録音テープを御聞きいただいた後に…その1




録音テープを御聞きいただいた皆様に申し上げます。
管理委員会では、このテープに続くテープの公開を用意いたしております。

「何故この様なテープを公開するのか?」という問いについては今、管理委員会として申し上げられる事があるとすれば、一つ。事件の再発の根絶…という言葉につきます。

そして管理委員会が望むもの、つまり「目的」は菱田氏の全面降伏(謝罪)と二度とこの様な卑劣な行いをしない、人を傷つけない、奪った金銭の全額返還という誓約の明文化です。
これがなされない限り、菱田氏に対する追求の手は断じて緩めませんし、それは菱田氏を擁護、あるいは庇護する人物も同様です。

そしてインターネットによる情報公開はこの一件が完全に「決着」を見せるまで、2度と停止はいたしません。随時情報の公開をいたします。
正直、管理委員会といたしましては、このテープの公開をすることについては逡巡しました。それは…コクラノミコンに参加してくださった全ての方々、当時のスタッフや参加者、そしてこれからも大会が存在する限り集うであろう、同じSFを愛好する同人全ての人々の大会を思う気持ちを真っ先に考えたからです。今回の事件で大変不快な思いをされたであろう参加者の気持ちを考えますと、この様な人物の増長を許してしまった事…、大変申し訳ないという気持ちで一杯です。



SFをそしてSF大会を愛好する同人にとって、SF大会とは年に一度、同じ趣味を仲間と共有し、語らう楽しいひととき、祭典であるはずです。

であるのに、参加者やスタッフの全く預かり知らぬ水面下でこの様な「見難い」やりとりがあったのか…と知ってしまったとき、管理委員会スタッフと同様の憤りや幻滅を御感じになられる方も、中にはおられるだろう…と思ったからです。

そしてSF大会を全く知らない、そして今後参加を希望し、楽しみにしている方々に対する影響の事なども当然、管理委員会は考えました。
「SF大会とは、ああも酷い事が平気で行われる(横行している)恐ろしい所なのか?」と、受け取られる方もいるのでは?と考えたからです。

今回のテープの内容は大変ショッキングであり、裁判をはじめた時と同様、様々な波紋を呼ぶのは免れないと思います。しかし、参加する方々の気持ちを踏みにじるような行いが確かにあったという事実を知って欲しい、そう考えたからあえて公開をいたしました。
しかし管理委員会はSF大会を混乱せしめ、さらなる事態の複雑化を願っているのではありません。前述いたしましたが、管理委員会が望むもの「目的」は菱田氏の全面降伏(謝罪)事件の再発の根絶のみです。
なにより赦せないのは私益を追求するあまり大会を私物化して、大勢の参加者や協力者、信頼をよせる人々の気持ちや善意をないがしろにし、後ろ足で砂をかける様な行いを平気で行う人物の有り様です。
皆には「ボランティアで手伝っている」と言う一方で、「大会の危機」と実行委員会のスタッフや協力団体の不安を掻き立て、あるいは焚き付けて動揺させ、発起人には金策を急がせる。

大会を救済する為には「自分を1000万円で雇う事だ」と発起人に迫り、不平等で高圧的な契約書に押印させ、法外な成功報酬を要求する。

管理委員会はそんな氏の巧妙で卑劣な行いを断じて赦すことなど出来ません。

これから随時公開される管理委員会のコンテンツが、今まで展開されてきた話し合い・裁判において菱田氏が口にしてきた主張、そして方々に吹聴している話の内容とはまったく異なるという事が、はっきりと御解りいただける事と思います。
そしてそれらが明らかになっていくにつれ、どこに管理委員会の本当の怒りがあるのか?が御解りいただける事と思います。

菱田氏がどんな主張を繰り返そうとも、嘘を嘘で塗り固め、全てを知らぬ存ぜぬで誤魔化そうとしても、管理委員会はそんな氏には決して屈しません。真実は紛れも無く一つであり、これは絶対に変わる事などありはしないからです。



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