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神話『ブルーポールズ』

第7巻(真理の巻)

 

【まえがき】

 2016年になって第6巻がほぼ出来上がるにつれて、第7巻のことが時々頭の中をちらつくようになりました。しかし、それは断片的なもので、第7巻で何を書くかは漠としたままでした。第6巻が未来を想定した物語だったので、もっと未来、例えば、1万年後とか、100万年後とか、1億年後とか、数十億年後とか、そんな未来を考えて書こうかなどと思ったりもしていました。

 そんなとき、2017年3月のある日、突然、「真理は存在しない。」という言葉が心に響き、その言葉が心の中を振動し続ける中で、第7巻の構想がおぼろげながら浮かび上がってきました。それは、「真理は存在しない。」という真理に対して、ナユタが宇宙の根源たる絶対者に向かって問いかけるという構想です。

 2021年に第7巻がほぼ形になり、このホームページにもアップしています。

 この第7巻は、ブルーポールが帰滅して物語が終わります。現時点では、続巻の構想はありません。

【あらすじ】

 第6巻の後もナユタは森で暮らし続けますが、ある日、突如として、ナユタの心に、「真理は存在しない。」という言葉が響く。

 ナユタは自らの軌跡を改めて問い直し、真理について突き詰めるべく、自らを導いてきてくれたウパシーヴァ仙神、ドゥータカ行者、マーシュ師、バラドゥーラ仙神、エシューナ仙神と改めて対話し、さらにバラドゥーラ仙神の勧めに従ってヴィクートを訪ねる。

 しばらくして、突然、詩神ハーディがナユタの家にやって来る。ハーディは、この宇宙の真の姿を知りたいなら、ヴィシュヌ神に問わねばならないのではないかと示唆し、どうすれば会えるかバルマン師に訊くと良いのではないかと言う。この勧めに従って、ナユタはバルマン師を訪ね、そのバルマン師に諭されてナタラーヤ聖仙を訪ねる。話を聞いたナタラーヤ聖仙はナユタに山の麓に行くように言い、ナユタがそこで待っていると、ヴィシュヌ神の化身のクリシュナが現れる。ナユタはクリシュナに連れられてヴィカルナ聖仙の闇の都を訪れ、クリシュナの導きに従ってユビュと交わる。

 さらに、ナユタはアシュタカ仙神を訪ね、ヴィカルナ聖仙も訪ねる。

 その後、ハーディ、ウパシーヴァ仙神がナユタの家を訪れ、ヴィシュヴァカルマンもやって来る。物語の最後にバラドゥーラ仙神がやって来る。バラドゥーラ仙神が帰った後、ナユタの心には、「ブルーポールはもはや不要。」という思いが浮かび、ナユタがブルーポールを天に捧げると、ブルーポールは最後の輝きを放った後、灰燼に帰す。その日、ユビュとシュリーのブルーポールも灰燼に帰す。

こうして、すべてのブルーポールは帰滅し、この物語が終わる。

 

2017313日掲載 / 最新改訂2026727日)

 


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向殿充浩 (こうでんみつひろ) / 神話『ブルーポールズ』 第7巻(真理の巻)