東京高裁が献金額に慰謝料を加えて賠償命令

1998.9.24登録

 東京高裁(小川英明裁判長)は22日、統一協会に脅されて多額の献金をさせられた横浜市の主婦(39才)に対し、1審で認められた賠償額に、慰謝料100万円などを増額した賠償を認める判決を出しました。
 主婦は、統一協会に勧誘され、「寄付しなければ最愛の肉親に重大な害が生ずる」などと脅されて合計2310万円の献金をしていました。
 1審の東京地裁では97年10月、統一協会に対し、全献金額と、弁護士費用230万円の支払を命じていました。
 今回の判決で小川裁判長は、「原告の主婦は不安心理を不当に増大させられ、高額の献金を決意させられるなどして、相当の精神的苦痛を加えられた。この苦痛は、単に献金相当額の返還を受けただけでは回復することができない」と指摘し、新たに慰謝料100万円の請求を認め、弁護士費用も10万円増額し、賠償額の合計を2650万円としました。


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