回数 |
公判日 |
状況 |
証言の内容 |
補足説明 |
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第 二 十 二 回 |
H12 12/08 13:30 〜 14:30 |
証 拠 調 べ 原 告 側 主 尋 問 |
原告側証人:寺西が以下の事項について証言した。 ・SF大会が有志のボランティアによる非営利のイベントであること ・SF大会の開催がサークルの持ち回りで、ファングループ連合会議で決定されること ・コクラノミコン開催が決まった経緯について ・証人と被告:菱田氏との関係。証人と原告との関係について ・菱田氏が如何にしてコクラノミコンに関わって来たか ・コクラノミコン開催立候補の時にも既に菱田氏は関与していた事 ・菱田氏がN旅行を強く推して、その折衝役を独占的に行うこととなった事 ・証人(寺西)は11,111,111円の契約書作成時、契約書は小道具、偽物と聞いていた事 ・「8/10文書」について、どのような形で誰に配られたか ・「8/10文書」の内容で事実と違う部分について ・被告:菱田氏が「8/10文書」中でどのような事を言っていたか ・N旅行の明細に対して被告:菱田氏が如何なる改竄指示を出したか ・被告:菱田氏にお金がどのようにして渡ったか ・被告:菱田氏が9/15の集会にて、会計報告を概算で強行した事 ・公認会計士が会計を引き継ごうとしたときに、被告:菱田氏からは証憑類が一切出なかった事 |
原告側証人:寺西に対し原告側代理人(弁護士)が質問をし、それに対して証人が答えていく形で進められる。 原告側から証拠として11,111,111円の契約書、作成の経緯(抜粋)を陳述書として提出。 被告:菱田氏出席、今回被告側の発言機会は無し。 |
第 二 十 三 回 |
H13 2/23 13:30 〜 14:50 |
証 拠 調 べ 原 告 側 主 尋 問 追 加 及 び 反 対 尋 問 |
冒頭、裁判官より、被告:菱田氏に対して裁判所の決めた日程を守るように厳重注意がある。 続いて原告側証人:寺西が以下の事項について証言した。 前回主尋問の追加補充 ・250万円の経緯について、金銭流動図を証拠として提出。どのようにお金が渡ったか。 ・原告側証人:寺西と被告:菱田氏の間でのニセの契約書は、あくまでお金を借りるための小道具として作られた事、実際にこの内容の契約があった訳では無い事。 ・被告:菱田氏と原告側証人:寺西との間で、ニセ契約に沿った支払いはなく、菱田氏から契約に沿った請求もなかった事。 次に被告側代理人から反対尋問があり、原告側証人:寺西は以下のように証言した。 反対尋問の内容と回答 ・沖縄大会で立候補した当時、原告側証人:寺西は被告:菱田氏とは親しかったか。 →大会運営の先輩として相談するような間柄であった。 ・どのようにして原告側証人:寺西と被告:菱田氏は知り合ったか。 →1991年度の金沢での大会で寺西が企画を持ち込んだ時 ・その後はどのような頻度で連絡をとりあったか。 →その後も企画の打ち合わせでSF大会毎等に連絡をとりあった。 ・旅行会社の選定に関しての被告:菱田氏の関与について、実質的に他には旅行会社の選択肢は無かったのではないか。 →他の選択肢もあったが、被告:菱田氏が強引に旅行会社を決めて薦めた。 ・大会の実行委員でイベント経験者は誰か、あなた以外の中心メンバーは誰か →裁判に巻き込みたくないので、実名は出したくない。 ・原告側証人:寺西は被告:菱田氏を雇う約束をしたのではないか。 →いいえ、ただし協力はお願いした。また、相応のお礼はするつもりでいた。 ・金沢に被告:菱田氏を訪ねていった理由は何か →被告:菱田氏が音信不通になり、実行委員会の運営に支障が出たため、埒があかないので直接現地に行った。 ・当初会場として国際会議場なども予定していたが、大会の規模をもっと大きく考えていたのではないか。 →多いに越したことはないが、実質的には妥当と考えていた。 ・大会終了後に被告:菱田氏とお金の清算に関しての話し合いをしたか →旅行会社への支払いが済んでいない分、お金が足りないとの話はあった。 ・大会終了後、被告:菱田氏と寺西の間で、被告へ400万円の支払いが足りないという話はなかったか →無かった。 |
被告:菱田氏は出席するものの、当日まで被告:菱田氏と被告側代理人(弁護士)の間で、連絡がとれなずにいたと、被告側代理人より報告がある。そのため用意が出来なかったとの理由により被告の主尋問は中止となった。これにより被告は裁判官から厳重注意を受ける。 証拠調べの後、裁判官より、新しい条件での和解案が提示される。 内容は現在管理委員会が差し押さえている菱田氏の銀行口座にある約400万円で、すべての件を含めた和解(原告側証人:寺西と被告:菱田氏との間のニセ契約も含む)をするというもの。 双方持ち帰り検討することとなった。 |