2月の合同結婚式に反対する記者会見

2000.2.22登録

 2月7日(月)、霞ヶ関の弁護士会館で「4億双」合同結婚式に反対する記者会見が、霊感商法被害対策弁護士連絡会・日本基督教団原理問題対策連絡会・父母の会の3者によって開かれました。そこで「共同声明(2000年2月の合同結婚式に反対)」が発表されました。
 そこで明らかになった金あつめの実態は、すさまじいの一語に尽きます。1月29日から30日までに2教区に対して各5,000万円の献金ノルマを課すとか、一人30,000円の献金強要がなされています。
 その理由は今回の「合同結婚式」にアメリカから4,000人を参加させるための費用の3分の2を献金せよ。そうすれば参加したゲストを霊の子にカウントする。日本の信者はまさに集金マシーンとして酷使されている実態が浮き彫りになりました。なお、サンフランシスコでは、本来は950ドルかかるところを、日本の婦人がスポンサーになって300ドルで韓国旅行ができると宣伝しているといいます。
 また、新手の人集めとして「おめでたブライダルNET」なるインターネット上でカップリングするホームページを開設し、統一協会員男女30人の写真と経歴を掲載しています。ここでは直接申し込みは受け付けず、面接して統一協会に取り込むのが狙いのようで、詐欺的な結婚紹介活動による信者の獲得が行われていることも紹介されました。
 会場から「最近の合同結婚式への参加条件が緩和されているのは何故か」の質問が出されました。これに対して元信者の方から「お父様の勝利圏が拡大したので、少ない条件を満たすだけで参加できるようになったと内部では説明されている。お父様のみ言だといわれればそれで納得してしまう。しかし、古参の幹部のなかには疑問を感じている者もいる」と話され、会場からため息が漏れるひと幕もありました。
 さらに、キャンディをもらっただけで、なぜ合同結婚式に参加したこととしてカウントするのかの問には、「キャンディには聖酒が入っているので……」の答えに、「舐めなくてよかった」という人もいました。
 その後、合同結婚体験者からそれぞれ発言がありました。相対者が知らされる(写真だけ)のは早くても3ヶ月から1ヵ月前であること。親が反対している場合は、1〜3年行方をくらまし、合同結婚式に参加する出発直前に空港から連絡するケースが多いこ。160万円の献金をさせられたこと。相手が気に入らない場合でも「信仰」で乗り越えるること。日本人だけが拒否できない教えであることなどが話されました。
 また、京都から参加した船田牧師は、信仰心もなく、教義も、教祖も知らない韓国人のにわか信者と結婚させられた日本人女性信者は、協会のノートに「お酒は飲むし、いかがわしいビデオは見るし、どうしようもない相手です。お父さん(自分の)、すみません……」と記していることを紹介し、女性信者の心身共に悲惨な結婚生活を報告しました。
 ちなみに、今回の「合同結婚式」には、日本から5,000人〜10,000人が参加させられるだろうとのことでした。
 最後に、紀藤弁護士は『最近のカルト被害を見れば、もはや「自己責任原則」だけでは防ぎきれないことに気付くべきだ』と述べて、記者会見を終了しました。

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