JBUS/日野 新セレガ 2012年車以降
2012年に4年ぶりにセレガの導入が復活した。 |
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2012年に路線車6台と一緒に2台(01,02)が納車された。路線はいすゞガーラだが貸切は日野セレガを導入。 この形式からハイデッカーにもメッキガーニッシュとナンバーの上にミリ波レーダー装置が装備された。 ハイデッカーながら、車内客席部にも赤いファイバーが装備された。 品川200か2481 02-20652RU QRG-RU1ASCA 2013.5 NRT1PTB |
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リアスポイラーの形状も変わった。 平成27年度燃費基準+5%達成車の緑色のステッカーがついている。 360PSの仕様。 品川200か2481 02-20652RU QRG-RU1ASCA |
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L01/02のトランクルームの非公式側は跳ね上げ式でなくスイング式のため、他の車両にはないスペースがあり、バゲージ収容量の多少少なくなっている。(他の車両は跳ね上げ式) L02 リムジンバス探検隊 |
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L01/02のトランクルームの公式側。緑のネットがあり、公式側も他車とは雰囲気が違う。 L02 |
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L01,02が貸切セレガで納車された後、2013年にはL10,11が、2014年にはL15,16,17が納車された。 2013年以降の貸切セレガは高出力450PSの6速MTのE13Cエンジンに変更された。 品川200か2617 10-30751RU QPG-RU1ESBA |
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2014年導入のセレガの車内。 座席下の通路灯も装備されている。 路線車と違い、網棚下は間接照明になっている。 |
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2012年以降の貸切セレガはハイデッカー車内にも赤いファイバーが設置された。 夜間走行時には良い雰囲気となる。 |
QTGセレガ QTG代のセレガが一般路線車として2017年に納車された。(QRGセレガが2014年にリリース。2015年にQTGという燃費区分が設定) 2016年、17年に1台づつリフト車両が導入されていたが、一般路線車としては2008年以来となった。 既に同仕様のガーラは納入されているが、車内の仕様はシートピッチ以外はスーパーキャビンIV仕様となった。 セレガは補助席なしで導入されたため、座席もスーパーキャビン同様の座席間肘掛付のワイドシートとなった。 2017年からは電源コンセントからUSBに供給スタイルが変更になった。 また荷物室のロックがサブロックから電磁ロックに変更になった。 安全性能としては ・先行車追突回避をするPCS(プリクラッシュセーフティ) ・車線逸脱警報 ・ドライバーモニター(挙動監視) が標準装備されており、より一層安全性が高まった。 |
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東京空港交通の一般路線車では2008年に日野セレガが導入されて以降、いすゞガーラが導入され続けていたが、ついに2017年7月に大栄にセレガが5台納車された。 2016年から導入されているリフト車同様、前面ライト間に銀色のメッキガーニッシュが施され目立っている。 運行初日の2017.7.17に撮影 車内設備はコンセントがUSBに変更された。 成田200か1383 238-70742RU |
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セルリアンタワーを出発しR246に入るL246。 東京空港交通の246号車がR246を走るシーン。 渋谷線はSuperCabinが入れない路線でもあり、セレガーラが投入される割合も高い。 成田200か1387 246-70742RU QTG-RU1ASCA |
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リアはいすゞガーラと区別がつかない。 東京空港交通では直前の2017年7月に昭和島に納車されたL590(ガーラ)がフルカラーLED行先表示機で登場したが、残念ながらセレガはオレンジのLEDでの納車となった。 成田200か1383 238-70742RU |
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2017年度上期導入のセレガーラは他運行事業所は補助席付となったが、大栄車は補助席なし、座席間肘掛付のワイドシートでの導入となった。 成田200か1387 246-70742RU 赤坂線にて |
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東京空港交通リムジンバスでは2017年度上期導入車からは電源コンセントにかわりUSB充電ソケットが各座席に装備されることとなった。 外国人旅行者にとっては、USBだとコンセント形状を気にしなくて良いので便利だ。 成田200か1387 246-70742RU 赤坂線にて |
2TGセレガ 2018年納車のセレガはナンバー上のミリ波ミリ波レーダーと運転席の画像センサーによりPCSが向上し停止車両や静止歩行者の検知も可能になった。 PCSはレベル1〜レベル4の4段階で設定が可能。 シートベルトは最前列のみ3点式で二列目以降は2点式となり、全座席3点式のエアローエースとは異なっている。 2018年からはエアロエースがAMTとなったため、セレガーラが唯一の国産マニュアル車(MT)となった。 |
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2018年3月に納車されたL225。 天空橋・昭和島・箱崎と希望ナンバーで納車されるなか大栄は通常ナンバーで納車。納車直後のオリパラナンバー変更前で緑ナンバーが取り付けられている。スモールライトも納車状態のハロゲン灯。東京空港交通では交換時にLED化される。 成田200か1466 225-80342RU 2TG-RU1ASDA |
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車内はSuperCabinに順じたデザインの内装となっている。 L241 |
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2018年導入のセレガでは、中央に7インチ液晶を配した大型新型メーターを採用。 ハンドルは4本スポークとなり、ステアリングスイッチもついた。 ハザードはエアロエース同様赤色ボタンになり、シフトレバーの奥に設置されている。 写真では紫色に反射しているところにはドライバーモニターカメラがありドライバーの運転状態を確認している。 成田200か1466 225-80342RU 2018.3 |
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番号灯がLEDになったことで、ランプチェッカー中央部分の番号灯警告が点灯しっぱなしになってしまうためカバーがされている。 L225 |
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東京空港交通の2018年10月以降導入の日野セレガはドライバー異常時対応システム"EDSS"-Emergency Driving
Stop Systemが装備された。 運転席の左側に赤い丸の緊急停止ボタンが取り付けられた。 このボタンの影響でモニタの位置がかわり、ランプチェッカーがドライバー左側に移動した。 L561 |
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EDSSは客先最前列にも設置されている。夜間はボタン部分が点灯する。 運転席のスイッチと違い、誤操作防止のため3.2秒後にブレーキが作動する。誤操作の場合は運転席スイッチの外側カバーをどちらかに回転させ解除が可能。 L561 |
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EDSSボタンが押されるとした場合は、車内ではピクトグラムの両サイドの白い丸側ランプ(赤色フラッシャ)が点滅、スイッチ内蔵ランプ点灯、非常扉ブザーが吹聴する。 さらに制動が開始すると車外では制動灯とハザードが点滅し、ホーンが吹聴する。 制動は客席操作なら0.1Gの軽微制動と操作の3.2秒から2.5Gの停止制動に入る。運転席操作の場合、即2.5Gの停止制動が開始する。 L218 リムジンバス探検隊 |
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ライトをLEDにすると常時点灯となってしまうため、位置が変わったランプチェッカー。中央部分の番号灯表示がなくなった。 L561 |
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化粧室も匂いの発生しない真空式トイレを採用。 L561 |
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2019年度車両からはFriendlyのロゴがなくなった。 8月に入り昭和島の新顔(令和顔)M06に続き運行を開始した大栄のセレガ。今回もMT車での導入となった。 217-90742RU 成田230あ9504 |
リムジンバス新塗装 先のL-217納入の2019年7月からFriendlyロゴがなくなり予兆はあったが、2020年2月より新塗装となる車両が順次デビューし始めた。 東京空港交通ではセレガのL-305/306が新塗装第一号となった。 塗装デザインだけでなく、行灯の文字が新ゴシックに、ロゴと社番はAvenirのフォントが採用された。 |
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オレンジ部分が減り、白が多くなった新塗装。フロント部分は別の会社かと思う塗分けになっている。サイドの社番に下にFriendly for Allのステッカーが取り付けられた。この車両もMT車での導入。 305-00252RU 品川230あ9578 |
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リアの塗分けも白のエリアが拡大。 従来は社番の下までオレンジだったが、メッキガーニッシュが塗装の境い目となった。 305-00252RU 品川230あ9578 |
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2020年導入車両(19.6プレスリリース)は、ドライバーモニターIIとなり、装置がバックモニタの上に移動した。運転姿勢や顔向き、まぶたを確認し、前方不注意を防ぐことができる。 スキャニングクルーズII機能では渋滞追従機能も追加された。 L218 |
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貸切にも新塗装の新車が投入。L18,106,107の3台が導入された。 106-00350RU 成田230あ9507 リムジンバス探検隊 |
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貸切車の車内は19年導入の車両から水色のシートに変更になり、床下は路線車とは違う木目調となっている。 USB給電装置も装備されている。 L106 |