「息抜き」(2000/04/10号)
以前「会社であげていた自己紹介」をここで紹介したことが有った。
で、もう会社では書かなくした理由に
「業務時間中に書くのはけしからん」と言われたとも書いた(はず)。

まあ、あの自己紹介を読めば解る通り、けっこう長文だったので
(私にとってはそうでないと思っても、普通の人にはそう見える)
「あれだけ書くには相当な時間がかかるはず。それだけ業務時間をさくのは
いけない」と思われてもしょうがないであろうと思った。
だから、完全に削除しもう書かなくした。
(の後3回ほど、ちょっとだけ書いたけど。)

しかし、また別の掲示板への書き込みで同じような
文句を言われたのである。「業務中に書くな」。

確かに業務中に書いている。
それ自体を咎められるなら、言い訳は出来ない。
しかし、今度の書き込みは非常に短いもので、
ものの2〜3分もあれば推敲含めて終わってしまう程度の長さだ。
そんなもんまでにいちゃもんつけてくるとは。

ところが、この指摘には納得いかんところがある。

昼休みまたは定時以降に書けという。
これはおかしい。
昼休みは原則PCは電源を落とさなければ成らない。
ISO14001を取得している会社なら、当然だ。
従って、その時間に書くのはいけないし、それを指示するのはもっといけない。
定時時間以降会社にいるということは残業しているのであり、
残業とは、定時内でその日の仕事が終わらなかったからこそするのであって、
文章なんて書いている場合ではない。
終わったらさっさと帰るべきであり、
これも昼休みと同じく、消費電力を気にするなら
PCもさっさと切るべきである。
従って、業務に関係ないと思われる文章を書く時間の存在は「どこにも」ないのである。

そもそも、そこへの書き込みが業務に関係ないと言うなら、
その掲示板そのものの存在を否定すれば良い。
なくすわけだ。
そうすれば、嫌でも書き込めなくなる。

はっきりいって、これは「注意」ではなく「いちゃもん」にしか聞こえない。
文章を書く能力のない人間が、それの有る人間に対して
ひがんでいるだけにしか聞こえん。

「業務時間はわずか足りとも私用に使ってはいけない」。
そういうのなら、それをはっきり公示すれば良い。
個人に言わずに。
さらに、それを言うなら、もっと前に指摘すべきものがあるはずだ。
「喫煙者の喫煙時間は業務として認めるのか?」
こんな書き込みよりもっとずっと長いぞ、絶対。

「息抜き」と言う話でするなら、
私にとって、短い文章の書き込みは丁度良い息抜きなのだ。
業務中の息抜きだからこそ意味がある。
そんなことするな、業務中の息抜きは絶対禁止というなら、
当然業務時間内の「喫煙」何ぞ絶対に禁止されなければならない。
あれこそ息抜き以外の何物でもないのだから。

それが認められるのにわずかな書き込みが認められないでは
理屈が通らない。自分がすくなものは許すがそうでないことはゆるさない。
もしそうなら、そんな自分勝手な奴の言うことなど聞く必要もなくなる。
自分の言うことが正当と思うなら、首尾一貫してもらわなければ困る。

もっと気に入らんのは、いつもこういった注意を周りから間接的に
言ってくることだ。いけないことをしている社員を見つけたというなら、
直接言え。
卑怯な真似するな。
別に業務上の注意をされたからといって、それが正当なら恨むようなまねはせん。
しかし、こういうやり方されると、いくら正論でも受け付けられなくなる。

「こんなこと言う奴がいる会社止めてやる!」と、以前なら言ってたかも知れないが、
最近は―寸おとなしくなったので、言わない。一応。
えぇ、世の中理不尽なことだらけだから、いちいち正論でぶつかっても
駄目だと解ってしまったから。
馬鹿はほっとくしかないわけだ。
嫌な世の中であることよ。

もう二度と書かないことには決めたが、
あまりにはらがたったのでここで書いてしまうのである。
ひょっとすると、もう少しやんわりとした文章に変えて
その掲示板に上げてしまうかも知れない。
「昼休み」にでも。

最後に、なぜ書いた時間がばれたか書いておこう。
メイルには送信時間が付くからであるが、
世ほど暇な奴でないとそんなところ見ないと思うぞ。
いや、見ても気にせんぞ。
ちゃんと仕事せいよ。

ちなみに、この文章を私にかかればこんなもんである。
書き上げるのにかかった時間は10分である。
ふっ。
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