自作スペクトラムアナライザー その2
2026.8.10
下図は自作スペアナのブロックダイアグラムです.入力信号は71kHzのローパスフィルターを通ってから, ミキサーに入ります.ここで,90~140kHzの掃引信号とミックスし,次に3段の90kHz バンドパスフィルターに入ります.この出力を整流(検波)して対数アンプを通してDC信号が出力されると いう単純なものです.例えば,入力信号が10kHzの場合,掃引信号の周波数が100kHzの時に 100kHz-10kHz=90kHzとなって,出力が現れるという仕組みです.
設計上,いくつかの課題がありますが,もっとも重要なのは 90kHzのバンドパスフィルターをいかに安定に,しかも急峻に作るかという点です.他には, 十分な性能のバランスドミキサー,71kHzのローパスフィルターでの180kHz以上の不要信号除去, 対数アンプのダイナミックレンジと温度安定性 などが課題になってきます.それは,少しづつ考えることにして, 1987年時点の結果をお見せしましょう.
一つ目は自作低周波発振器の1kHzサイン波.入力電圧150mV.縦軸は10db/divで0db~-80dB. 2次高調波が微かに見えています.なかなかの低歪発振器です.
つぎは,811Aダイナミックカップル・シングルアンプの1kHz,1W出力.2次~5次高調波が見えていて 一応,実用レベルにはなっています.縦軸はー20dBから-100dB.
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