2022年度のリムジンバス(東京空港交通)の経路変更(迂回)


東京マラソン2023
はとバス羽田空港ベストビュードライブでのリムジンバスの活躍
池袋東西ウォーカブル社会実験での迂回運行
東京マラソン2023でのリムジンバスの運行状況と経路変更(迂回) 
第16回の東京マラソンが2023年3月5日に行われた。

減便体制が続くリムジンバスは成田線ではTCAT経由新宿、羽田空港、YCAT、TDRのみ運転をしていたが、7月16日よりTCAT経由銀座・赤坂行が復活。これによりTCAT経由新宿で運行される便は朝夜だけとなった。
成田空港行では新宿とTCATが分離し時間短縮となった。
12月16日には銀座・赤坂発がTCAT経由成田空港行として運行を開始した。
このため今回は、TCAT銀座系統が銀座〜TCAT間を一般道経由で運行していたため迂回対象となり、通常は利用しない銀座出入口を通るリムジンバスの姿を捉えることができた。
銀座入口を使用する定期路線便は2012年3月31日のサンノー->東プリタワー->東プリ->ペニンシュラ->NRTが消滅して以来となった。銀座出口を使用する定期路線便はここ20年では記憶になく、銀座界隈に集中することにした。


最高気温は13.1度になり2年連続で暖かい気候となった。
【銀座地区成田空港行】
減便体制の中で新系統が誕生したことで新たな迂回経路となった。

日比谷通りの規制は9:40-16:20、新大橋通りの規制は9:00-14:35となり、
帝国->銀座東武->TCAT->成田空港の便では
帝国発9:15、11:45、13:45の全便とも銀座東武からは銀座上がり清洲橋降りの首都高経由。11:45以降は帝国ホテルがお馴染みの宴会口発となり外堀経由で銀座東武へと向かった。
従来は第一ホテルへ新幸橋経由で向かっていたが、今回は外堀通り直進で銀座東武に向かう形になった。
銀座発はQRコードのチェックをTCATで行うため、増便もTCATに向かったと思われる。

(帝国宴会口)〜銀座西5〜新橋駅銀座口前〜蓬莱橋〜(銀座東武)〜三原橋〜万年橋〜銀座入口
【祝橋・銀座入口付近】
銀座東武〜三原橋右折〜万年橋左折で銀座入口に向かう予想通り成田空港行がやってきた。銀座東武から3-4分で通過。

528-00252RU 品川230あ9580
【銀座入口付近】
帝国11:45の2便目は銀座東武から増便が入ったようで、帝国で目撃したL531が通過後にL949が銀座入口を通過。
この時期、銀座系統は一日3便しかなく便数が不足しているか、コロナ減便の時期ではあるが良く増便が入っていた。
この後3便目はL936で運行されていた。

949-50938M96 品川200か2928
【成田空港発TCAT・銀座方面】
減便体制の中、旧TCAT・芝、TCAT・銀座が合わさった形になりTCAT・パレス・帝国・第一・三井・銀座東武を結ぶTCAT・銀座系統が2022.7.16から運行を開始した。

上記の日比谷通り、新大橋通りに加え、永代通りが8:55-14:45、日比谷以北が7:00-18:00で規制となっており、成田空港発11:20,1420発のパレス・帝国が通過となった。

このうち11:20発は新大橋通りの規制にまずひっかかるため箱崎上がり銀座降りで運行された。
コロナ前の東京マラソンではTCATを通過とし、湾岸レインボー汐留降りから第一ホテル直行で運転をしていたが、今回はTCATを経由することで銀座降りに変更になった模様。

14:20発は高速を使わずとも、新大橋〜永代〜外堀、永代〜八重洲〜外堀、新大橋直進や昭和通り経由で第一ホテルに迎えるが、16:00頃蓬莱橋をL947が通過していったため、外堀通り経由で運行したのではないだろうか。

【銀座出口】
成田11:20発のL250が12:27頃銀座出口を通過。この先三原橋左折で昭和通り経由で第一ホテルへと向かっていった。昭和通りの南行を走るリムジンバスもこの時点では珍しかったが、この後2023.7.14の改正で出来たTCAT・汐留系統が定期的に走ることになった。

251-90242RU 成田230が9501
【TCAT地区】
2022念は箱崎出口を使用したためTCATに向かったが、今回は正規路となる清洲橋出口を使用していた。
【TCAT】
清洲橋からTCATの入口にやってきたL624。
グランドハイアット10;30発の便。

624-70142RU 品川200か3093
【その他エリア】
・新宿
 6:00〜10:15まで規制時間となるため、
 新宿方面ならびに新宿向け回送は初台南降りを使用
 羽田発:新宿1系統7:35/8:50が京王プラザ宴会口止、9:30は京王プラザ宴会口使用。
      新宿3系統8:05がバスタ止。
 新宿2系統空港行:ヒルトン8:40/9:25/9:40/10:25が成田行は西口始発、羽田行はバスタ始発。
 新宿1系統空港行:ハイアットのみ9:10/9:35/10:10/10:35が通過。京王プラザは宴会口使用。
 
・秋葉原地区
 秋葉原8:40/10:10/12:10発がTCAT始発に変更

・浅草地区
 浅草10:40発の送り込みの駒形橋が規制
 
はとバス羽田空港ベストビュードライブ
2022.6.25よりはとバス主催の羽田空港ベストビュードライブが運行を開始し、9:00/11:30/14:30のツアーのうち11:30エドグラン発の羽田空港までの送迎をリムジンバスが担当することになった。
当初は土・日・祝の全運行日担当をしていたが途中から土曜のみ担当をしている

本ツアーは羽田空港では、はとバスのオープントップバスによる空港制限区域内ツアーが実施され、羽田エクセルホテルでの食事もついている、ツアー時間は4時間10分。

【運行状況】
■ルート
京橋エドグラン左折〜中央通り〜八重洲通り〜昭和通り〜海岸通り〜汐留〜C1〜11〜B〜空港中央〜HND2
HND2〜R357〜空港中央〜B〜11〜C2〜京橋〜鍛冶橋通り〜京橋:右折〜中央通り:エドグラン路上降車

※経路変更あり
【エドグラン】

鍛冶橋通りから柳通りに入りエドグランへ向かうL16。人気のある南インド料理店のサイドを通過。

16-40851RU 品川200か2803
【エドグラン】
はとバス乗り場である京橋エドグランにリムジンバスが初入線。運行初日の2022.6.25はL02が担当した。

02-20652RU 品川200か2481
京橋ランプでなく汐留ランプを使用するようで昭和通り南行を走行するL32。
昭和通り南行は定期路線がなくリムジンバスの走行は貴重。(2023.7.14から定期路線が運行開始)

32-90845RU 品川230あ9570

【羽田空港】
羽田空港第二旅客ターミナルではとバスのオープントップバスに乗継となるため、制限区域内ナンバーをつけたはとバスが待ち受ける。
雨や猛暑の場合はオープントップでない2階建てバスに変更になる。

15-40851RU 品川200か2802
自衛隊ワクチンシャトル以来、東京駅丸の内南口のはとバス乗り場にも姿をあらわしたリムジンバス。

10-30751RU 品川200か2617
池袋東西ウォーカブル社会実験
2023.3.21に車を通行止にして歩行者天国にするウォーカブルの社会実験が池袋で行われた。
西口・東口と五差路から駅の間を9-16時にかけて通行止にしたため、池袋駅西口界隈で迂回運転が行われた。
8番乗車、9番降車となっていたが降車は8番も使いながら臨機応変に対応していた。

2022.8.1に開業した成田シャトル池袋線は通常よりロータリーを使用しているが到着便はアゼリア通りへ回送、出発便はアゼリア通りから回送されてくるため、この部分の経路が変更となった。

ロータリー内には特設Uターン路が設置され西口公園前からロータリーに進入したバスが、西口公園前から出れるようになった。

羽田空港行:8番乗車
10:15/11:45/12:15/13:15/15:00/16:00
羽田空港発:9番降車
9:20/9:50/10:30/11:30/12:10/13:10/13:40/14:10/14:40/15:10

成田シャトル池袋線
成田空港行:9:20(LP)/11:10/13:30(LP)
成田空港発:9:20/9:50(LP)/11:50/12:40(LP)/14:30(到着時間次第)

(到着)西口公園前〜降車〜Uターン〜西口公園前
(出発)西口公園前〜Uターン〜乗車〜西口公園前
通常はアゼリア通りで乗降をするリムジンバスだが、池袋駅西口のバスロータリーで乗降をした。HND12:10発到着便のL464は8番バス停が空いていたため係員の指示8番で降車をしていた。水色のLPSは通常からこちらで降車をしているがオレンジ色のリムジンバスが到着する姿は珍しい。

464-00555M96 品川200か2208
池袋13:20発の成田シャトルのLPSは五差路側から西口公園前を左折でロータリーに入り、特設Uターン路ターン路を使い7番乗り場にスポットインした。

LP34 成田200か1517
メトロポリタンより劇場通りを走ってきた羽田空港行リムジンバスはいつもの五差路の一つ手前の西口公園前を右折しロータリーへ入り8番バス停へ向かった。
13:15発のL466。

466-00555M96 品川200か2210
オレンジのリムジンバスも池袋駅西口で乗降後は特設Uターン路を使いロータリー内でUターンした後、西口公園前から劇場通りへと向かう。

466-00555M96 品川200か2210