Buell整備手帳:2003.01

2003.01.13 ハンドルポジションの差

ハリケーン製ヨーロピアンI型とノーマルのハンドルポジションの差を見比べてみました.アングルはちょいと異なっていますが,おおよその感じがわかって頂けますでしょうか?高さはもちろん,鬼ハン風味により若干ハンドルが短くなっているのもわかると思います.

因みにバーエンドを取り付けるため,トラクショングリップの末端に穴を開けたのですが,この時使用したのは超音波カッター.柔らかいものでも良く切れるのです.



↑ハリケーン製ヨーロピアンI型




↑ノーマルハンドル




↑ハリケーン製ヨーロピアンI型




↑ノーマルハンドル


2003.01.12 ハンドル&ノロジーインプレッション

ハンドル交換後,その感触を確かめるべく走りにいった.

結論:Very Good!!!

私にはピッタリ来るポジションとなった.ノーマルでもそこそこの位置であったが,ノーマルでのマイナス点が解消され,ちょうど良いポジションを生み出している.しかしポジションが改善されたことにより,シート形状に少々不満がでてきた.現在,HSC製シートを装着しているのだが,直進方向における着座幅が少々短く感じるようになった.ケツがデカイからね.....と言われればそれまでだが(T_T)
タンデム部が若干広めにとってあり,それを削れば解消できると思った.基本的にS1は一人乗り仕様なので,広いタンデムエリアは必要ない.荷物を置ける程度の広さがあればOKなのである.今後の課題として,シートの張り替えを兼ねて,アンコも調整すると言うことで完了.

整備手帳に書き漏らしていたのだが,ノロジーホットワイヤーも装着しており,本日そのインプレも兼ねていた.効果がわかるようにプラグはこれまで同様,純正の10R12.私的なインプレッションは,今までは3000rpmから「ドギューン!」と言ったトルクを感じていたが,2500rpmからそれが感じられるようになった.またアフターファイヤが減っているのも感じた.失火(パスン)は今までと変わらず起きている.


2003.01.11 ハンドル交換の仕上げとパッドピン交換

ハンドル交換の仕上げを行い,全て完了.後はバックミラーの調整のみ.ついでにF&Rブレーキのパッドピンを交換した.標準で付いているパッドピンはヘックスで固定されているのですが,とてもナメ易いのです.かく言う私もフロントをナメて,大変な事になった経緯があったりします.(汗)
フロントはNissin6pot用のSUS製クイックリリースピンを使用.パッドの交換がある意味工具無しで可能となります.リヤはデイトナ製Nissin用のSUSパッドピンを使用.ノーマルのピンと形状は同様で,材質がSUSになったもの.故に装着方法もノーマルと同じねじ込み式である.SUS材なのでネジ部にアンチシーズを塗り,焼き付き対策を処置した.キャリパも結構温度上がりますからね,念の為.


03.01.05 ハンドル交換&グリップ交換



↑写真1:ノーマルハンドルの状態

ポジション改良の為にハンドル交換を行いました.S1ノーマルハンドルのポジション(写真1)はX1のノーマルハンドル時と比べると以外に良かった.程良い前傾姿勢になる感じで,自分にはまぁまぁフィットしていた.しかしX1はBuell純正ツーリングバー(値段高すぎ)へ変更していた為,S1もアップライトなスタイルへと試みた結果.....




↑写真2:ラフ&ロード製ハーディーハイハンドル

まずハンドルはラフ&ロード製ハーディーハイハンドルをチョイス(写真2).BMJでも装着者が確認されたもの.ハンドルを装着する前にラベルステッカーを剥がしたのですが,剥がしたときにブルーのアルマイトも一緒に剥げてしまうという惨事に....グリップやスイッチBOXで隠れる部分だから,まぁなんとかなるけど,そりゃ〜ないでしょ〜という感想.これが悪運の始まりの予兆だったのか?!




↑写真3:ハンドルブレイスがトリップリセットに干渉寸前

結論から言うと,装着に困難を来した為,ハーディーハイハンドルはヤメ!

 ・「ハイ」過ぎてハンドル周りの配線の取り回しがキツい.
 ・ハンドルブレイスがトリップリセットに干渉寸前(写真3).

以上の理由です.配線の取り回しはハーネスの抑えを再度調整する事によりなんとかなりそうでしたが,どうもクラッチの取り回しがきつい状態でした.これも取り回しを根気よくやれば改善出きるのかもしれませんが,使う気が失せました.ハンドルブレイスは写真3の通りで,取り外せばいいと思うのですが,いかんせんアルミハンドル.ハンドルに力を入れると「グニグニ」っと若干歪む訳で.そんな状態で更にハンドルブレイスを外した日には....そんな訳で更に使う気が失せました.




↑写真4:ハリケーン製ヨーロピアンI型ハンドル

そこで登場したのが,ハリケーン製ヨーロピアンI型(写真4).ノーマルハンドルに近い形状ですが,ノーマルより少し鬼ハンっぽく(笑),若干手前に引かれている感じ(写真5).ノーマルハンドルの状態でまぁ良い感じだったので,このハンドルだと更に良くなるだろうと判断.ハリケーンのハンドルは鉄っちん製なので,強度も問題なし.ハーディーハイハンドルでの諸問題も解決される訳で.




↑写真5:ノーマルとハリケーン製ヨーロピアンI型の違い

ハンドルについてのインプレはまた後でと言うことで.




↑写真6:S1純正スロットルグリップとBuell純正トラクショングリップの違い

ハンドル交換のついでにグリップも交換しました.
Buell純正トラクショングリップ.タル型の様な形でして,これもX1の時に使用しており,好感触だったアイテム.なのでS1にも装着しようと思った次第である.
が,しかし.....
写真6の様にスロットルケーブルを這わせる径が明らかに異なっている事がわかる.白い方がS1のノーマル,黒い方がトラクショングリップである.もちろん,装着できないことはない.しかし,ガタつきが多く全く持って感触が良くない.故にノーマルのグリップをユニットから外し,同様にトラクショングリップもユニットから外す.そして交換.ノーマルのユニットにトラクショングリップを装着して万事OKとなった.トラクショングリップのインストラクションシートには適応車種に無論,S1も入っているのだが,'99以前のスロットルホルダーには実質的に適応していないと思ったのである.
そうそう,このグリップを装着するときに使う付属の接着剤.これの臭いがキツイのなんのって.多分飛べます.(爆)


03.01.01
インナーリヤフェンダー取り付け



装飾の完了したインナーリヤフェンダーを取り付けました.カーボンフェンダーだけどヌークリアブルーに塗ってしまおうかなぁ...妄想中.
ナンバーはウソです.(笑)


バンキー製フレームブレイス装着


フレーム補強の為,バンキーのフレームブレイスを装着しました.'99年以降のフレームにはこの部分に標準でフレームが施されているのであった.その他,エンジンマウントも補強がされてたりするんだけど.
このフレームブレイスはアルミ製です.自分はクロームメッキを施し,ピカピカにしてみました.装着は至って簡単.


タンクの蓋をハリス製鍵付きキャップに変更


ノーマルのタンクキャップは鍵が付いてません.バイクはガレージにしまって保管しているし,まさか白昼堂々停車中のバイクからガソリンを抜き取っていく輩は恐らく,多分,きっといないと思うのですが,用心に越したことはないのである.
オークションでゲット.これで鍵が3つになりました.