300B ドライブに適した76はどれ? その1
2025.9.5
永らく使ってきた300Bシングルアンプの回路や使用真空管を見直しました。 特にドライブに使っている76について検討しました。
このアンプは元々45年近く前にPX25シングル用として作ったものですが、 改造を重ねて今に至っているものです。ステンレスシャーシ(1.5mm厚)の設計が良かったらしく、 幾多の改造を乗り越えて現在は300B, PMC-264M, Lundar LL1623(2個)、 MC-15-150D(2個)の重量アンプですが、ステンレス1.5mmは強力で、びくともしません。
WE300Bやロシア, 中華300Bにマッチする76を探す目的で, 在庫する全ての76の歪特性(1kHz)をVP-7723Aで測定しました。 その中から3例をお見せします。(こういった大量の測定には、自動測定は便利です。) 一つ目は、RCA76。
次は、マツダ(現東芝)製。
3本目はUnited Electron、Sylvania製。
どれも, 同一条件での測定です。(Vbb=340V, RP=50kOhm, RK=2.4kOhm)大雑把には似ていますし, いずれも70V実効値は出ているようで,300Bのドライブには十分に見えます。10V出力時の歪率は、上から0.62%,1.00%,1.30%で,内容はほぼ2次高調波です。
さて,問題です。この3本のうち300Bドライブに用いた時,一番低歪に仕上がるのはどれでしょう?
結果は,次回にお見せします。
補足:RCA製(5本)、Sylvania製(8本)、マツダ製(9本)、Mazda製(2本)、 Visseaux製(2本)の76の歪を測りました。それぞれのメーカーで、ほぼ同一構造のものを使っています。 バラツキはありますが、メーカーに応じた傾向が認められたことを付記しておきます。
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