リムジンバスで羽田空港から東京ディズニーリゾート(TDR)へ(東京ディズニーランド・東京ディズニーシー・各ホテル)
羽田空港から東京ディズニーランド(TDL)・東京ディズニーシー(TDS)へのアクセスをご紹介 土日祝日ともなれば、朝から羽田空港のディズニー方面のバス乗り場は大いににぎわっている。8:30から時刻表上は10分間隔の運行になるが、臨時便も運転され各ターミナルからの直行運行で更に、同一時刻に3−4台が運行されることもある。(最大、同じ時間に8台近くのバスが羽田から出発していることになる) ←9:10発が3台での運行。全て2ビルからの直行便。 ←6番バス停につけている京急、後のバスの横にいるリムジン、さらに京成、京急、京成、ベイシティと団子状態で待機中のディズニー向けのバス達。朝の時間帯でしか見えない光景。6番バス停の他のバスは発車するバス停がかわる。 運行会社は東京空港交通・京浜急行バス・京成バス・東京ベイシティ交通の4社である。 また、近隣の宿泊地としても人気の新浦安地区にもリムジンバスが運行されている。 羽田空港から電車でのディズニーリゾートへのアクセスは非常に面倒である。 2018年1月の土曜日9:00出発を例に検索をしてみると ■鉄道 1)羽田空港9:03→京急→品川→JR上野東京ライン→東京→京葉線→舞浜10:12 \720 2)羽田空港(1)9:01→モノレール→天王洲アイル→りんかい線→新木場→舞浜9:55 \910 3)羽田空港(1)9:04→モノレール→浜松町→山手線→東京→京葉線→舞浜9:58 \800 左:京浜急行 右:東京モノレール と結果が返ってくる。 どのルートでも乗り換えが2回。 1) 3)なら東京駅で 2)なら天王洲アイルで結構な距離を歩かなくてはならない。 さらに舞浜駅からディズニーランドへも徒歩、各ホテルやディズニーシーにはディズニーリゾートラインでの移動となり、かなり面倒で入場前に疲れてしまう。 ■リムジンバスならば ・羽田空港では到着したそのフロアからバスに乗れる。 ・朝は10分間隔。また、お客様にあわせ臨時便の運行。(但し週末は1時間近く空席がないこともある) ・ディズニーランドまで渋滞なければ2ビルから最短24分(1ビルからなら19分)。 ・渋滞時の迂回路も多数。 ・ディズニーリゾートでは各パークの目の前まで、さらに午後便は各ホテルまで運行。 ・830円で座れて(2018年1月現在)、大きな荷物も預けられる。 とはいえ渋滞で遅れることもありますので、ご注意を。 所要時間は当日、リムジンバス公式のWEBページや空港で確認すると良いでしょう。 ■羽田空港出発 ★羽田空港第2旅客ターミナル ←飛行機から降りると左手にあるリムジンバスチケットカウンター。右側のオレンジの明かりには自動券売機がある。 ←右側の成田空港の下にある東京ディズニーリゾート・新浦安を選び、次の画面で降りるバス停を選び、券が購入できる。自動券売機は外にもある。 クレジットカードや交通系ICにも対応。 ★羽田空港第1旅客ターミナル ←第1旅客ターミナルには南・中央・北の3ヶ所にリムジンバスチケットカウンターがある。 ←南側6番バス停前の出口付近にある自動券売機。6番バス停がTDR向けのバス停。 ★出発! 東京空港交通のTDR方面行のバスのLEDは「DISNEYRESORT」表示。 ディズニーシー開業前は「TDL」、その後「TDR」となり現在の表示になった。 ←大混雑の東京ディズニーリゾート行き。増便で箱崎事業所からやってきた315号車。この車両は定期便ではディズニー線を担当していない箱崎事業所の成田線用の車両。ディズニー線の増便は各社総動員で対応する。 ←バス停。 1行目の08:50横の◆が満員マーク。 羽田空港第2旅客ターミナルを出発をしたバスは、色付き(黄色)の車線に入り、右回りに周回し、高速道路の上を越え、第1旅客ターミナルへ向かう。第1旅客ターミナルでもお客様を乗せた後、一路ディズニーランドへと向かう。 首都高速湾岸線が順調であれば、そのまま高速に、東京港トンネル(お台場)までの間に渋滞があれば、第1旅客ターミナル出発後、一気に右車線に行き、一般道へ向かう。 経路変更に関しては東京空港交通はトラフィックコントロールセンターからの無線指示によって行う。京急・京成・ベイシティ交通は無線がある会社もあれば、ない会社もあり、どの経路を通るかは乗るバスによって異なるのが現状。(高速バスの経路指示は各社ごとに行っています) 東京空港交通は成田空港や羽田空港へ行くバスが湾岸線には沢山走っており、これらのバスからのGPS情報や無線からの情報も道路に設置されたカメラからの情報が管制室に集約され、ここからの無線指示で運行をしている。 羽田空港で出発を待つ東京ベイシティ交通。この塗装は京成グループ新塗装で京成バスも順次この塗装に変更中。 一般道も 1)首都高速湾岸線の横を並走する国道357号線へのルートで大井南方面への経路変更 2)同じく国道357線に入り、途中で右折をし臨海トンネルを経由しお台場まで一般道の経路変更 3)空港出発後、すぐ左折をし空港アクセス道路を経由し、首都高速1号線へと向かう経路変更 といくつものルートが用意されている。 これに加え、リムジンバスでは2012年途中からは東京ゲートブリッジの経路訓練もしているが、よっぽどのことがないと使用しない。 ■羽田空港〜お台場 空港北トンネル 首都高速に入れば、すぐに空港北トンネルに入り、6分程で大井南入口にある大井料金所にたどり着く。料金所をETCで通過すると1分少々で東京港トンネルに入る。その名の通り、トンネルの上は海である。 大井料金所 東京港トンネルを抜けるとお台場エリア。左手にはフジテレビ、そしてレインボーブリッジと続く。 ■お台場〜葛西 レインボーブリッジを横手にお台場地区を抜けるとゆりかもめが立体交差をする。。有明入口からの合流の後に断続的に東雲ジャンクション・辰巳ジャンクションと通過し、首都高速9号線と合流(辰巳JCT)をする。ここは都心・箱崎方面からの合流であり、成田空港行のリムジンバスが多数合流してくる。すぐに新木場出口を通過すると、次の葛西出口がリムジンバスが使用する出口だ。 新木場から荒川の橋を越えると、首都高速中央環状線と合流。その先はすぐに葛西出口となる。 湾岸線の葛西JCT付近 右手に葛西の観覧車。 葛西出口を出た後、以前は環七の信号が待ち構えていたが、信号をオーバーパスできる道路が出来たため、高速道路から降りた感じがしない。週末の朝などのTDR渋滞が発生するときは、この一般道がまず渋滞をする。 葛西からは国道357号線 首都高速湾岸線に横をひた走り、旧江戸川の舞浜大橋を渡れば、そこは千葉県の舞浜。 舞浜大橋先の左折レーンをまがり、国道357号線ともお別れ。その先を左折、左折と進めばディズニーランドのバスターミナルへと到着する。 前方に派手なボン・ヴォヤージュ(BON VOYAGE)が見えてくるとTDLはもうすぐ。 首都高速葛西出口が大渋滞のときは、葛西出口では降りず、一つ先の浦安出口からディズニーランドへとアクセスするか、手前の新木場で降りディズニーランドへと向かう。このあたりも臨機応変に運行している。 葛西出口が渋滞で浦安出口からの迂回路を走行する京浜急行バス 同じく若潮通りを迂回走行しているJAL マジカルファンタジー号は東京空港交通 リムジンバスが運行している。 JALツアーズのお客様が乗ることが出来る。(毎年塗装が変わる) ■ディズニーリゾート バスはまず、東京ディズニーランドへ到着する。その後はアンバサダーホテル、東京ディズニーシー、東京ディズニーシーホテルミラコスタ、TDLホテル、サンルートプラザ東京、東京ベイ舞浜ホテル、クラブリゾート、シェラトンホテル、ホテルオークラ東京ベイ、ヒルトン東京ベイの順に停車をするが、降車のお客様がいない場合は通過となる。 乗車時に降車場所を確認しているので停車ボタンを押す必要もない。 このように空港からのバスは全バス停に停車する設定になっていたが、2015年10月1日以降は羽田空港出発便の8時台〜10時台は、ディズニーランド・ディズニーシーの2ヶ所のみ停車に変更になった。(ホテルに経由せず) 逆にTDR地区〜羽田へのバスは、便により停車するバス停が違い、5系統が設定されており、全ホテルを経由することはない。 TDR発の増便は、定期便の時刻に合わせ、TDS→TDLの2ヶ所経由の便が運行されることが多い。(日曜日夕方が多い) 増便が出るときは、ホテルでお客様を乗せてTDSに到着するバスはだいたい遅れているので、増便のバスが定刻にTDSを出発するようなイメージとなる。 マジカルファンタジー号は、往復ともTDL,TDSと全ホテルを経由するが、そのうちTDL,TDSは路線バスのバス停とは違い、駐車場にて発着をするので注意が必要だ。 東京ディズニーランドのバス停。 東京ディズニーシーに到着したリムジンバス。 東京空港交通(リムジンバス)と京浜急行バス−定期便と臨時便が団子になって到着。短い間隔で運行していることがわかる。 東京ディズニーシーのバスターミナル。上にはディズニーリゾートラインが走行。下に停車しているのは新浦安地区の各ホテルとパークを結ぶ無料シャトルバス(Tokyo Disney Resort Partner Hotel Shuttle) アンバサダーホテルと各パーク、ならびに6つの東京ディズニーリゾートオフィシャルホテルとベイサイドステーションを無料で結ぶディズニーリゾートクルーザー。 2007年3月開業の円形の東京ベイ舞浜ホテルとリムジンバス 羽田空港→東京ディズニーリゾートの「東京空港交通」リムジンバスの運行経路と一般的な迂回路。 どんな経路で運行されるかもお楽しみ! 開業時は、TDL・サンルートプラザ・ベイ東急・シェラトン・第一ホテルベイ(現オークラ)・ベイヒルトンだけだったが、ホテルも順次増えている。 2012年からは東京ゲートブリッジの迂回経路が追加になった。(よほどの事がない限りは使用しない) ご質問等ございましたら xgvkp100@yahoo.co.jp まで。@を半角に。(即日の返信は出来ません。) |