真岡鉄道冬景色-1(天矢場の冬景色)    

真岡鉄道最大の難所が茂木から天矢場に向けての25パーミルの急勾配だ。
終着駅の茂木駅を発車した上り6002列車は、踏み切りを渡った所で右に大きく曲がり12.5パーミルの坂を道の駅に向かって走る。
道の駅の踏み切りから、サミットの天矢場駅までの1.5キロが25パーミルの連続勾配区間だ。
真岡鉄道にC12が現役で走っていた頃当時の国鉄真岡線では、この連続勾配区間のためC12形蒸気機関車の牽引定数が17(170t)に抑えられていた。
この連続勾配区間を登る6002列車を絵にして見た。



冬の天矢場は、中ほどにあるお立ち台が人気だ。
だが冬の天矢場は、天気が悪いと大変暗い。
C12が爆煙で登ってきた。(300ミリ)
1997年12月




澄みきった青空が美しかった。
お立ち台横の線路端から28ミリで見上げてみた。
2001年2月



冬枯の落葉樹と、松、杉の針葉樹が交互に並ぶ天矢場。
お立ち台の国道側から180ミリで狙ってみた。
C11はC12に比べ力があるので、余裕で天矢場を登れるようだ。
2001年2月




国道側から180ミリで、お立ち台付近を登るC12を撮影してみた。
2000年2月




「冬の天矢場」
前日の雪がまだ残っていた、お立ち台の上段から300ミリで狙う。
2001年2月




「雪の天矢場」
木立ちに雪が飾り付き天矢場の景色は一変していた。
国道の切り通しの上から105ミリで狙う。
2001年1月



真岡鉄道冬景色-2