★ ハープのCD(国内盤) ★
Last update : 2000/08/26
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日本コロムビア COCQ-83430 税込\2940 2000年9月1日発売
- ゴドフロア「ヴェニスの謝肉祭」
- ベートーベェン(松岡あけみ編)「エリーゼのために」
- シューベルト「楽興の時 第3盤」
- シューベルト(ゴドフロア編)「セレナーデ」
- ファリャ(グランジャニー編)「スペイン舞曲」
- ショパン(松岡みやび編)「幻想即興曲」
- ドヴォルザーク(サルツェード編)「ユーモレスク」
- レスピーギ(グランジャニー編)「シチリアーナ」
- ドビュッシー「亜麻色の髪の乙女」
- 松岡みやび編「日本の歌メドレー」
- マックスウェル(松岡みやび編)「ジャズ・バンド」(原曲:ハーピング・オン・ア・ハープ)
- J.S.バッハ(ジャメ〜松岡みやび編)「組曲 ホ短調 BWV996」
- リスト(ルニエ編)「夜鳴きうぐいす」
録音:2000年5月2〜4日 牧丘町民文化ホール
アートミュージック(TEL:03-5982-7293) HRP-90625 1999年3月録音
- ヴァルターキューネ「オネーギンの主題による幻想曲」
- グリンカ「夜想曲 変ホ長調」
- トマス「練習曲 変ト長調」
- ピエルネ「即興風奇想曲」
- トゥルニエ「森のなかの泉の方へ」
- ロータ「サラバンドとトッカータ」
- ナトラ「ソナチネ」
- ケージ「風景のうちに」
世界ハープ会議副会長で、コンテストの審査員等もやられている、井上久美子さんのデビュー30周年記念アルバム。ベテランらしく完成されたアルバムで、ひとつの世界を確立しています。好みの問題を別にすれば、文句のつけようがありません。優秀盤。
COLUMBIA COCO-75805
- ゴダール「ジョスランの子守歌」
- ドヴォルザーク「わが母の教え給いし歌」
- シューマン「トロイメライ」
- レーガー「マリアの子守歌」
- タウベルト「タウベルトの子守歌」
- フリース「モーツァルトの子守歌」
- フォーレ「子守歌 〜 ドリーより」
- ロシア民謡「コサックの子守歌」
- ブラームス「眠りの精」
- シューベルト「シューベルトの子守歌」
- ファリャ「ナナ(子守歌) 〜 7つのスペイン民謡より」
- シャノン「アイルランドの子守歌」
- ショパン「ショパンの子守歌」
- ハチャトゥリアン「子守歌 〜 ガイーヌより」
- ブラームス「ブラームスの子守歌」
- フランス民謡「子守歌 〜 オーヴェルニュの歌より」
- レイ・ハーライン「星に願いを」
フルートとハープによる、古今東西の子守歌集。どこかで聴いたことのある曲ばかりです。やわらかいタッチでBGMによいです。
COLUMBIA DC-8079 輸入版
- リスト「愛の夢 第3番」
- J.S.バッハ「アヴェ・マリア」
- J.S.バッハ「ブーレ 〜 パルティータ第1番 BWV1002 より」
- ドビュッシー「亜麻色の髪の乙女」
- サティ「ジムノベティ第1番」
- サティ「ジムノベティ第3番」
- フォーレ「子守歌 Op.16」
- ドビュッシー「月の光」
- フォーレ「シシリエンヌ Op.78」
- J.S.バッハ「主よ人の望みの喜びよ」
共演:アンサンブル・ルネール
メロディーの美しい作品を集めた名曲集。国内版があるのかないのかわかりませんが、私が持っているのは輸入版です。
MEISTER MM-1046
- モーツァルト「フルートとハープのための協奏曲ハ長調 K229」
- ベートーヴェン「交響曲第2番ニ長調 Op.36」
共演:アンサンブル of トウキョウ
楽譜が目に浮かぶような、明快でわかりやすい演奏。ひねくれた演奏に食傷気味の方にはいいかもしれません。
FONTEC FOCD-3253
- 野田暉行「賛歌」
- 細川俊夫「河のほとりで」
- 石井眞木「A GLEEM OF TIME」
- 一柳慧「時の佇まいIII」
- 黛敏郎「ROKUDAN」
- 三善晃「OMBRE SCINTILLANTE」
- 佐藤聰明「春愁歌」
共演:三上明子(fl)
日本人作曲家による現代音楽作品集。難しすぎて私にはわかりません(^^;。
SONY SRCR-8579
- モーツァルト(リアリゼーション:ルニエ)「ピアノ・ソナタ 第15番 ハ長調 K.545」
- モーツァルト(青島広志編)「恋とはどんなものかしら」("フィガロの結婚"より)
- モーツァルト(青島広志編)「さあ、お稽古しましょう」("フィガロの結婚"より)
- モーツァルト(青島広志編)「もう飛ぶまいぞこの蝶々」("フィガロの結婚"より)
- モーツァルト(篠崎史子&佐々木冬彦編)「トルコ行進曲」
- モーツァルト(青島広志編)「春への憧れ」
- モーツァルト(篠崎史子&佐々木冬彦編)「キラキラ星変奏曲」
- フリース(青島広志編)「モーツァルトの子守歌」
- モーツァルト(青島広志編)「ロマンチェ」("アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク"より)
- モーツァルト(青島広志編)「すみれ」
- モーツァルト(青島広志編)「私は鳥刺し」("オペラ「魔笛」"より)
- モーツァルト(青島広志編)「ひびけ鈴よ」("オペラ「魔笛」"より)
- モーツァルト(青島広志編)「恋人か女房が」("オペラ「魔笛」"より)
- モーツァルト(青島広志編)「きれいな音だ」("オペラ「魔笛」"より)
- グリンカ「モーツァルトの主題による変奏曲」
- モーツァルト(青島広志編)「グラスハーモニカのためのアダージョ」
ハープによるモーツァルト作品集。篠崎さんのアルバムの中ではいちばん聞き応えがあると思います。
SONY SRCR-8580
- ラヴェル(ジェマイン編)「亡き王女のためのパヴァーヌ」
- フォーレ「子守歌」
- サティ(アレン編)「ジムノペディ第1番」
- ドビュッシー「小舟にて」
- ドビュッシー(三枝成彰編)「亜麻色の髪の乙女」
- ドビュッシー(サルツェード編)「月の光」
- ドビュッシー(三枝成彰編)「子供の領分」
共演:難波弘之(syn)、岩田英憲(パンフルート)
ハープソロでも演奏可能な作品をハープデュオにアレンジしたり、シンセサイザーなどで彩りを加えたり、クラシックというよりもイージーリスニング風に仕上げたアルバム。
ALM ALCD-7019
- ドビュッシー「2つのアラベスク」
- トゥルニエ「イマージュ第1組曲より ロリータ(踊り子)」
- アッセルマン「泉」
- ヘンデル「主題と変奏」
- アルヴァース「セレナード」
- アルベニス「ソナタ」
- ドビュッシー「亜麻色の髪の乙女」
- トゥルニエ「イマージュ第4組曲」
- サン=サーンス「白鳥」
ALM ALCD-3039
- トゥルニエ「偶然の波動〜ハープのための新しいイマージュ〜」
- タイユフェール「ハープのためのソナタ」
- トゥルニエ「ロシアの子守歌」
- イベール「スケルツェット」
- グランジャニー「子供の時間〜ハープのための組曲〜」
ALM ALCD-7056
- トゥルニエ「森の中の泉へ」
- グリンカ「モーツァルトの主題による変奏曲」
- グリンカ「夜想曲」
- デュセック「ソナタ ハ短調」
- トゥルニエ「4つの前奏曲」
- トマス「エチュード No.11」
- グランジャニー「幻想曲 Op.31」
- サン=サーンス「幻想曲 Op.95」
- フォーレ「即興曲 Op.86」
- シューマン「トロイメライ」
左肩を粉砕骨折する事故からの復活、といった感動的な背景はいっさい抜きにして、素晴らしい出来映えのアルバム。独特な間のとりかたや流れの作り方をする人なのですが、このアルバムではそれがまったくいやみなく、まるでそれが当たり前のように自然に聴かせることに成功しています。前の2枚からの変貌ぶりに驚きました。事故の影響があるのかもしれませんが、いい意味で肩の力が抜けたのでしょう。音色のバランスも文句なし。これは傑作です。
VICTOR PRCD-5219
- アッセルマン「泉」
- マックスウェル「ひき潮」
- グリンカ「モーツァルトの主題と変奏」
- ビゼー「アルルの女 より メヌエット」
- イングランド民謡「グリーンスリーヴス」
- ムーア(サルツェード編)「春の日の花と輝く」
- 日本古謡(吉田雅夫編)「さくら変奏曲」
- サルツェード「タンゴ」
- サルツェード「ルンバ」
- サルツェード「夜の歌」
- ドビュッシー「月の光」
- イベール「二つの間奏曲」
- イベール「間奏曲」
- トゥルニエ「朝に」
共演:西田直孝(fl)、山崎貴子(Vn)
中堅ハーピスト菅原朋子さんの初めてのCD。いわゆる名曲集的なアルバムになってはいますが、わりと趣味が出ているように思います。特別なインパクトはないものの、安定感のある演奏の中に適度な自己主張があって、なかなかの好録音。
Victor Entertainment VICL-60455
- 小道
- 読書
- 若草の頃
- 窓辺
- 霧
- 小さな訪問者
- 年輪
- 木漏れ陽
- 晩鐘
- ほたる
- むかし話
- 湖面に映る月
- 森は眠る
共演:相馬充(fl)
全曲、朝川朋之氏による作曲・編曲のオリジナルアルバム。クラシックというよりはイージーリスニングですが、ハーピストならではの曲作りは見事で、クラシックファンでも一聴の価値があると思います。美しい音色ながら、朝川氏らしい力強さが常に根底に流れている演奏です。
WARNER-Erato WPCS-6250
- J.S.バッハ「ブーレ 〜 無伴奏バイオリン・パルティータ第1番より」
- マティエリ「アダージョ 〜 ジーグ、アダージョとアレグロ・モデラート より」
- タンスマン「ささやな無想 〜 子供のために第3集 より」
- タンスマン「ぜんまい仕掛けの馬 〜 子供のために第4集 より」
- タンスマン「レコード 〜 子供のために第4集 より」
- タンスマン「小鳥 〜 子供のために第3集 より」
- タンスマン「小さな黒人の子 〜 子供のために第2集 より」
- タンスマン「ダンスのレッスン 〜 子供のために第2集 より」
- タンスマン「パレード 〜 子供のために第2集 より」
- フォーレ「即興曲 Op.86」
- ピエルネ「即興的奇想曲 Op.9」
- ゴレスタン「ルーマニアのバラード」
- ルーセル「即興曲 Op.21」
- サン=サーンス「幻想曲イ短調 Op.95」
- シューマン「ささやかな子守歌」
- シューマン「予言の鳥」
- ラモー「メヌエット」
- ドビュッシー「亜麻色の髪の乙女」
- ドビュッシー「ロマンティックなワルツ」
- ボクサ「練習曲 アレグロ・アジタート」
ハープ・コンテストにもその名を残す”ハープの女王”リリー・ラスキーヌ女史の名演集。彼女なくして現代のハープは語れません。必聴。
WARNER-Erato WPCS-6247
- L.E.ジャダン「二重奏曲 第2番 変ロ長調」(hrp&fp)
- ガラ「私は花盛りの年頃に」(hrp&br)
- ガラ「私はそこにいた!」(hrp&br)
- ダルヴィマール「私の心は溜息をつく」(hrp&br)
- ナデルマン「アングレース・ロンドレット Op.92」
- ダルヴィマール「ロシアの歌と変奏 Op.25-4」
- ボイエルデュー「二重奏曲 第2番」(hrp&fp)
- L.E.ジャダン「ファンタジー・コンセルタント ト短調」(hrp&p&o)
- ボクサ「アイルランドの歌」(hrp&fl&strings)
- ナデルマン「3つの小品」(hrp&o)
共演:ロベール・ヴェイロン=ラクロワ(fp)/ベルナール・クリュイセン(br)/ジャン=フランソワ・パヤール指揮パイヤール室内管弦楽団
1800年前後のハープの復古作品を集めたCDで、ほとんどの人が聴いたことがない曲ばかりだと思います。マニア向けかな(^^;。
WARNER-Erato WPCS-6248
- ペトリーニ「二重奏曲第2番 Op.30」
- ダルヴィマール「二重奏曲第2番 Op.31 より抜粋」
- J.ハイドン「先生と生徒」
- ウェーバー「ロマンチェ Op.3-2 〜 四手のための易しい6つの小品 より」
- ドゥマール「カヴァティーナと変奏」
共演:マリエル・ノールマン(hrp)
二人の名手によるハープデュオ作品集。さすがの名演です。ハープデュオのアルバムはなぜかあまり多くないのですが、けっこう良い楽曲があるのがわかります。
WARNER-Erato WPCS-6249
- トマス「グラン・デュオ 変ホ短調」
- ボクサ(デュパン編)「練習曲 イ長調」
- ボクサ(デュパン編)「エチュード=ヴァルス 嬰ヘ短調」
- アッセルマン「鬼火」
- ポエニッツ「シュプークハークテ・ガヴォット」
- ラバール(デュパン編)「ロンドンデリーの歌」
- ツァーベル「泉 Op.23」
- トゥルニエ「前奏曲 第4番」
- アッセルマン「泉 Op.44」
- シュット「可愛らしい練習曲」
- ヘラー(アッセルマン編)「練習曲」
- セヴラック「ロマンティックなワルツ」
- トゥルニエ「演奏会用練習曲 朝に」
- ポツォーリ「練習曲」
- 黒人霊歌(サルツェード編)「深い河」
- イベール「スケルツェット」
- グランジャニー「秋」
- アッセルマン「鬼火」
共演:マリエル・ノールマン(hrp)
前半がハープデュオ作品集、後半が小品集となっています。録音されるのは珍しい曲がいくつか入っていますね。アッセルマンの「鬼火」がデュオとソロの両方で収録されていて、その聴き比べもおもしろいです。
WARNER-Erato WPCS-6244
- 作曲者不祥「グリーン・スリーヴス(主題と変奏)」
- クルムフォルツ「ソナタ ヘ長調」
- ロッシーニ「序奏と変奏」
- フォーレ「子守歌 Op.16」
- イベール「間奏曲」
- ダマーズ「ソナタ」
- ドビュッシー「神聖な舞曲と世俗的な舞曲」
- ドビュッシー「フルート、ヴィオラとハープのためのソナタ」
共演:ジャン=ピエール・ランパル(fl&指揮)、ピエール・パスキエ(va)、パイヤール室内管弦楽団
フルートとハープのための作品を中心とした室内楽曲集。この中に収められている「神聖な舞曲と世俗的な舞曲」は史上最高の名演といっていいでしょう。次の「室内楽曲集2」にパイヤール指揮の新しい録音がありますが、私はこちらのランパル版のほうが好きです。必聴。
WARNER-Erato WPCS-6245
- デュヴェルノワ「夜想曲 第2番 変ホ長調」
- ボクサ「カンタービレ・エスプレッシーヴォ Op.62-21」
- ドープラ「スコットランドの歌と変奏 Op.22」
- ドープラ「ソナタ Op.3」
- ボクサ「幻想曲 変ホ長調 Op.72 より アンダンテ・ソステヌート」
- ドビュッシー「神聖な舞曲と世俗的な舞曲」
共演:ジョルジュ・バルボトゥー(hrn)、ジャン=フランソワ・パイヤール指揮パイヤール室内管弦楽団
ホルンとハープのための作品を中心とした室内楽曲集。金管楽器とハープという組合わせは難しいのですが、唯一マッチするのがこのホルンでしょう。
WARNER-Erato WPCS-6246
- ラヴェル「序奏とアレグロ」
- イベール「三重奏曲」
- カプレ「赤死病の仮面 〜 エドガー・アラン・ポーによる幻想的物語」
- ピエルネ「自由な変奏とフィナーレ」
共演:アラン・マリオン(fl)、ジャック・ランスロ(cl)、ヴィア・ノヴァ四重奏団
ハープ中心の室内楽集。「序奏とアレグロ」の超絶技巧、カプレの大曲の弾きこなしなど、聴きごたえあります。
PolyGram POCA-3060
- アントニオ・デ・カベソン「パバーナとその変奏」
- アロンソ・ムダーラ「ハープのためのティエント」
- フランシスコ・フェルナンデス・パレーロ「ロマンセ では話してくれぬのか」
- フランシスコ・フェルナンデス・パレーロ「ロマンセ モーロの王は散策していた」
- ルイス・アルベルト「トレス第4番」
- アントニオ・デ・カベソン「パバーナ・イタリアーノ」
- アントニオ・デ・カベソン「ミラノ風ガリアルダによる変奏曲」
- アントニオ・デ・カベソン「騎士の歌による変奏曲」
- 作者不詳「セギディーリャ」
- ルカス・ルイス・デ・リバヤス「バーカス」
- ルカス・ルイス・デ・リバヤス「フォリーアス」
- ルカス・ルイス・デ・リバヤス「パラデータス」
- ルカス・ルイス・デ・リバヤス「パバーナス」
- ルカス・ルイス・デ・リバヤス「アーチャス」
- ディエゴ・フェルナンデス・デ・ウエテ「イタリアの歌による変奏曲」
- ディエゴ・フェルナンデス・デ・ウエテ「カンシオン・フランセーサ」
- ディエゴ・フェルナンデス・デ・ウエテ「モンフィウル・デ・ラ・ボレータ」
- ホルヘ・ロドリーゲス「ハープのためのトッカータ第2番」
珍しい16,17世紀スペインのハープ曲集。あまりなじみのない曲ばかりですが、自分でも弾いてみたくなるような親しみやすい演奏で、小気味良い小品集に仕上がっています。お薦め。
PolyGram POCG-90358
- モーリス・ラヴェル「亡き王女のためのパヴァーヌ」
- クロード・ドビュッシー「アラベスク第1番」
- ガブリエル・フォーレ「塔にこもる奥方 Op.110」
- アルベール・ルーセル「ハープのための即興曲 Op.21」
- カルロス・サルツェード「夜の歌」
- エンリケ・グラナドス「スペイン舞曲第5番 アンダルーサ」
- イサーク・アルベニス「アストゥリアス」
- イサーク・アルベニス「スペイン風タンゴ」
- イサーク・アルベニス「マジョルカ Op.202」
- イサーク・アルベニス「グラナダ」
サバレタのオリジナル・アルバムではなくて、有名な曲ばかりを集めてメーカーが作ったベスト盤。ハープ曲としてはあまりに有名な作品を集めた前半と、どちらかというとギター曲として有名な作品を集めた後半から成ります。録音された年代がいろいろなので、アルバムとしてのまとまりはイマイチ。
POLYDOR-LONDON POCL-9861
- ショパン(ロブレス編)「前奏曲第7番 Op.28-7」
- ショパン(ロブレス編)「前奏曲第6番 Op.28-6」
- ショパン(ロブレス編)「前奏曲第20番 Op.28-20」
- ショパン(ロブレス編)「前奏曲第15番 雨だれ Op.28-15」
- ショパン(ロブレス編)「マズルカ第5番 Op.7-1」
- ショパン(ロブレス編)「マズルカ第47番 Op.68-2」
- ショパン(ロブレス編)「マズルカ第48番 Op.68-3」
- アルベニス(ブルーノ編)「入り江のざわめき」
- アルベニス(ブルーノ編)「朱色の塔」
- ファリャ「代官の踊り 〜 三角帽子より」
- アッセルマン「練習曲 泉 Op.44」
- ゴドフロワ「演奏会用練習曲 Op.193」
- フォーレ「即興曲 Op.86」
- サルツェード「夜の歌」
- ヘンデル「ハープ協奏曲変ロ長調 Op.4-6」
共演:ネヴィル・マリナー指揮アカデミー室内管弦楽団
ロブレスさんはスペイン生まれの女流ハーピスト。日本での知名度は低いものの、実力は十分。このCDはメーカーが作ったベスト盤。前半はロブレス自身が編曲したショパンの作品集、スペインの名曲をはさんで、後半はハープの名曲集。最後はハープ協奏曲として最も有名なヘンデルの作品で締めています。¥1000という値段にしては充実した内容で、入門用としてお薦めできます。
東芝EMI TOCE-4077
- ドビュッシー(ルニエ編)「アラベスク第1番」
- ドビュッシー「月の光 〜 ベルガマスク組曲より」
- ドビュッシー(グランジャニー編)「亜麻色の髪の乙女」
- サティ「ジムノベティ第1番」
- サティ「ジムノベティ第3番」
- フォーレ「即興曲 Op.86」
- フォーレ「塔の中の姫君 Op.110」
- ルーセル「即興曲 Op.21」
- アッセルマン「泉 Op.44」
- ピエルネ「奇想的即興曲 Op.9-3」
- イベール「スケルツェット 〜 ハープのための6つの小品より」
- サン=サーンス「幻想曲 Op.95」
クリンコ氏はスイス生まれの男性ハーピスト。これは彼のデビューCDの廉価再発で、タイトル通り有名な曲ばかり収められています。男性らしい力強いタッチが特徴。
ArteNova-BMGジャパン BVCC-6018 1995年12月録音
- モーツァルト「フルートとハープのための協奏曲」
- ボワエルデュ「ハープ協奏曲 ハ長調」
- ドゥシェク「ハープ・ソナタ 第3番 ハ短調」
¥880とえらく安いCDですが、内容は悪くないです。
Camerata 32CM-220 1991年6月29日,7月1日録音
- フォーレ「シシリエンヌ Op.78」
- ベルリーニ「夜想曲 Op.12」
- ラヴェル「ハバネラ」
- サン=サーンス「ロマンス Op.51」
- フォーレ「子守歌 Op.56-1」
- ピレヴェストレ「アニュス・ディ」
- サン=サーンス(カーリンガー編)「ソナタ Op.168」
- ツァマラ(馬込勇編)「幻想曲」
ファゴットとハープという珍しいデュオ・アルバム。
SONY SRCR-8877
- ウェーバー「ピエ・イエズ」
- フランク「天使のパン」
- オルフ「私の心の揺れ動く秤の上で」
- マロット「主の祈り」
- パリー「イェルサレム」
- カッチーニ「アヴェ・マリア」
- モービー「賛美歌第23番」
- ホルスト「マイ・カントリー」
- 伝承歌「ダニー・ボーイ」
- 伝承歌「マイ・レイガン・ラヴ」
- 伝承歌「スォー・ガン〜ウェールズの子守歌」
- ハーティ「子守歌」
- 伝承歌「アメイジング・グレイス」
- エルウィン=エドワーズ「スリー・ウェルシュ・バード・ソングス」
- フンパーディンク「ホエン・アット・ナイト・アイ・ゴー・トゥ・スリープ」
共演:マイニール・ヒューリン(hrp)/エドワーズ指揮ウェルシュ・ナショナル・オペラ管弦楽団&合唱団
イギリスのソプラノ歌手、シャルロット・チャーチ12歳のデビューCD。全英プラチナディスク。山野楽器で発売日前に買ったら何故かマウスパッドがついてきました(笑)。ハープの演奏は多くはなく、控え目。主役の声は、いやみのない透き通った高音がたいへん印象に残りますが、低いほうはやや苦手なのかも。
COLUMBIA COCO-80464
- スカルラッティ「すみれ」
- グアスタヴィーノ「ばらと柳」
- モンポウ「君の上にはただ花ばかり」
- シューマン「あなたは花のようなひと」
- シューマン「はすの花」
- ロッシーニ「フィレンツェの花売り娘」
- ザンドナイ「最後のばら」
- ラフマニノフ「ひなぎく」
- ラフマニノフ「リラの花」
- グラナドス「松林に出かけた乙女たち」
- ロドリーゴ「ポプラ並木に行ってきた」
- ヒナステラ「もの忘れの木」
- ラカーリェ「アマポーラ」
- シーガー「花はどこへ行った」
- クルティス「忘れな草」
- ロジャース「エーデルワイス」
共演:朝川朋之(編曲,hrp,p)/寺嶋陸也(p)/アンサンブル・フィオーリ
花に関する歌を集めた、いわば「歌の花束」。有名な曲も多く、楽しめます。幅広いジャンルで活躍するハーピストの朝川氏が、ハープだけでなく編曲とピアノでも参加しています。
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