「体の冷えを防ぐ方法」(2000/11/24〜11/29号)
体の冷えを防ぐ方法。
先日とある実験によって、体のどこが冷えたら全体が冷えて感じられるのかが
解ったので報告しよう。

最近(ていうほどでもないが)のパンツにはブリーフ型、
トランクス型の他にビキニ型があるパンツには(注;男性用)。
ビキニ型のパンツの一部には若干Tバック気味のものもある。

さて、そのようなパンツをはいた場合(注;想像しないこと^_^;)、
いつもより体が冷えて感じられることに気が付いた。
決して冬になったからではない。

いつもと何が違うのか、風邪でも引いたのかといろいろと考えている時、
ふとで手のひらがおしりの横あたりにあたった。

        「あっ、あったかい」

その瞬間に、体を寒く感じさせてしまうポイントを理解してしまったのである。
さすがは「日日是実験」(にちにちこれじっけん)をモットーにしている
オラクラである。
そして、このポイントの追求だけでなく、
そこをどのように暖めれば効果的に暖かく感じるかを
実験したのである。

人の体を寒いと感じさせているのは、必ずしも体質のせいではない。
自らの格好にも問題がある。
わざわざ冷える格好をしている場合があるのだ。

        ・・・

足の太股の側面、ちょうど手を体則に延ばして手首がくる
あたり、男性ならこの辺りは少し窪んでいるはずであるが、
この辺りを手で温めると体全体が暖かく感じてくる。
試しに―寸やってみてもらいたい。
ほらあったかい。

もちろん、ここだけを暖めれよいわけではない。
おしり全体を暖めた上、さらにここを暖かくすれば良い。

しかし、ここで1つ気を付けなければならないことがある。
この足の側面の部分の暖め方が、他の部分に比べて「低くなってはいけない」
ということである。暖めてはいるが、おしりの他の部分に比べ
温度が低くてはいけない。

何故かと言うと、体は意外と「温度差」に敏感で、
「周りに比べて高い低い」が良く解るのである。
従って、周りの温度が高く、相対的にその部分が低くなってしまうと、
温めているはずにもかかわらず寒いと言う感覚を得てしまう。

具体的な例で言うと、足の切れ上がりがきついパンツ+パンスト等で
暖かくしたつもりであっても、パンツ部分に比べパンストによる
保温は効果が低いので、相対的に寒く感じるわけである。

このような状況で暖かく感じたいならば、足の切れ上がりの低いパンツにするか、
逆にTバックにして保温を全てパンストに任せるかである。
(タイツならなお良いかも知れない。)
全体としての温度は低くても、温度差を無くせば暖かく感じるはずだ。
(但し、検証はしてないのであくまで予測である。
何でしたら検証テストするけど・・・あっ、姿を想像したら駄目だぞ(^_^;))

        ・・・

体が冷えるのは冷え性のせいだから、等と思って諦めている人はいないだろうか。
確かにひどい冷えがある時には効かないかも知れないが、
少し位の寒さを感じる時にはこの方法できっといける。

ということである。人間の体の作りを良く知って対処すれば
これで今年の冬は暖かく過ごせるであろう。

追記;
ちなみに、胸下も冷やすと体全体が冷えるポイントである。
夏場は良いが、寒くなった時期に胸下が見えるような服は要注意である。
(いわゆるタンクトップ類やビスチエもの。)
欲望的に言えば「女性の場合はそのままでも良いよ」等と言ってしまうところだが、
やはり、体のことを考えれば首もとまでしっかり隠して冷えないように。
余りに大きくて、隠しようが無い人ならしょうがないのかも知れないけど
・・・(*^_^*)。
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