょっと前にさかのぼりたいときにいい。さらに、気に入った記事をスクラップして保存しておく機能があるとなおよい。将来は宅配をやめて電子新聞一本化で黒字になる……ような新聞社が一社でも出てくると面白くなるんだがなあ。

iPadだけでは無理だろうけど、iPadがあり、モノクロの電子書籍専門リーダーがあり(SONY ReaderでもKindleでも)、そんな感じで数年後には数100万台が普及すれば不可能じゃない気がする。今のiPadはアクティベーションやバックアップやファームウエアアップデートにパソコンが別途必要だけれども、何らかの手段でパソコンが不要になれば、家庭向けノートPC市場をかなり食えるんじゃなかろうか。

昨日注文したBTキーボードが届いた。明日の取材はiPad+BTキーボードでこなしてみようかと画策中。

○ 05/26

延々と写真の整理をし、最近撮った写真をiPhotoに登録し、でもって、ITMediaの連載を深夜までかけて書いてメール。

ここんとこ、撮った写真はまずAperture3で読み込み、同時に元写真を別ボリュームにバックアップ。そのバックアップをあとでiPhotoに登録するというややこしい作業をしてるのだ。何しろiPhotoには22万枚以上の写真が登録されてるので、全部の中から使うものをピックアップするのに使ってるのである。

さらに、元写真データをときどき別のドライブにバックアップしてる。一応三重バックアップ体制。

日本のAppStoreにもiWorkが登場した。セット売りはしてないので、さっそくPagesとNumbersを購入。Keynoteはいらないかな。プレゼンする機会はなさげだし。でもちょちょっと図形を使った文書を作るのに便利そうではあるなあ。

他にも日本での発売に合わせた動きがではじめてる。目的を持ったヤツはチャクチャクと準備をしてるのだ。

さてまもなく日本でもiPadが発売される。1ヶ月遅れたのはラッキーだったかもしれない。その間に、日本語のiPadアプリが続々登場したからだ。しかもノウハウもかなりたまってきてるので、今から買う人は、すぐに必要なアプリを上手に揃えられる。

とりあえず今のところ実用性の高いものを10個あげるとしたらこんな感じ。

    1. i文庫HD……いわずもがな。青空文庫の大量の著作権切れ作品を読める。
    2. GoodReader……PDF、DOC、JPGその他多くのフォーマットに対応。必須。
    3. Weather HD……無駄にハイクオリティな天気予報アプリ。実用性はともかく一見の価値あり。
    4. Pages……ワープロはひとつあると何かと便利。DOC書き出しもできるし。
    5. TwitePadかTwitRocker……Twitterクライアントはいまだ決定打なし。Echofon for iPadが待たれるところ
    6. マガストア……とりあえず雑誌を買って読めます。各雑誌がもうちょっと安いといいんだがなあ。
    7. Evernote……いまさらいわずもがな
    8. PhotoGene……iPhone版より優秀になったフォトレタッチアプリ。ひとつあると便利。
    9. Google……グーグルアプリのiPad版
    10. Articles fot iPad…… Wikipedia系。

○ 05/25

2日続けて朝まで仕事してたのでさすがに身体がだるい。もう歳だからなあ。そんな日はのんびり過ごすに限る。

ほんとは今日やらねばならぬ仕事があったのだが、機材トラブルで伸びたのだ。

・今日のiPad

おもったより早く日本のAppStoreがオープンした。えっと、今まではiPadからAppStoreを開けなかったのね。日本のストアはオープンまでだってことで。今日からはiPadから直接iPad用アプリを買える。すばらしい。

○ 05/24

昼まで寝て……途中、電話で2度ほど起こされるが気にしないことにして、起きて、用事を済ませて外を見たら霧雨で、これなら自転車で走れるかと明大前まで走り、WIRED CAFEで編集者と打ち合わせ。新書を書かないかどんな内容がいいだろう、そんな話。東京の歴史もの。それでいいのか。いや面白くなってきた。

帰宅してあれこれやってたら日本vs韓国戦。ここ2年で韓国は強くなり、日本は弱くなった。ここ数年の韓国戦は実力は拮抗していて、勝ったり負けたりだったが、今日の試合は日本の完敗。遠藤のコンディションは戻っておらず、中村俊輔も完全に消えてて、監督は謎の選手交代をして。日本代表のコンディションは春先よりずっとよくなってる……と思ってたのに、そうでもないらしい。明らかに、2〜3年前より日本代表は弱くなったと思う。これがメンタル的な問題であれば、今からでも監督を変えてカンフル剤にするという手もあろう。リスクはあるか、というと、たぶん、どう転んでも今より弱くなりはせず、うまくすれば強くなるんじゃないか。

まあ、遠藤の代わりに稲本を入れて、闘莉王を入れて、左右のサイドハーフを松井と大久保にすれば、今日のようなていたらくにはならないだろうけど。

てなことを思いつつ、朝までかけてNEXレビューの後編を書いてメール。

○ 05/23

雨なので終日自宅作業。ITMediaにNEXのレビュー前編。

もう1件、今日中にやんなきゃいけない5ページがあるんだが、レイアウトが上がってこない。上がってこないと文字量がわからん。と思ったら、メールがきてた。遅いよー、まにあわねーよー。

だがしかし、メールのヘッダをよく見ると、送信日時が21日になってる。えーっ。じゃあこのメール36時間もどこで何してたんっ。うが。インターネット黎明期ならいざしらず。なぞである。

ぶつぶついってもしょうがないので、朝までかかって原稿を書いてメール。眠い。

○ 05/22

多摩川の川原でアウトドア大会に参加。なんか30人くらい集まってた。すごい。アウトドア系の友達がテントやら燃料やら何やら持ち寄り、参加者が食材持ち寄って、唐揚げやらバーベキューやら何やらアウトドア料理大会が繰り広げられたのである。

要するに川原で飲んで食ってだらだらするいい年した大人達の会。

HX5Vのスイングパノラマで全員集合写真。わはははは。人数が多いときのスイングパノラマおもしれー。

個人情報保護のため、顔が判別できないサイズに縮小してるけど、こんな感じになります。

panorama

○ 05/21

Amazonにも楽天ブックスにも東京古道散歩が補充されたもよう。よかったよかった。というか恐縮です。

うーむ。ページデザインがなかなかあがってこないので原稿に取りかかれない。大丈夫か。今日書く予定だったのに。しょうがないので、ITMediaのNEXのレビューを途中まで書く。細かくつっこむと無駄に長くなるし、読んでる方も飽きるだろうし、短くすると伝えるべき内容を盛り込めたか不安になるし、多少は冗長じゃないと読んでて疲れるだろうし。いつもあれこれ考えちゃってます。

紙媒体だと最初から割けるページ数と読者層が決まってるから、それに合わせて取捨選択していけばいいんだけどね。

夕方から人形町の日本カメラで打ち合わせ。また何ページか書かせてもらえます。ありがたや。

それにしても夏でしたな。

○ 05/20

ascii.jpに猫連載を書いてメール。

雨があがったっぽいのでNEXの作例撮りと買い物。帰宅してNEX発送。ブツ撮りを整理して原稿を書き始める。

東京古道散歩の重版が決まったそうです。みなさまありがとうございます。江戸東京系歴史散歩本は山ほど出てるけど、古道に沿って散歩するってアプローチは見たことないので、ある意味新ジャンル。だからいろんな人に興味を持ってもらえるはず、と期待してるのです。

・今日のiPad

思ったより早くAppStoreが使えるようになった。素晴らしい。

iPadはiPhoneと同様、AppStoreアプリからアプリを購入できるのだが、日本のiPad用AppStoreは開店しておらず、米国のAppStoreを使うしかなかったのだ。米国のアカウントを持ってればいいんだけど、それをやっちゃうと、日本のAppStoreがオープンしたとき、めんどくさい。米AppStoreで買ったアプリのアップデートは米AppStoreのアカウントじゃないとダメだから。

でも、パソコンからアクセスするiTunesStoreからは問題なくiPadのアプリを買えるので、そっちで買ってからiPadに転送してたのである。ちょいとめんどくさい。

iPadの日本での発売は5月28日だから、それまではこの方法を使うしかないとあきらめていたのだ。

それが1週間ほどはやく、今日からOkになった。これはうれしい。実のところiPadのAppStoreはけっこう使いやすいのだ。すでに日本からもiPad用アプリがいくつも出てるしね。ウィズダム英和辞典とかi文庫HDとかマガストアとか。

iPadからアプリを買えるようになった記念で、マガストアからニューズウィーク日本語版を買ってみた。アプリのデキはそれほどでもないが(まあ、i文庫HDをみちゃうとね)、今はそれよりも、iPadらしさや電子書籍ならではの云々よりも、iPadで読める書籍・雑誌が増えていくことの方が重要だと思う。それをいろんな人が体験していく中でちょっとずつ進化していけばいい。頭の中であれこれ考えすぎて動き損ねたり、考えオチな機能(かつて「マルチメディア」がもてはやされた時代に散見されたではないか)をつけて使い勝手を損ねるよりはずっとよい。

それにしても、わたしのTLにはiPad持ちがすでに大量にいるので、iPadはまだ日本では発売されてないんだよ、という基本的事実をすぐ忘れます。いやはや。

○ 05/19

雨がふってなきゃいいかとNEXの作例撮りにでかけたら雨が降ってきたのですごすごと逃げ帰り、室内撮影やらブツ撮りやら。

家電批評用のカメラ約10台をまとめて返却。写真の整理。その他諸々。

○ 05/18

それにしても、朝9時開場。ソフトバンクの発表会は上戸彩がくることもあっていつも大混雑なので開場前に到着せねばならない……おもいきし朝のラッシュじゃないか。カメラバッグ持ってラッシュというのは避けたいのだがしょうがあるまい。

おおむねTwitterの話。シャープスゴイね。

午後はNTTドコモ。こっちはもう数が多くて大変。スマートフォンも含めてあれこれだしてくる。PRIMEとSTYLEの違いってなんだ。シリーズ名がさっぱりわからん。でもあれこれ出してこそドコモって気はする。いろんな層に幅広くアプローチするのがドコモっぽい。

会場で撮影してたら友達が「荻窪さんがいた」と声をかけてきた。産経新聞のカメラマン、荻窪佳さんである。をををっ。一度お逢いしてみたかったのだ。で、撮影中の荻窪佳さん(ちょうど、コレを撮ってるところでした)を捕まえて無理矢理挨拶。互いにびつくり。 某県某所では荻窪という姓がたくさんあるそうです。

話変わって、ケータイで1300万画素のCMOSセンサーのっけて、どんな意味があるのだろう。わたしはさっぱりわかりません。ちゃんと撮れる300万画素の方がよほどいい。

夜、MacPeopleの残りの原稿2ページ分を図版も含めて必死に書いてメール。よし。これで眠れる。

○ 05/17

恐怖の月火がはじまる。今日はauの新製品発表会。明日は朝はソフトバンク、午後はNTTドコモの新製品発表会。全部にカメラを持って出席である。ぶはっ。

朝6時に起きて原稿書き。書きかけのままダウンしたMacPeopleのレビューを仕上げてメールする。で、朝ご飯を食べてauの新製品発表会へ出発。ステージを撮ったり新製品を撮ったり。auは全機種防水。日本のケータイ市場をよく見たコンセプト。

お昼ご飯はともだちと六本木の豚組しゃぶ庵で、豚しゃぶランチ。初しゃぶ庵はランチでありました。

午後はITMedia編集部へ行き、レビュー用機材(NEXである)が届くのを待って、本体とレンズだけ受け取り、皇居周辺で作例撮り。ほんとは江戸城跡へ行く予定だったが……月曜休みでした。ああ。今日はそんな日でありました。

帰宅して家電批評で使うブツ撮り写真をまとめてレタッチして送って寝る。

さて、新聞ってやはり恐ろしい。楽天ブックスには20冊弱の在庫があったのだが、夜にはなくなったもよう。でも実際に売れてるかどうかはネットの書店だけではわからないわな。そんなわけで「東京古道散歩」絶賛発売中であります。

○ 05/16

昨日の朝日新聞に広告が載ったらしいが、Amazonは相変わらず予約中のままで在庫が復活するきざしなし。頼むよAmazon。

大宮まで電車で。湘南新宿ライン。行き先はNack5スタジアム。大宮vs広島。もちろんアウェイ側でサンフレッチェの応援。

でもなあ、いいところまで行くのにフィニッシュがいまひとつ。オプションに飛び道具が欲しいよね、広島。強力なミドルシューターか高速ドリブラーか背が高いパワープレー要員か。どうしても裏に抜けるパターンばかりになって対応されちゃう。

EXILIMで撮ったハイスピード動画をiPadに読み込み、iPadの写真アプリでトリミングしてYouTubeにアップロードしてみた。ストヤノフのFK。動画にも対応してるのだ。まだどのフォーマットが行けるかの検証はしてないけど、デジカメ動画をiPadでちょっくら編集してそのままYouTubeってのも可能です。これは遊べる。

○ 05/15

晴れ。素晴らしい。デジカメ数台を背負って井の頭公園へ走る。オシドリやらカイツブリやらを撮る。彼ら、人に慣れすぎ。目の前にひょっこりやってくる。人間、餌あげすぎ。鳥はすっかり堕落した。

多くの親子がやってきては、あれはカモだのあれはカモの子どもだのいう。オシドリくらい派手な鳥は覚えておいて損はないと思うよ。一組だけ、その辺のおじさんに「あの鳥は何ですか」と尋ねてた。正しい。子どもに「あれはなに」と聞かれてそれが知らない鳥だったら、知ってそうな人に聞いてみればいいのだ。

友達にお願いしておいた、iPadカメラコネクションキット(以下、iPadカメラキット)が届いた。USB端子アダプタと、SDカードリーダーの2つがセットになってる。さっそく使ってみた。今日撮った写真をSDカードリーダーでiPadに吸い上げ、iPad上でレタッチして、Flickr!へアップロード。

iPad Camera Connection Kitオシドリ

これはよい。使い道はおそらくふたつ。ひとつは、デジカメで撮った写真をその場でiPadを通してアップロードする、あるいはその場でiPadのきれいな画面で見せる。サムネイルから吸い上げたいものだけ選ぶようにすれば時間もかからない。上記の2枚はそうしてアップロードしたものだ。Macは一切介在してない。これはよい。

もうひとつはバックアップ用。撮影した写真のバックアップをiPadにとっておくのだ。そうすれば安心。バックアップ用にフォトストレージやMacBookを持って行かなくて済む。問題は容量だ。

64GBのiPadとして、そのうち40GBをフォトストレージ用に空けておくとして、8GBのカード5枚分。1日1枚撮るとして、5日。2泊3日くらいなら余裕。1週間の観光旅行でも余裕だが、撮影旅行だと足りないかな。

デジカメ写真を吸い上げたiPadをMacにつなぐと、ちゃんと中が見える。iPhotoやApertureだと日付ごとのイベントとして、イメージキャプチャだと全部まとめて吸い上げることが可能だ。

詳しくは、たぶん、日本カメラで書くと思う。 とりあえず、買って損はないアクセサリなり。iPadカメラキットを前提としたアプリ(フォトレタッチとかアップローダーとか)もたくさんでてきそうである。

○ 05/14

某誌編集者に借りた「百鬼夜行抄」が面白い。思い切りツボにはまった。いかん。貸してくれたのは3巻だけだけど、調べてみると、eBookJapanで配信してるじゃないか。ってことはiPadにつっこんで読めるではないか。次のiPadマンガはこれにするか。

そうそう、eBookJapan自体はまだiPadに未対応でiPadからの購入はできず、ビューワーもiPhone用のものを拡大表示するしかないのだが、5月28日までにはiPad正式対応してくれると思う。その際は、デザインしなおして、i文庫HDのようになってほしい。というか、i文庫HDのライセンスを受けるなどして、あれで読めるようになんないかな。

昼間は何かと雑用なりブツ撮りなりで過ぎていき、夕方から神保町の家電批評編集部でデジカメの座談会。

そういえば、ソニーのNEX(ネックスではない、というけどそう呼んじゃうよね)。これ、ものすごく小さい。小さすぎて面白い。しかもこの薄さでチルト式液晶モニタをつけてきたのはすごい。買うならNEX5。

ただ、レンズのロードマップと操作系に注文付けたい。前者は秋の18-200mmまでしか発表されてない。 残念。具体的な発売時期は不明でいいからロードマップを示そうよ。ウソでもいいから。あ、ウソはだめか、さすがに。とりあえず、35〜50mmの薄型単焦点パンケーキが欲しい。後者は今回のUIがすごく初心者寄りになってること。それはいいんだけど、カメラ好きのためにもうちょっと操作系をカスタマイズできるようにしても困ることはなかったろう。

とりあえず16mm+NEX5のブラックを買い、秋に18-200mmを買ってレンズとボディのアンバランスを楽しむのも、他社から出るであろうマウントアダプタ遊ぶのもいいなあ。もちろんそんなお金はありませんが。iPad買ったし、新型iPhone(iPhone HD?)も買っちゃうもの。ああ。

○ 05/13

晴れ。作例撮る。13台をカメラ用バックパックに詰めこみ自転車で約30分走って神代植物公園へ。バラの前で撮影しててふと手が止まる。あれ? バッテリのはいってないやつがある。ぐがーーーーーーーーーん。昨夜全機種フル充電してて……今朝、間違いなくすべてバッテリをセットしたつもりだったのに、ひとつだけ入れ忘れたのだ。あほだー。

メディアを入れ忘れたのなら対処のしようもあるがバッテリではどうしようもない。とぼとぼと家に帰る。単に往復16kmばかり走っただけの無駄に健康的な午前中でした。

午後は近場で済まそうと次太夫堀公園なぞへ行き、その後近所のデニーズで@sasurau(こと三井さん)とお茶。

その三井さん、6月13日からエプサイトにてiPhoneだけで撮影した写真展を行うので、よろしければどうぞ。iPhoneで撮ってアプリで加工した写真群。iPhone(に限らず)ユーザーは必見。いい写真はいいカメラじゃないと撮れないと思ってる人も必見。大事なのは、何を見ているのか、なのだ。→三井公一写真展「iの記憶」

結局合計で30kmくらい走り回った。

夜はUstで面白い対談やってるわ、猫連載を書いてメールしなきゃならんわ、家電批評用の13機種分の画質比較作例を用意して送らねばならんわ、ジロ・デ・イタリアの第5ステージで新城幸也が3位でゴールするわで、騒ぎな1日でありました。

そうそう、ジロ・デ・イタリアは凄かった。新城幸也がすごかった。3人で逃げ切れるかどうかという瀬戸際、新城幸也が飛び出した。他の2人はそれを追いかけた。このまま新城が先頭をひけば最後の最後に残るふたりのどちらかに差されるのは目に見えていたが、ここで3人が駆け引きをはじめちゃうとすぐ後ろの大集団に飲み込まれるのは必至。結局残り150mくらい(だった?)で新城は抜かれたがそのまま3位で逃げ切ってゴール。大集団がゴールしたのはその4秒後。勝てなかったのは残念だけど、3位おめでとう。まさかジロ・デ・イタリアでこんな興奮するステージを見られるとは、ああ、見ててよかった。

○ 05/12

あれ? なんか晴れてるやん。家電批評の仕事でコンデジ13台分の比較用作例を撮らねばならないのだ。MacPeopleの別の特集で使う図版を午前中になんとかまとめてメールし、デジカメのバッテリを充電し家中のSDカードなどをかき集め、セッティングをチェックし(でも1台だけ12時間ずれてた。あう。みんな24時間表示にしてくれー)、あわてて蘆花公園へ走って撮影。

こういうときは慣れた場所の方がどこで何が撮れるかすぐわかるのでいい。

ついでに、猫ボランティアの方に「東京古道散歩」をおみやげに渡す。その後コジマで猫餌を買い、スーパーで夕飯の買い出しをして帰宅。

そんな水曜日でした。ばたばた。

○ 05/11

由緒ある神社や寺院を巡っても、「歴史的スポット訪問」にすぎないんだけど、古道を辿りながら回ると、点がつながって線になるんだよね。あの頃はこの道を人々が行き交い、こうしてあの神社を訪れていたのか、と想像し始めるととたんにリアルさを帯びてくる。そうなればいいなと思って書きました東京古道散歩。中経出版から文庫サイズで絶賛発売中。

↑ わざとらしいコピーにしてみました。さすがに書いてて恥ずかしい。でもしつこく宣伝です。

MacPeopleの特集の原稿をなんとか2ページ分書いてメール。続いて次の作業にとりかかるも、疲れたのでダウン。

・今日のiPad

さて今日のiPad話。

日本のコミックが性描写や暴力描写のせいでAppleの審査に通らずAppStoreで売れないってニュースが駆け巡ったけど、ちょっとまて、だ。コミック1冊を1アプリとして登録するなら、そういうこともなる。でもそもそも「1冊1アプリ」って前提がおかしくないか? 20巻あるコミックをそれで揃えたら、それだけでアプリ20個。もっとコマギレにして売るケースもあるから(ケータイコミックなんかそうだし)、もっと増える。ムチャだ。

今はそういうアプリが多いけど、本来は「読書アプリ」があり、その中でコミックを買ったり読んだりできるべきでしょ。そもそもiBooksがそういう発想でできたものだし、i文庫HDもそう。日本でもすでに(使い勝手や本の管理やがちがちなセキュリティや、その他いいたいことはいろいろあるが)、eBookJapanが実現してる。ebjでコミックを買ってebjリーダーで読めば、Appleの審査には間違っても通らないコミックも普通に読める。これなら日本の基準で日本の市場で勝負できるし、ebjの本はiPadでもiPhoneでもパソコンでも読めるから(ただし、1度に複数の端末にはおけない)何の不便もない。

それだけの話である。Kindleのような「電子書籍専用端末」では難しいが、iPhoneやiPadやAndroidやPCやMacのようにリーダーアプリを用意できる端末なら、「日本版iBooks」アプリを用意し、その中で展開すればいいのだ。

そういう事例が既にあるにもかかわらず、騒いでる人々がさっぱりわからんのだ。

○ 05/10

拙著はAmazonでは相変わらず予約扱いだけど、予約注文した人の手元には数日で届いているもようです。がんばれAmazon。

MacPeopleの特集の原稿に取りかかるが乳として進まず。まずい。

iPadの枕に付く形容が各紙で異なることをつぶやいたら大量にRTされ、フォロワーが一気に100人以上増えた。びつくり。ありがたや。5/8の同じニュースにおける表記だけど、朝日と日経と毎日と読売と産経で見事に違うのが面白い→http://viratter.jp/t/13598954732

i文庫HDにためしに東京古道散歩のPDFファイル(校正用なので最終版ではないが)を読み込ませてみた。手順は簡単。iTunes上でiPad→アプリタブを選び、アプリ(i文庫HD)に転送するファイルを指定してやればいいだけだ。

するとこうなる。けっこう読めるではないか。これはなかなか楽しい(このPDFファイルをくれといわれても無理です)。

i文庫HD

もしiPhoneを既に持っており、家にWi-Fi環境があるなら、iPadはWi-Fiモデルでいいと思う。外出時に四六時中いじる板でもなし。iPhoneを持っておらず、ガラケー+iPadの組み合わせで持ち歩きたいなら、3Gモデルがお薦めだ。容量は、悩んだら16GBでいいと思う。これだけ楽しめて5万円ってすげー安いぞ21世紀!、って思う。逆に自分でエンコードしたビデオを持ち歩きたい人(iPadは映像再生マシンとして秀逸)、何千枚もの写真や何100冊もの本など大量のコンテンツを自分でいれたい人は64GBが無難だ。

iPadを使うと「これのためにパソコンが別途必要なのは不合理」だと感じる。将来はiPad単体で、バックアップやiPadに入りきらないデータはWi-Fiを通してクラウドに保管、という構想があるに違いない。何年先かはわからないけど。

iPad以上のハードウエアはほどなく誕生するだろうけどこれだけの「環境」を作り出すのは難しいだろうなあ。

○ 05/09

KodakのPlaySportsの水中作例が必要だというので近所の水場を探すもいまひとつよい場所がなく、けっきょく多摩川へ。まだ5月なのに靴を脱いで川の中にばしゃばしゃとはいって水中撮影。なんというか、気持ちよかった(笑)。あまりいいムービーは撮れなかったけど、その姿を@sasurauにTwitCasting Liveで生中継された。あう。

総走行距離24kmくらい。ちょこまかと走ってます。

・今日のiPad

深夜、日本でもiPadの予約がはじまり、TwitterのTLはそれで埋まる。わたしは16GBのWi-Fiモデルをすでに持ってるのでじりじりしながら静観。ほんとは64GBの3Gモデルが欲しかったのだが、データ定額だと毎月3,000円ちょっとを払い続けねばならない。今の家計でそれは苦しい。しかもわたしの生活パターンだと3G回線が必要なシーンって限られてくる。普段はiPhoneで間に合うし、いつもiPadを持ち歩く仕事はしてない。だとするとプリペイドプランが一番なのだが、4,410円で最長30日って高すぎる。SIMフリーでドコモからmicroSIMが出たら、今のドコモの回線を転用しようかと思ってたのだがそれも今のところ無理そう。

うーむ、というわけで、保留中なのである。カメラ接続キットのデキがよければ、3GモデルかWi-Fiモデルの64GB版を買う予定。

今日のトピックはiPad本体よりもアプリの「i文庫 HD」。これはすごい。青空文庫リーダーの「i文庫」のiPad版なのだが、とても素敵なでき。本は読みやすいし、ページめくりもきれいだし、PDFに対応したのでPDFリーダーとしても使える。iPadユーザー必携。お仕事系ならGood Reader、本読みがメインならこっち。

ちなみに、iPad用Twitterクライアントは「TwitePad」を使っております。ご参考までに。

ebjで発売されてた「鉄腕バーディー」全20巻をとうとうiPadで読み切ってしまった。ああ。スピリッツに移動してから読み始めたので、ヤンサン時代の鉄腕バーディーがずっと気になってたのよね。20冊買っても場所をまったくとらないのはすばらしい。

○ 05/08

しつこく宣伝です。近所を散歩してて「この道古そうだな」「このあたり古そうな神社が多いな」と思ったら「東京古道散歩」。東京23区(ウソです。足立区ははいってません。ごめん)と三鷹調布狛江府中などの古道を実走し、現代地図と古地図と大量の写真で紹介してます。歴史好きの方、古地図好きの方もそうじゃない人も是非手に手をとって。

東京古道散歩」(中経文庫)のサポートやこぼれ話は「世田谷古道地図」の「古道ブログ」で。お買い求めは上記のオンライン店(相変わらずAmazonは在庫なし)か大きめのリアル店舗で、中経文庫のコーナーにあるかと思います。なければ店員さんを御問い詰めくださいませ。

さて天気がいいので自転車の日。

原宿明治通り前にあるルコックでストイコビッチTシャツと半袖自転車ジャージ購入。ちょっと足を伸ばし、外苑西通り原宿団地北交差点から北へ入った場所の喫茶店「香咲」でホットケーキ食う。ここのホットケーキは清く正しく美味。

このあたり鎌倉古道が走っており、外苑西通りのちょっと外側、妙円寺のあたりが「もともとの原宿」その名の通り、鎌倉街道の「宿」だったのが語源といわれている。そんな話が書いてあります←宣伝。

さてなるしまフレンドが神宮前に移転したそうだねとiPhoneで調べたら、めちゃ近くやん。香咲から歩いて数分。自転車だと1分もかからない距離。外苑西通り神宮前三丁目交差点あたり。はす向かいにはスペシャライズドコンセプトストア。自転車交差点だ。

行ってみると、店の前にスペースがあり各社のロードバイクがずらっと並ぶ。もちろん客の駐輪。店内も広く、ロード専門店とは思えない賑わい。カップル多し。自転車ブームって本当なんだなと実感させられる。

店内で超特価のセライタリアのサドルを発見。古い方の穴あきFlite。240g。コストパフォーマンス高し。思わず衝動買い。BD-1につけてるアリオネと交換予定。アリオネもぼろぼろになってきたし、もうちょっと硬めのが欲しかったから。

もうちょっと走りたいね、ってことで帰りは遠回り。総走行距離約24km。

○ 05/07

天気がよかったら原宿まで走ってルコックでストイコビッチTシャツでも買おうかと思っていたのだが荒天にて断念。

東京古道散歩」(中経文庫)のサポートやこぼれ話は「世田谷古道地図」の「古道ブログ」コーナーでやろうと思ってます。興味のある方はぜひ。

今日は比較的のんびりだけど、来週にはいった途端、iPadの予約がはじまる他、本格的GW明けってことでいろんなものが降ってきて大変である。ああ。

来週の打ち合わせしたりPDFチェックしたり雑用したりの1日。Amazonの在庫は回復せず「予約」状態。困ったもんだ。

……考えてみたら、自著をこんなに宣伝するのってはじめて。こっちは本業じゃないくせに。本業じゃないからかもなあ。

○ 05/06

さあ普通の平日だ。リハビリも兼ねて、ascii.jpの猫連載を書いてメール。

あとは部屋を片付けたり電話で打ち合わせしたりメールしたりとそんなこんなで休み明け。

深夜、Amazonの東京古道散歩の在庫がまたなくなり予約扱いになった。なんてこった。どういうわけか5月26日発売扱いになってるので、在庫がないと「予約」なんだよな。問題はどこにある?

常にリアルタイム在庫が表示される楽天ブックスでは、30冊以上残ってるので、お急ぎの方はこちらでお願いします。もちろんビーケーワンでもリアル書店でも大歓迎であります。自分でいうのもなんですが、お得な本です。古道好きじゃなくても、地図好き、歴史好きの方は是非一度お手に。

楽天ブックスで「東京古道散歩」

楽天ブックスでみると1日1冊くらいしか動いてないんだよなあ。やっぱみんな本はAmazonで買うのね。そういうわたしもそうなんだけど。Amazonに在庫がなければ、紀伊國屋BookWebというのがいつもの流れ。紀伊國屋はAmazon上陸前に作ったアカウントがあるから。

ebjReaderでiPadで「鉄腕バーディー」読んでるんだけど、iPad用リーダーはもうちょっと使いやすくエレガントになってくれるだろか。今、電子書籍って基本的に「紙の本と同価格」なんだよな。これもなんとかならんか。

iPhoneでは「1冊1アプリ」で書籍を提供するケースが多いけど、これが何冊も続くコミックだと大量にダウンロードしなきゃいけなくて管理しようがない。アプリにするとアップルの審査がはいるので日本ではOkな描写でも米コミック基準ではアウトだったりする。だから、最終的にはebjのような専用の読書アプリの上で購入や管理できるのが理想なんだよな。iBooksみたいな、あれの日本版を作って、そこで本を買えるようにすれば日本では日本の土俵で勝負できると思うのだが。

電子書籍化したら本が売れなくなる……って、それはまったくないと個人的には思ってる。逆に「書店へ行かなくなった層」を電子書籍化で取り込むことで、読者層を広げられるんじゃないか。本を買わないけど、読むのはやぶさかでない、って層を開拓するのだ。

○ 05/05

銀座のアップルストアで友達と待ち合わせ。以前からおいしいイタリア料理の店でランチを食べようという約束をしており、4人でランチする。それにしても暑い。夏だ。ランチは美味。もうとても美味。人気店らしい。

腹ごなしに銀座散歩。一丁目から七丁目までふらふらと大人4人で昭和初期から末期まで味わいつつ散歩し、喫茶店で休憩して珈琲。リコーのRingCubeやらニコンのサービスセンターやらにも顔を出す。

なんやかやと歩き回った楽しい1日でありました。

って、5/2から5まで毎日出歩いてるよ。それがなんか画期的。さすがに疲れた。

Amazonに東京古道散歩の在庫が復活してた。よかったよかった。ありがとうございます。

東京古道散歩に合わせて「世田谷古道地図」のページもちょくちょくと復活。

グランパス負けた。くそー。サンフレッチェもまけた。くそー。先制点をとりながら、追加点をとれず追いつかれて逆転される。仲良く同じようなやられかたしてどーする。ガンバvsフロンターレは壮絶。こんな撃ち合いの4-4ってなかなかみられません。上位陣では清水ががんばったなあ。このまま優勝してよいです。イヤ一応グランパスと優勝争いが理想。

GW終了記念で(って今日で終わりだよね。明日から平日だよね)ふたたびAmazonリンク。よろしくおねがいします。

・今日のiPad

最近、ebjReaderで漫画読んでる。ゆうきまさみの「鉄腕バーディー」。スピリッツに移ってきてはじめて読み始めたので、ヤンサン時代を知らないのだ。こういうとき、電子書籍は便利。でも紙の本より読んでて目が疲れるのは確かかな。もうひとつ、ebjのコミックって元データからじゃなくて、製本されたものをスキャンしてるのね。だから見開きがちゃんとあってない。うーむ。今後、本格的にデジタルコミックを展開していくのなら、この辺、なんとかしてほしいわ。

Rainbow iPad←レインボーiPad

iPadの使い方もだんだん落ち着いてきた。とにかく、これが生活に入るとめちゃ便利で楽しい。ようこそ21世紀。

マップはテーブルの上に置くとふたりで眺められるので行き先を決めるのに重宝する。各種iPhone用ブックリーダーはマンガを読むのに重宝する。YouTubeは好きな姿勢できれいな画像で映像を楽しめる。Safariもこれだけでかい画面だと問題なく使える(Flash以外)。とにかくすんなり生活に溶け込んでくれるのだ。

今のところ、Twitterクライアントは「TwitePad」。よく遊ぶゲームは「PinBall HD」。そんな感じです。

日本で3G版が出たら、買いたいのだが、価格と売り方次第かな。SIMなしの3Gモデルを買って、ドコモがmicroSIMを出したらドコモの契約をそっちに変更してそれをさして使うのが理想的。カメラ接続キットを試してみて、そいつが使えそうなら64GBモデルにするだろう。撮影旅行時のバックアップに使えるもの。

○ 05/04

昨日は輪行の日、今日はロードの日……らしい。センター北までホットケーキを食べに行く。

・今日のホットケーキ

起きて、ホットケーキでも食べに行こうかという話になり、調べてみると、横浜のセンター北(ここって正式にはなんて呼べばいいんだろ。港北ニュータウンでいいの?)駅近くに一軒、すごいホットケーキを出す店があるらしい。よし、距離も手頃だし(うちから15kmくらい)いってみるか。

ってんで、二子玉川を抜け、旧大山街道を走り、梶が谷で246にはいって途中から南下。まっすぐセンター北駅に向かう。

超分厚いホットケーキ登場。わはははは。こりゃすごい。しかも旨い。すばらしい。

hotcake

近所の自転車屋を覗いてちょっと買い物をし、帰りは中原街道。交通量もそこそこで走りやすい道を気持ちよく駆け抜ける。で、丸子橋から丸子川沿いの道に入り、途中で買い物をして帰宅。

総走行距離約40km。距離的には物足りないけど、天気もよかったし、適度に気持ちよく走った1日でありました。

中原街道を西に走るって悪くないな、今度もうちょっと足を伸ばしてみよう。

・今日のゆきぴゅー

夜は近所のファミレスでゆきぴゅーと会い、互いに同じ出版社から同じ日に出た姉妹本のサイン交換会(笑)。ゆきぴゅーが「iPadを触りたいですわー」というので持って行き、はじめてのお絵描きをiPhoneで録画してみた。これが記念動画であります。

○ 05/03

東京古道散歩は未発売でも近日発売ではなく、すでに発売されております、Amazonさま。

昨日でGWに書かねばならぬ原稿は終わったので晴れて休日満喫モード。でも、別の仕事の依頼がきたっ。どんどん盆暮れ正月黄金週間関係なくなっていくこの業界。まあわたしも、どこへでかけても「作例撮り」になるので似たようなものといえばそうか。

でかける直前、HX5VのGPSアシストデータを更新する。これ、一応1ヶ月の有効期限となってるけど、2週間くらいたつと初期測位にかなり時間がかかるようになる。マメに、できれば1週間に1度くらい更新した方がいい。それで最初の測位がずいぶん違う。最近、MacからGPSアシストデータを更新する方法を知ったのでちょっとは楽になった。下記に書いてあるとTwitterで教えて貰ったのである。

http://bbs.kakaku.com/bbs/K0000081195/SortID=11251223/

簡単なスクリプトで自動化できそうなので、誰かやってくれないかしら。

・今日の遠出と輪行

朝5時起床(ぐはっ)、BD-1と妻のKHSのチェーンメンテして空気入れて、輪行体制Ok。新宿から東京駅へ。

で、朝7時37分の「特急しおさい1号」に乗り、一路銚子へっ。銚子へ輪行しようって決めたのが昨夜なのである。もういきあたりばったりすぎ。JR特急は扉のすぐ裏に荷物用スペースがあるので、そこに2台の自転車を押し込む。あとは寝るだけっ。

総武本線を千葉へ向かい、まもなく田舎風景になり、目が醒めたら銚子。関東の東の果て。実はこっちへ来るのははじめてなのである。どきどき。

銚子駅へ着き、やや薄雲ったのを残念に思いつつ、自転車を伸ばして出撃の準備。とりあえず、利根川河口に出て、海沿いの道を海や漁港を楽しみつつ犬吠埼を目指す予定で走り出す。寄り道しつつ犬吠埼に11時過ぎに着。灯台下の食堂で「金目鯛」を喰らい(地元の魚はやっぱ旨い、とは瀬戸内育ちの妻の言)、灯台にはのぼらなかったものの(人が並んでたし)、灯台あたりの岩場をお散歩。そしたら東北から茨城方面へ撮影しつつ南下しているカメラマンの友達(@sasurau)から屏風ヶ浦が絶景だよ、とSMSをもらう。をを、屏風ヶ浦って近いじゃん。

train銚子犬吠埼と自転車

灯台saboten屏風ヶ浦

でもって、途中で猫を見つけて撮ったりしつつ、銚子マリーナへ向かい、屏風ヶ浦の遊歩道を撮影しながら散歩。これで快晴だったらよかったのに。

のんびりしてたら15時に。帰りの電車や16時38分である。もっとゆっくりしたいが、特急の都合。16時38分を逃すと、2時間ほどあいちゃうのだ。だから銚子駅を目指して走り、16時前に到着。自転車を組み上げてたら、@sasurauがクルマでこっちへ向かってるという。しょうがないので、改札を通って席だけ確保し、自転車をしまい込み、改札の向こうとこっちで挨拶。ナニしにきたんだか……どうやら我々の写真を撮ってTwitterにアップするために銚子まで寄り道したらしい(笑)。

こちらは特急で帰宅。寄り道が多かったので走行距離は23kmくらい。

○ 05/02

お昼過ぎまでに日本カメラの残りの2ページを書き上げてメールし、そそくさと支度しておでかけし、Edge705用のハンドルバーアタッチメントが壊れたので新しいのを買う。

「にーに」をひきとってくれた翻訳家の女史がTwitterににーにとのラブラブっぷりをおしげもなくさらしているので、その様子を写真におさめて猫連載で使おう、と思って遊びに行くと……あの誰の膝にも乗ってたにーにがベッドの奥に隠れて出てこないっ。なんてこった。

客が一度に来ると隠れちゃうというが、それにしても、公園にいるときも誰かしらの膝に乗っていたにーにが、すっかり飼い猫になってしまってるではないか。びつくり。寂しいけどしょうがあるまい。もしや「こいつらはおれをバッグに押し込んでドナドナしたぞ。その恨み忘るまじ」なんて思ってなかろうな。だったら哀しい。

その後、4人でおいしいスペイン料理を食う。ダイエット中なのにいいのかっ。

・今日のiPad

eBookJapanでマンガを買う。iPadで読むためである。iPhone用リーダーしかないのだが、iPadで拡大表示してもマンガは何の問題もなく読めるのだ。ナニがいいって「場所を取らない」。マンガを一巻から揃えると大変なことになるからね、部屋が。で、ヤンサンが休刊になりスピリッツに移籍してきた「鉄腕バーディ−」が気になってたので1巻を買ってみた。

そこまでは問題ないのだが、なんと、eBookJapanではひとつのアカウントに対して「2つのデバイス」しか登録できないのだ。なんだこのガチガチは。MacとiPhoneが登録してあるから、iPadで読めないではないか。さすが日本。

しょうがないので、iPhoneを解除してiPadを登録する。それにしても2台ってすくなすぎないか。

マンガには「手元においておきたい保存版」と「手元に溜めるつもりはないけど読みたい」ものの2種類がある。前者は電子書籍化が進もうと紙で買っていつでも読めるよう枕元においたりするし、後者は電子書籍で場所をとらずに読む。それに電子書籍になってれば、古いマンガでもマイナーなマンガでも在庫の心配しなくて済む。そんな世界が理想。「電子書籍化で紙の本がなくなれ」なんて思っちゃいないのですよ。

iPad用ピンボールアプリ「PinBall HD」……これがなかなかすごい。ピンボールとしてはクラシックなんだけど、iPadのグラフィックスってここまでできるのね。大画面で超快適にゲームを楽しめる。

iPadはやっぱすごい。画面が大きくてキレイになるだけで、様々なアプリが違った顔を見せてくれる。 書籍にしろゲームにしろTwitterにしろ。それに見合うだけの描画能力を持たせたアップルもさすがとしかいいようがない。

○ 05/01

5月病の季節がはじまった。5/2締切というお達しがきてるのでGW初日は延々と仕事。ときどきJリーグ。

名古屋、いつものパターンかと思いきや、闘莉王をFWに上げたパワープレーで勝ち越し。いやはや強引だったけど、あのプレーはよかった。闘莉王をFWに上げたパワープレーのメリットって、点をとったあとに闘莉王をまたDFに戻せば守備も強化できるってことだな。清水も終盤に決勝点をなんとかヨンセンがねじこんで勝ち。順位は変わらず。広島もポゼッションしながら追加点がとれずそのうち同点にされるという名古屋と同じようなパターンにおちいるが(広島も名古屋もそういうパターンが大好き)、終盤に勝ち越してなんとか逃げ切り。よかったよかった。

夜、日本カメラにG2の原稿を7ページほど書いてメール。 あと2ページ書けばGWの仕事が終わって休みに入れるっ、んだけど途中でダウン。

・今日のiPad

iPadを持ち歩き時のケースが欲しい。純正ケースは入手しそびれた。さてどうしよう、と部屋に転がってた「ハクバ」の「トリコットスエードポーチ(Lサイズ)」にいれてみたらサイズがぴったり。iPadを入れて口をひもで締めると完璧。いやあよかったよかった。これ、iPad用にお薦めです……って多くの人がiPadを入手できる頃は、純正ケースも普通に買えるから意味ないか。

・今日の「東京古道散歩

さて、発売後3日で在庫がなくなった(そしてGW中は再入荷しそうにない)Amazonの「東京古道散歩」。さぞや売れたのだろうと思いきや、さにあらず。Amazonのランキングでは最高でも2,500位くらい。単に在庫が多くなかったというだけなのだな、きっと。Amazonにはたいして力をいれてなかったのかもしれない。ネットでたくさん売れそうな内容じゃないし、話題の本でもないからね。でもTwitterなどで宣伝しまくったせいか、予想よりAmazonへの注文が多かったと。そういうことでしょう、たぶん。 糠よろこびしないよう自分に釘をさしました。ぐさっ。

リアル書店では見つけるのが大変だったと指摘されてるし。

Twitterで見る限りは評判もよさげだがすでに誤字を数カ所指摘されてます。地名的ミス!

ちなみに、都内の古道を「古代東海道」「鎌倉古道」「府中道」の3つに分け、その候補とされる道を辿った文庫です。全部の道で現代地図と古地図(明治初期)の対比がついてるので古地図好きの方も是非。ただし、江戸時代の有名な道はほとんどスルーなので、幕末好きの方や江戸好きの方にはご勘弁を。

 

 


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