広島空港リムジンバス (広島電鉄【広電バス】、広島バス、広島交通、芸陽バス、中国JRバス)
2004.10 |
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1993年に開港して以来運行を続けている広島空港のリムジンバス。広電バスを中心とした計5社で仲良く運行をしている。
広島は広島駅新幹線口と広島バスセンター(中筋駅経由)の2ヶ所から発着をしている。 新幹線口への便は という経路で走行する。バスセンター便は山陽道を降りてからの距離がかなりあり渋滞が気になる。 この他 竹原、三原、尾道、福山方面へのバスもある。
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【広島駅新幹線口ルート乗車レポート】
広島駅新幹線口発はBC発よりも本数が多い。数本を見送った後乗車したが、どのバスもそれなりに人が乗っていた。 バスは新幹線口を右折で出ると、まっすぐ矢賀新町2丁目まで進む。ここを左折し、JR広島車両所脇を走行し、安芸府中道路入口を右折。間所入口から山を登るように広島高速1号線に入り終点の馬木出口までの4.2kmを走行をする。広島東ICまで開通すれば全長は6.5kmとあと2km少々の延伸となる(既に開通した)。ちなみに、広島駅北口と1号線を直結する5号線は全長4kmの予定だ。 現在は中途半端な都市高速だが、今後は広島駅〜広島東ICまで繋がるようで、完成になれば所要時間も短縮されるだろう。 高速をおりたあと再び一般道を走行し広島東ICへ向かう。ここから32km程山陽道を走行する。 暫し山間部を走行し、河内ICを空港方面に出ると、約3kmで広島空港へと到着になる。出発便は空港のターミナル側から出るが、その一つ外側へ到着する。
飛行機の出発便は2Fのため、エスカレーターかエレベーターで2Fへ向かえばそこが出発階だ! |
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【広島バスセンター(広島BC)ルート乗車レポート】
続いては広島空港からの折り返しで広島バスセンター便のレポートです。バスセンター行は日中は30分間隔で運転をしている。 広島空港からは河内ICを経由し山陽道で、新幹線口行きが利用する広島東ICよりも7km先の広島ICまで向かう。 高速をおりると、程なく右側から新交通システムのアストラムと合流し、その高架下を走行する。 合流して一つ目のアストラムの駅中筋駅にある信号中筋駅南を左折しさらに左折でバスターミナルへ入る。 ここでそれなりの人が下車した。 ベッドタウン側へ向かう方、渋滞回避で都心部へ向かう方にも便利な駅なのだろう。ちなみに調べてみるとアストラムラインなら県庁前・本通までは2004年10月現在310円で県庁前までは13分。ラッシュ時間こそ2分30秒間隔での運転だが日中は10分間隔なので、乗り換えの手間を考えると多少の渋滞なら都心部向けの方はそのまま乗っていた方がいいようだ。 中筋を右折し中筋駅南を左折で出ると再びアストラム高架下の54号の右車線に入り再度南下。西原駅・祇園新橋北駅を越え、大田川の祇園新橋を中筋から約5分で渡る。左手をよりY字路のような形で合流をし、今度は大田川と並走する形となる。次の不動院前は停車する高速バスもあるがリムジンは通過・牛田駅・白島駅を越えるとJRをアンダーパスするここから先はアストラムも地下にもぐるので、54号線も上がひらけ、明るくなる。続いて広島城の横を通過し、さらに直進すると広島BCへの専用道路(高架誘導車路)へと繋がり、広島そごう3階の広島バスセンターに到着する。 尚、広島バスセンター(広島BC)から広島空港行きは2番線からの発車となる
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広島リムジンの車両 | |
93年開港当時の車両に加え、02年を中心にに各社増車をした模様。三菱・日産・日野・いすゞと各メーカーの車両が揃う。 また93年車は各社サブエンジン冷房だったが、2000年の広交の増車や2003年は殆ど直結冷房車が導入をされ、まさに空港リムジンという印象の車になった。 車両も西工ボディが減ったせいでバリエーションが増えた。 | |
広島電鉄(広電バス)
広島空港リムジンの最大勢力が広電。来るバスの多くが広電だ。また、広電では5社共通の予備車も持っている。 己斐付近にある広島北営業所が担当している。 |
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1993年車 左: (広島22く3845 04599
RU) 右(広島22く3852 09602 M6) 広島駅新幹線口にて 93年車は折り戸にサブエンジン エアコン |
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左:1995年車(広島200か
47 24603 RU 高速予備車) 広島空港にて 右:2003年車(広島200か510 06661 LV) 広島駅新幹線口にて いすゞ KL-LV774R2 扉はスイング式になり2002年車からはグリーンガラスに直結冷房! |
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左:2003年車(広島200か518 M86 09618) 広島駅新幹線口にて 三菱KL-MS86MP 右:2006年車(広島200か854 RU 04699)広島空港バスプール 日野 新セレガ ADG-RU1ESAA 下の新ガーラとの違いは行き先LED上のオーナーメントランプがあることとフロントグリル部分のデザイン。 |
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2006年車 (広島200か859 06679) いすゞ 新ガーラ ADG-RU1ESAJ/ESAN リアは新ガーラではあるが2枚窓は採用されず、新セレガと同様になった。 |
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左:2006年車の新セレガ(広島200か854 RU 04699) 右:2008年車の新ガーラ(広島200か1063 06692) PKG-RU1ESAJ/ESAN 2006年車のセレガ・ガーラ2台は左の写真のように、横のLEDが窓の中にあるが、2008年車以降のセレガ・ガーラは窓の下に設置されるようになった。 左のセレガは正面のLEDの上にオレンジ色のオーナーメントランプがあるのが良くわかる。 2008年には広島200か1064のセレガを導入 2009年にも広島200か1195のガーラを導入。 |
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広島バス
天神川駅付近の大洲営業所の担当。 |
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左:1993年(広島22く3826
RA 2007) 広島駅新幹線口にて 富士重工ボディの日産車。この他東京では貴重な三菱の富士重工ボディ車も1993年に導入されている。 2004年には直結の西工車も導入された 右:2004年(広島200か696 R5 2010)KL-RA552RBN 西工ボディのC-1 02MCタイプは広島空港リムジンではこの1両のみ。 |
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2006年車(広島200か839 M86 2010) PJ-MS86JP 広島バスのPJエアロとの区別は、リアの青色のランプがついている点。 |
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2009年車のエアロエース (広島200か1238 2015)BKG-MS96JP 広島交通のエアロエースと比べると、サイドの窓がT字窓で、後方にリアスポイラーがないのが広島バス仕様。 2007年にも 広島200か1039を導入している。 1238よりリアの液晶が大きくなった。 |
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広島交通
1993年は日産車が導入されたががその後2000年には直結三菱・2003年には標準塗装の三菱車が導入されている。2000年までは西工ボディ車だった。 |
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左 1993年車(広島22く3827
RA 691) 広島空港にて 3827-29まで3台がいる。日産車。広電の西工車と比較すると前方・後方ともルーバーの形状が違う。 右 2000年車(右側:広島200か255 KL-MS86MP 762-05 と 広電の広島200か519 09619) 右側に写っているのが広島空港リムジン初の直結冷房車。 三菱+西工ボディ(C-1 98MC)。 左側は同形式の広電の三菱純正のエアロバス。 |
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2003年車(広島200か582 M86 778-35) なぜか標準塗装で導入されたが空港線用車両。上部に取り付けられたLEDが東京空港交通に似ている。 その後、2006年にリムジン塗装に変更された (右の写真) |
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左:(広島200か582 M86 778-35) リアは小型のガラスが採用された。 右:2007年車(広島200か991 M86 795-75)PJ-MS86JP リアのガラスは普通のサイズになった。 |
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左:2007年車(広島200か991 M86 795-75)PJ-MS86JP 今回のエアロは行灯(LED)が通常位置に戻った。 | |
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2009年車の(広島200か1211 M96) BKG-MS96JP 最近では珍しい逆T字窓で、リアにはリアスポイラーが装備されている。 2008年にも広島200か1112を導入している。 広島交通のエアロエースは運転席の窓の下が白いが、広島バスは黒く塗装されている。 |
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芸陽バス
1993年には日野といすゞ車。2003・2004・2005年には日野セレガRを導入した。他の事業者が直結冷房車を導入する中、サブエンジン車が今回も投入された。2003年はFSモデルが導入されたが、2004年からはグレードの高いFDモデルが導入された。 こちらも広島駅から少々遠い安芸中野駅付近の瀬野川営業所の担当。 |
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左:2003年車(広島200か613 FS KL-RU4FSEA) 広島駅新幹線口にて 正面2枚窓のスタンダードデッカーのセレガR FS。他社と比べると空港仕様も出来た直結冷房のFDではなく安価なFSの採用となった。 右:2005年車(広島200か787 FD KL-RU4FSEA) 2004年・2005年とセレガRのFDタイプが導入された。FDになったが、直結冷房の空港仕様は導入されなかった。あわせて、折り戸が継続採用された。 |
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左:2006年車(広島200か918 RU PKG-RU1ESAA) 2006年にはついに新セレガが導入された。広電の同車と比較すると、横のLEDの位置が異なる。 |
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中国JRバス
広島営業所が担当をしている。 |
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左:1993年車 (広島22く3853
M8 644-3957) 広島駅新幹線口にて 1993年当時に納入された他社の三菱車はMS7(エアロバス)ベースだが、JRはMS8(ニューエアロ)タイプの採用である。MS7タイプは西工ボディで導入されたため判りづらい。 右:2003年車 (広島200か522 LV 641-2913) 広島空港にて 広電のガーラとは違いグリーングラスは採用されなかったが直結冷房は採用された。 |
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左:2009年車 (広島200か1253 641-9907) 2009年には中国JRバスも新ガーラを納入した。 |
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三次〜広島空港間の実証実験を開始 2016.7.14-2017.1.13まで備北交通の運行で実証実験を実施。 (三次工業団地:備北交通営業所)〜左折・左折〜三次工業団地口右折〜R375〜三次中央病院(北)左折〜(入路右折:三次中央病院:出路左折)〜三次中央病院(北)左折〜R375〜三次IC入口右折〜上原左折(レーン)〜三次駅前左折(三次駅3番)三次駅前右折〜R183〜庄原分かれ左折〜四拾貫会館〜三次東IC〜松江道無料区間〜吉舎IC・左折〜R184〜吉舎中学校前〜安田(せら夢公園右折看板先で)右折〜フルーツロード〜せら夢公園南直進〜賀茂〜大和工業団地東口斜め左〜下徳良直進〜大和南インター入口〜フライドロード〜広島空港 |