「バスの予定」(1999/09/27号)
ある事実に気付いてしまった。
バスの時刻は「予定時刻」なのだということに。
よく見てみよう、ちゃんとそう書いてある。
某所でバスに乗った時、なにげなく時刻表を見ていてこのことに気付いたのだ。

いや、列車もすべてそう書いてあるのかもしれない。
しかし、列車の場合そんなに遅れることはない。
だから多くの場合その時刻に来ると思って間違いない。
これは雨が降っても乗客が多くてもそうだ。
まあ、専用の通行場所があるから当然ではあるが。

ところがバスの場合は雨が降った、車が混んでいるという状況では
すぐに遅れてしまう。

「バスはいつも遅れると」といって怒る人もいるが、
あの時刻表はあくまで「予定」時刻にすぎないのだ。
いや正確にいえば「希望」時刻と言った方がいいのかもしれない。
もともとそう書いてあるのだから遅れてもそう文句は言えないわけだ。
逆に、客の少ない時間に早く行きすぎるのも仕方無いのである。

とまぁ、理屈で皮肉っていえばそうなのだが、
やっぱり遅れるのは困ったもんである。
私はめったにバスには乗らないが、たまに乗った時に遅れるといやになる。

道路にバス専用レーンがある道路もあるが、まだまだ少ない。
それが多くなれば、こういうことも少なくなるか。
一番いいのはバカから不要な車を取り上げることかもしれないが。
<戻る>