「会議の話」(1997/03/04号)
会議ってなんだか知ってるかい?

どうも某社での「会議」と言うものを見ていると、会議には思えない。
単なる時間潰し。良くて報告会だな。
会議ではない。

会議は、読んで字のごとく、「会って議論する」ことである。
いろんな人が集い、そこで各自の意見を持ち寄って、それらをぶつけて
話し合うことである。そして何かの結論を求める場である。
顔を見合わせてだべることじゃない。
それはトップダウンのこともあればボトムアップのこともあろう。
しかし、いずれにしても、意見の押し付けの場ではない。 
そういう観点で某社のそれを見た場合、果たして「会議」はあるだろうか。
どういうことについての意見の集約を計りたいのか、目的がさっぱり分からない。
上司の意見の押し付けまたは空想の発表会、もしくは単なる現状報告。

内部だけの集まりならいいけど、外部の人を読んでのそれは、
はっきり言って恥曝しもいいところだ。
外部業者を前にして「今初めて言うけどな」等と言うやつは、
会議の意味も知らなければ、管理能力も全く無い。
(この「管理」については前に書いた通り。)
内部での「会議」によって、内部の意見統一を行わないで
外部と折衝してどうするんだ?

勝手な空想を言ってどうすんだよ。
お前は全てを一人で全て出来る超人か?
だったら、発表会もいらないし、中途半端に部下に仕事を振るな。
お前の空想の実現のために働く気はないぞ。
仕事のやる気は、「自分で決めたこと」という意識の中から生まれるもんだろうが。
あっと、話がずれた。

たまには本当の会議をしてみたいね。本当に議論をする会議を。
題目?そうなんにしようか。
「正しい上司の使い方」?
「正しい会社の『何』仕方」?
う〜ん、たのしみ。
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