青春を返せA裁判が結審

1997.12.20登録

 12月10日午後、原告A男さんの29回目の「青春を返せ裁判」が岡山地裁(小沢一郎裁判長)で開かれました。(BR)  この裁判では、前回までに統一協会幹部の証人が実質的に採用された前進面と、マインドコントロールの仕組みなどを立証する予定の証人などが棄却された不利な面を合わせ持っていました。
 法廷では、双方が最終の書面を提出した後、判決日が3月25日(午後1時15分)に指定されました。

 閉廷後の懇談会で、次のような発言がありました。
<河田弁護士>平成元年に提訴した裁判が9年に終了しました。今日は最終の準備書面を提出しました。西田公昭講師(社会心理学)の札幌地裁での証言の全体が統一協会側から提出されることになりました(以前、統一協会側が証言の一部のみを提出していた)。壺などの物品被害に対しては、東京地裁の勝利判決があり、献金被害については福岡、高松、奈良で勝利判決があり、福岡の件は最高裁で確定しています。それらに対して、違法な勧誘などの問題を問うのが「青春を返せ裁判」で、全国で7件あり、その中で名古屋では結審していますが判決は新年度になりそうです。したがって、岡山の判決が、この問題での日本で初めての判決になりそうです。
<近藤弁護士>A男さん、長い間ご苦労さまでした。
<A男>9年目に結審となりました。最初は、私は脱会したから、それでよかったんですが、次々に被害者が出ていて、警察でもそれが止められなかったので、裁判で市民のみなさんにこの問題を知ってもらいたかったのです。
<元カルト信者>私はものみの塔を脱会して10年になります。この闘いは1人だけではできないでしょう。カルト問題は、これからもつづくと思います。
<高校教員>傍聴していて、被害は、高校生や私たちのすぐそばまで及んでいると感じました。
<B子>裁判の先輩としても、9年間の長い間がんばってこられたこと、立派だと思います。


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