お茶の成分の中にカテキンは、豊富に含まれています。

でも、お茶と一口に言っても色んな種類が有りますよね。

玉露、煎茶、番茶、ひき茶、ウーロン茶、紅茶など呼び方は違っていても、

元々は同じお茶の葉からできているんですよ。

茶の木はツバキ科の常緑樹で、原産はインドと中国の国境あたりとされています。

インドの野生種は高さ8〜15mにも達するそうです。

日本や中国では1m前後の低木ですよね。

一般に温暖多雨の気候を好み,品種はアッサム種と中国種に2大別されます。

葉は5月ごろから3回ほど摘採し,緑茶では蒸したのち焙炉(ほいろ)中でもみながら

乾燥します。お茶の葉は、摘むと酸素と触れて酸化が起こり、発酵が進んで    

しだいに茶色く変色してしまいます。緑茶が緑色なのは、熱を加えて発酵を    

止めてしまうからで、そのためお茶の成分がたっぷりと凝縮された状態になります。

緑茶と対照的に、紅茶は生葉をやや乾燥させたのち十分に発酵させ、全体が

茶色になってから乾燥させます。

ウーロン茶はその中間。全体の30%位発酵させたのち、釜入りして発酵を止めます。

同じお茶でも製法の違いにより、緑茶になったり、ウーロン茶になったり、

紅茶になったりと様々ですが、体に良いことには変わり有りませんよ。    

ただし、紅茶もウーロン茶も製造の過程でビタミンCが壊れてしまい、

お茶を飲んでも身体に取り入れることは出来ません.

茶は漢代の中国ですでに飲用され,日本には奈良時代に伝来し,鎌倉時代以後,

各地に広まっています。

ヨーロッパへは16―17世紀に伝わり18世紀には紅茶が発明されました。

主要成分はカフェイン,タンニン,ビタミンCそれにカテキンなど。

世界の主要生産国はインド,スリランカ,中国,インドネシア,日本など。

日本では静岡のほか京都の宇治,埼玉の狭山などが名産地とされています。

一人当り消費量は英国が最高。

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