「自民嫌い」(2000/02/25号)
薄々気がついている人もいるだろうが、私は自民党が嫌いである。
自由党も公明党もそうである。
端的に言えば、自民党は馬鹿、自由党は犯罪者、公明党は詐欺士みたいなもんである。
これは個人的見解であるから、文句は言わせない。

今のこの不景気、原因は自民党にあると思っているし、
今、なかなか景気が回復しないのも、子供が荒れていくのも、
老人問題が深刻なのも、国の赤字が増え続けるのも、今の若い世代の
老後の設計ををむちゃくちゃにされているのも
みんなそのせいである。
それに組みする自由党も公明党も同罪である。
そして、それらを支持する人間には、これらの問題について
文句を言う権利もない。

自分らがもうじき老人になることを考えて、そのためにいまばらくは
現行のままで行く。そのためのつけ回しを将来に振っているのである。
厚生年金支給開始年度もそう、確定拠出型年金もそう、
赤字国際奮発の公共投資もそうである。
この国の未来は非常に暗い。

そもそも、こいつらはいろんな場所で「構造改革」とか「規制緩和」などと
言っているが、実際にやっていることは旧態依然で何も変わらない。
それを望む者から支持されているのだから当たり前だが、
余りに馬鹿らしくてみてられない。

具体的に書くと長くなりすぎるので1つの例だけ簡単に書けば、
国の経済指標を新規住宅着工数で表すと言うやつ、それだけでもバカげている。

確かに住宅の中には建築も電気も水道もガスもその他いろいろの
産業が絡むから良いように見えるが、一方で考えて欲しい。
狭い国土を削って狭い家を立てて何になる。
その支払いに追われるために共働きして子供は他人に任せてほったらかし。
子供が親元を離れ、他人に介護を任せてでも個別に暮らすのが豊かな社会か?
逆に、2世帯住宅を立てた時に援助する方がよほど良いのではないか。

2軒分が1軒になるから家は広くなる。
広い家にはそれ相応の設備が必要だ。
介護も自分達である程度何とか成るし、お手伝いさんを雇えば就労者数も増える。
子供の面倒はある程度親に任せれば、仕付は良くなり、親にとっては適度な刺激で
老化防止になる。

他にも例は出せよう。要するに、従来の延長ではなく、もっと抜本的な
考え方の改革が必要なのだ。
それは決してアメリカの真似ではなく、未来の想像だけでもなく、
過去の歴史の中にヒントとがあったりもする。

自民、自由、公明には全く無理だが、他の政党だって、出来るとは到底思えない。
少なくとも、今の政治屋にはそんな自由な発送が出来るやつらはほとんどいない
ようだ。そうのようにしか見えん。

なぜこんなこと書いたかと言うと、最近の奴らのやり方が、目に余るからだ。
数にものを言わせ、実に傍若無人、厚顔無知だ。
日本の面汚し、諸悪の根源である。

何度も書こうと思ったが、別のネタがあったり時間がなかったりして
書けなかったのを、今日は一気に書いてしまったのである。

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