「名古屋話」(2000/04/14〜04/19号)
これは、出張で名古屋に行った時の話である。

今回の掲載にあたり、当時を思いだし・・・ても全く思い出せないので、
当時書いた旅行記を再編集しただけである。
(注;の部分は今回の再編集にあたって追記した部分。)

        ・・・

昨日、名古屋に行ってきた。

困ったことに、その後大阪に戻り、さらに残業をしなければならなかったのだが
(すべてNECが悪い)、それはいいとして、名古屋の感想を少し書いておこう。

名古屋まではひかりでちょうど1時間。
遠いようで結構近いものだ。

名古屋の人というのは妙に活気がない。
なぜだろうか。

そういう雰囲気は駅前の商店街にも現れている。
妙に人が少なく、活気がなく、薄暗い。
新しい建物のはずなのに妙に古くさい。

地下街は広いのだが、まとまりがない。
そのうえ入り口がばらばらで切れているのでどこから降りたらどこに
行くのかがわからない。
慣れだと言われればそうだが、大阪ではこんなつながりの悪いところは
ない・・・いやLoftくらいか。
そのうえ地下へ降りる階段が長い。
地下が深いのだ。
これもよくわからん。

        ・・・

そういえば、地下鉄もそういう雰囲気だ。
車両も古い。
今時全鋼鉄製のクーラー無しの車両が主要幹線で走っているなんて、
大阪ではないぞ(東京にはある)。
(2000年現在どうであるかは解らない。が、この当時、多分1996年位には
あったのだ。)
名鉄の車両も古いぞ。
私が小学生の頃の特急車両は今も完全現役で走っているなんて。
しかも新型よりその旧型の方が多いなんて。
古いものを丁寧に使っているならいいのだが、
ただ単にもったいないから置き換えていないような感じがする。
ひょっとすると、名古屋人は大阪人よりけちかも知れない

名古屋の雰囲気はどちらかと言えば東京に似ている。
活気が見えず、よく言えばクール、悪く言えば人間味がない。
そして、名古屋独特という雰囲気がない。
距離的には京や大阪に近いはずなのに、なぜに東京思考なのか。
なぜ、日本に誇る名古屋人という雰囲気がないのか。
このあたりは「大阪こそ日本一」と信じる大阪人には
理解できないところがある。

否定的な感想だけになってしまったが、
事実そうなのだから仕方がない。
困った土地である。

        ・・・

そういえば、名古屋の恥ずかしいものの1つにあげられる
「大名古屋ビルヂング」を見ることができた。

行きにはわからなかったが、帰りの新幹線の車窓からはっきりと見えた。
駅前の高いビルの上に堂々と「大名古屋ビルヂング」と書いてあるのだ。
確かにあれば恥ずかしい。

もう1つの名物、「金のしゃちほこ号」は見ることができなかった。
向こうでは1時間ほどの余裕があったのだが、
港までは片道30分以上かかると言われて行けなかった。
港には水族館もあるそうだし、今度の機会には行ってみよう。
余り行きたくないけど。

        ・・・

それにしても困ったのはNECである。
昨日はNECのVANのテストがあるというので、「わざわざ」戻ってきたのに、
テストを開始したら相手の局が話中でつながらないは、
そのことを調べてもらうのに長い時間がかかるは、相手はとんちんかんなことを
言うはで、予定を大幅に遅れてしまった。
そのうえ、向こうのトラブルで通信は途中で転けるし。
また後日やり直しだ(=残業が出る)。

くさっている。
まったくもってNECは腐っている。
ユーザーをなめとったら痛い目見るで。
ますますNEC嫌いになった
(注;数年前に某A庁がらみでNECがたたかれたり、
PC9801シリーズが事実上消えた話など、NEC嫌いな人間にはうれしい話題が
多い昨今である。まあ、巨大企業だから、あれ位のことどうでもないんだろうけど。)
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