「エレショウ'99レポート」(1999/10/13〜10/25号)
東京、正確には千葉は幕張で行われていた「エレクトロニクス・ショー'99」
へ行ってきたのである(1999年10月6日〜7日)。

第一の目的はそこで開かれたセミナーに行くことであったが、
展示ももちろん見てきたのでそれをレポートするのである。

時事ネタなので、余り置いとけず、一気に出すので1回の量は多い。
注意されたし。

元々会社用に書いたものなのでちょっと解りにくいところや専門用語もあるが、
そこは読み飛ばすか気合いで読むか、後で質問するよろし。

        ・・・DVD−RAMおよびデジタル録画装置・・・

4.7G DVD−RAMドライブが松下/日立から参考出品されていた。
4.7Gはどちらかというとメディアに負担をかけて大容量化しているので
ドライブの開発は既に終わっている模様。
メディアの安定供給とその価格が普及の鍵か。
メディアもTDKやマクセルで一応展示されていた。
2000年春までには出てくるであろう。

4.7GのDVD−RAMの規格が物理/論理面で正式に決まり、
またその中でリアルタイム記録も定義されたので、これからDVD−RAMを使った
AV記録機器が出てくるものと思われる。
要するにVHSテープ代わりのディスク録画装置であるが、
すでに松下と日立が参考出品している。

ディスク記録装置としてはパイオニアがDVD−RWで、NECが独自規格ディスク
(MVDISC)で発表している。NECは既に発売中である。
ただし、NECのは35万円であり、他社もそれから大きく違わない価格になると
思われる(筐体デザインなどからして高級機にするのは間違いない)。
(DVD−RW派にはシャープ、ビクターも入っている。松下傘下のビクターが
松下の押すDVD−RAMでなくRWなのが面白い。松下が直接関与出来ないので
代わりに、かも知れないが。)

同じデジタル録画装置としてはD(デジタル)−VHSがあり、こちらは
日立、ソニーが発売中、ビクターが11月発売であり、何れも20万円を
切っている(ソニーは不明だけど)。その画質は非常にきれいなものであるし、
24時間記録モード(ビクターのみ実装)でも従来のS−VHSに近い画質がある。
メディアの価格も両者ほぼ同等(¥3500程度)であることを考えると、
編集などを考える人にはディスク記録装置は売れるかもしれないが、
一般的使い方=撮って保存するだけの人には無用である。

記録時間から見ても、ディスクが2〜6時間に対し、D−VHSは1〜24時間と
長く撮れる。しかも完全に連続録画でである。
最高画質モードではディスクの画質を越えるものを記録できる。
(ただし、現在これは規格だけで、現実の商品には入ってない。なぜなら、その画質で
撮るべきものがないからである)

ということで、ディスク録画装置が爆発的に売れる要素はない。
すると、ディスク録画装置の価格が下がるには時間がかかるであろう。
あるいは、ディスク録画装置は編集付きの高級機として、D−VHSは普及機として
住み分けするかもしれない。

DVD−RAMの記録容量の将来予想では2004年前後で15Gになる模様である。
そうなるとD−VHS並みの記録時間になるが、それも4.7Gが売れればという条件
付きである。
一方のD−VHSはテレビ放送がデジタル化される2000年末からは
大量に売れるようになるだろう。
ディスク録画装置の価格が下がって手に入れやすくなり、タイムラプスビデオ等と
素直に置き換わるようになるには、最良の条件がそろったとしても4年はかかる
だろう。D−VHSへの置き換えの方が早いと思われる。

ディスクには頭出しの早さ/巻き戻し不要/入れて即追加録画可能/VHSに比べ
保存場所をあまり取らない/保存性が高いなどの良さもある。そのあたりを十分に
訴える+思い切って価格を下げる努力があればある程度普及する可能性はある。
その過程を想像するには、カセットテープからMDへの移行のそれを見直すと
いいかもしれない(もっとも、カセットテープ−MDは可搬、ビデオは
据置と使われ方/置き方が違うので、そのまま当てはまらないだろうが)。

DVD−RAMでは8センチタイプも出品されていた。
見た目はMOそっくりである(ケースを流用している?)。
日立ではそれを使ったハンディービデオも参考出品されていた。
容量的には1.5Gなので、PC用途としては普及しないだろう。
(GIGAMOで十分だから。)

ソニーがDVD+RW(−RWとは違うのだ)のドライブを出していたが、
詳細はわからなかった(近日資料入手予定)。PC用のようであったが、
それではDVD−RAMに勝てないだろう。価格と速度によっては可能性は
全くないとは言えないが、PC専用では量は知れているので難しいだろう。
それともソニーはそれでディスク録画をするつもりだろうか。
今のところその気配はないが、ソニーのことだから、出すときには一気に出してくる
可能性もある。
ソニーはD−VHSを出しているとことから見て、ディスクでの録画は
メディア容量が10Gを越えたところから、と読んでいるのではなかろうか。
そうすると、しばらくは物は出さないであろう。

        ・・・用語説明(1)・・・

DVD
        もともとはDigital Video Discの略。
        (今はVの部分が違うが失念。)
        まあ、そういう物の名前と思えば良い。

2.6G/4.7G/64M
        K=キロバイト  10の3乗(1000)バイト=1000
        M=メガバイト  10の6乗(100万)バイト=1000K
        G=ギガバイト  10の9乗( 10億)バイト=1000M
        ちなみに、オラクラ1年分がおよそ750Kバイト。

MO
        光磁気ディスクの略。
        Magnetic Optical disk

GIGAMO
        ぎがも。
        光磁気ディスクというもので1Gバイト以上の容量を持つものの規格。
        この読み方は通称ではなく正式名称。

        ・・・半導体音声記録装置・・・

半導体(メモリー)を使った音声記録装置としては、
ソニーがメモリースティックを使ったメモリーウォークマンを、
松下がSDを使った同様なもの、また、
幾つかの小さなメーカーがスマートメディアを使った物を発表していた。
(ただし、実際にちゃんと動いていたのはソニーだけ。)

メディア的にも乱立状態ぎみであるが、音声圧縮方式でも
ソニーがATRAC3を、松下は不明、他はMP3を使っていると乱立している。

ソニーや松下が参入するということで、この領域も一気に市場が出来そうと
思われる向きもあろうが、それ程一気には立ち上がらないと私は予測する。
その理由は、    1、録音にはPCが必要となる
        2、メディアが高い
        3、長期保存が出来ない
である。

この領域の一番の競合機器はMDである。ではこの半導体記録装置を
MDと比較したときにメリットはあるだろうか。

音質的にはMD以下であるが、FMラジオを良い音だと感じる人(ほとんどの人が
そうだと思う)には違いは差ほど感じないだろう。
ここはほぼ互角かもしれない。
筐体サイズや電池再生時間は半導体記録の方が小さく/長く出来るだろう。
ここまでは半導体の方がよく思える。

しかし、記録を考えると、一気に不利になる。
現状では録音にPCが必要であり、それも多くの場合は他で作られたものを
「入れるだけ」であり、MDで言うところの「録音」とは少し意味が違う。
高音質の携帯録音機器はまだ無い(低音質=音声のみに限定したものはある)。
PCでMP3の高音質録音をしようとすると時間がかかる、
ハードディスクの大容量が必要などの条件が付く。
要するに簡単には出来ないと言って良い。

メディアの価格の高さも普及を妨げる要因である。
MDは再生専用ならCDと同じプレスで作れる。従って、大量に安価に作れるが、
半導体記録では、著作権保護を考えるとどうしても録音可能にする必要があり
(マスクROM化できないということ)価格は高くなる。
(CD1枚を記録するには最低でも64Mは必要となる。)
すると、必然的に1枚のメディアを書き換えていろいろと入れる必要があり、
その手間がかかるということになる。長期保存が出来ないというのは
メディアの耐久性ではなくこの面からである。一度取ったものを消すしかないのだ。
(メディアの耐久性で見た場合は、書換回数ではMDが少し上、物理的耐久性は
接点部分の問題から半導体の方がやわなのではないかと思う。)

そのあたりを解決しない限り、一気の普及は望めない。

ただし、音楽を買うのが従来の店で買うという形態からインターネットで
取り出すという形態になっていくとすると、その購入の容易さから
普及する可能性がある。もっともその場合も、PCを使うではなく、
専用の録音機が出来て普及する必要がある。

記録メディアそのものの普及予測であるが、スマートメディアを使ったものは
(現状では)著作権保護が考慮されていないので、すたれる可能性がある。
SDやメモリースティックは著作権保護が入っている。

賛同メーカーの数だけで言えばSDの方が多いが、こういうものは
賛同メーカーの多い少ないや大小ではなく、早く商品を出して普及させた方が
勝ちなので、現状だけで言うなら、双方互角である。
(メモリースティックは既に出ていると思われるだろうが、著作権保護の関係で
従来の物は使えず、MGタイプというのが必要となる。)
SDには松下、ビクターなど、メモリースティックにはソニーやシャープがいる。
(最近ソニーとシャープは仲が良い。MD、プラズマ液晶等でも共同開発している。)

        ・・・用語説明(2)・・・

SD    SD(Secure Digital)メモリーカードの略
        デジタル著作件保護の入った物ということ。
        米サンディスク社が開発した小型フラッシュメモリーカード。
        CDとは全く関係ない。
        フラッシュメモリーとは電源を切っても消えないメモリーのこと。

スマートメディア
        フラッシュメモリーを使った別の筐体規格。

プレスで作れる
        型を作って、そこに材料を流し込んで押し固める方法。
        大量生産時には安くなる。
        レコードやCD、DVD−Videoも同じ方法で出来る。

MP3/ATRAC3
        ともに音声のデータ量を減らす技術。いわゆる音声圧縮。
        ちなみにATRAC(3が付かない)はMDで使われている方法。
        私はよく聞けばMDとCDの音の違いが解る位だが、世の中には
        MDの音の悪さに敏感に気づいて「MD反対!」と言う人もいる。

CD1枚を記録するには最低でも64Mは必要となる
        MP3もATRAC3も音声データを約1/10にする技術だから。
        CD1枚はほとんどの場合640M以下である。

        ・・・家庭内通信規格・・・

家庭内のデジタル機器の通信規格としてはIEEE1394、愛称で言えば「iLINK」が
有望である。すでに現在発売されているデジタル記録系機器に採用されている
(DVビデオ、D−VHS、デジタルBS、一部PC等)し、
今後は距離の延長や機器相互間での遠隔操作等が可能になり、いっそう
普及するだろう。

問題は、いろいろと出来る規格はそれだけ難しいということであり、
力のあるメーカーしか作れないのではという感じがあることである。
現在でもIEEE1394対応機器を作るための環境を揃えるには
かなりの費用がかかる。それに加えてプロトコルヘの対応は難しいだろう。

当社としてすぐに考慮する必要はないと思われるが、
将来、インターフォン等が対応するような時代が来ないとは言い切れない。
その時には対応が必要になるかもしれない。

ちなみに、DVDはそのデータを転送(送受信)する方法としてIEEE1394を
フォーラムとして推奨している。

        ・・・用語説明(3)・・・

IEEE1394
        IEEEというのは国際規格を作る組織。「あいとりぷるいー」と言う。
        1394はディジタル信号を通信する規格の1つ。
        DVカメラ(ハンディービデオ)に付いているDV端子と(ほぼ)同じ。

        ・・・その他(個人的趣味)・・・

・DVD−Audio対応機が松下/パイオニアから参考出品されていたが、こちらは
 すでに型番や価格も決まっているので近日発売だろう。
 松下が12万、パイオニアがSACD対応で50万とまだまだ高いが、
 来年中頃までには、多くのDVD−Videoプレイヤーが対応、価格も安くなる
 だろう。プログレッシブ対応やDVD−RAM再生対応もあるので、
 今は、DVDは買うべき時期ではない。

・SACD(スーパーオーディオCD)はソニーが11月に第2世代を出して35万
 まで下げる(SCD777ES 11/10発売;第1世代は50万!)が、まだ高い。
 元々高級狙いのものであるが、それだけでは普及しない。普及しなけりゃすたれる
 可能性がある。どうなるか。これは展示はなかったと思うけど、最近仕入れた情報
 から。

・画像表示装置としてはデジタル放送対応テレビ、プラズマディスプレイ、液晶テレビ
 が各社から発表されていた。
 デジタル対応テレビの機能的ポイントは「プログレッシブ」「D3端子」である。
 特にプログレッシブは各社とも特徴があって、見比べるとおもしろい。
 今回の展示の中では、BS放送をアピールするコーナーで各社のテレビが並べられて
 いて一気に見比べ出来たのがよかった。

 私の見た目では、映り具合はソニーがダントツ、先日お店で見て良いと思ってた
 ビクターがブラウン管の反射がきつい、松下が中間、東芝が意外と良い、
 三菱は欲しい32型がない、その他はプログレッシブ処理が今一という評価で
 あった。ただここでこのまま評価してはいけないのは、こういうところで入れている
 映像ソースというものは、プロ用の非常に良い物だということ+普通に一番よく見る
 のは地上はテレビであり、テレビチューナーの性能はこういうところでは解らない、
 ということである。だから、実際のお店で見比べるのが一番良い。
 しかし、かなり長い時間をかけて見比べは出来たので、後はソニー/ビクター/松下
 の3社に絞って12月購入に向けて最終選考しよう。でも日立も―寸棄て難いか。

       「迷ったら一番安い物を買う」

 今のところ、ワイドなら日立が最安値、ビクターが2番、松下がだいぶ高い。
 4:3テレビならソニーで決まり。これは値段的にも性能的にも。
 そうそう、うちの場合は木造家屋だから物の重さにも十分気をくばら無きゃいけ
 ない。今が52キロで―寸床が沈んでいるような気もするので、これより大きく
 重くなってはいけない(ソニーの32型ワイドはこれのため外れた。)。

        ・・・用語説明(4)・・・

プログレッシブ
        最近のTVのカタログには必ず載っているので見るべし。
        簡単に言えば信号を補間して高密度画像を作ること。
        ちなみに(最近の)PC用のモニターの画面はノン・インターレース
        というプログレッシブの一種を使っている。

D3端子
        デジタル放送受信装置をつなぐための接続端子の名称。
        D1/D2/D3があってD4/D5も出来そうである。
        基本的には数字が大きい方がより多くの物とつながる。

ワイド/4:3
        テレビ画面の縦横比のこと。
        ワイドテレビは16:9で横長、普通のテレビが4:3。
        4:3というのは黄金比と呼ばれ、人間が一番違和感無く安心して見える
        比率らしい。美くしい人の顔の比率もこうだとか。  16:9は映画館のそれ。
        幅が広く視野が広いので迫力が出る。
        一般に、映画は16:9が良く、アニメは4:3が良い。
        (ほとんどがそれで作られているということ。)
        今は、ソニー以外は16:9だけに高級機がある。
        ソニーだけは高級機とほぼ同じ機能の4:3を作っていて評判が高い。
        (なので、他メーカーも4:3に高級機に近い物を作るようになって
        きたが、まだまだ機能的開きが大きい。)

        ・・・

 今回一番良く解ったのは、「プログレッシブよりハイビジョンの方がずっときれい」
 ということである。
 そうそう、松下はデジタル放送対応テレビのタウを自社のブースでは全く展示せずに
 プラズマだけであったのが「やる気ないんか?」であった。新発売なのに。

 平面ブラウン管(テレビセットではない)といえば国産ではソニー、松下、東芝、
 三菱しか作っていないと思うが、今回フィリップスが出品していた。
 んが、どこが平面やねん?という映り具合だったので、あのままでは日本では
 売れないと思う。もっとも、廉価版平面テレビに使われる可能性はある。
 FUNAIあたりが2000年中に出すという予想でどうだ。

 プラズマディスプレイは大型平面テレビのホープであるが、昔に比べかなりよく
 なったとはいえ、まだ消費電力(46型で約450W!!)や静止画で画素が
 ちらつく問題が直っていない。ソニー+シャープが少し変わった方式の物
 を出していたが、発色は良いもののやはりちらつきはあった。
 まだもう少し待つべきであろう。
 現在は100から150万円なので、これも50万を切るくらいで売れはじめるので
 あろう。

 液晶テレビは今までシャープの独壇場であったが、売れているとわかったのか
 各社が参入することとなった。各社趣向を凝らしているようであったが、
 特に面白いものはなかった。やはりシャープが先行している感じであったが。
 これによって価格が一気に下がるといいのだが。
 来年中には15型以下のPCモニターはほとんどが液晶になるのではないか。

・D−VHS
 今回ビクターが大々的に展示していたが、予想以上に良い画質である。
 これで1980000円(実売は15万前後か)なのだから売れる可能性は高い。
 展示機は一部の機能が不出来であったが、11月には間に合わせるとのこと。
 個人的には第1世代は恐いので、第2世代くらいで買うかもしれない。
 (ちなみに日立のD−VHSは158000円、ソニーは価格は不明だけど
 SKY Perfect TV専用で地上波は撮れない。)

・真空管アンプ
 どこぞのトランスメーカー(その筋では有名らしい)が100KHz以上まで
 再生可能な真空管式パワーアンプを出していた。
 音的には(それに見た目的には)良いものであったが、70台限定、70万円
 だそうである。
 それでも買う人はあり、恐らく直に売り切れるであろうところがオーディオ関係の
 恐ろしい金銭感覚である。PCなら100万で最高級機が買えるが、オーディオは
 1000万くらい出さないとだめである(それでも足りないかも)。

・ソニーにブースの端っこに開発途中基盤だけのPS2があった。
 花火のリアルタイムレンダリングのデモをしていたが、
 あんなものをリアルタイムで作れるとはすごいものだ。実写と見分けが付かない。
 もっとも、ゲームの面白さは見た目じゃないので(その勘違いの代表がFF;問題
 発言?)、ちゃんと面白いものを作り出せるかどうかはそこに集うゲーム会社の腕に
 かかっている。

 そういえば、ソニーはEmotionEngineをもってワークステーション領域に
 再進出するらしいがどうだろうか(その昔、ソニーはNewsというワーク
 ステーションを作っていて、結構人気があったのだ)。PS2のソフトも走る
 ワークステーションなんて素晴らしいかもしれない(OSはきっとLinux)。
 インテルはどうなるか。

・人出とスペース
 私にしてみれば人出は十分多いと思ったが、ある日といわく「少ない」であった。
 人数はともかく、各社の展示のスペースが狭いのでは?という感じはあった。
 少なくとも、民生機器のブースが狭かった。先の松下のタウ事件もその影響で
 あろう。経済企画庁や日銀が何と言おうと、世間様はまだそんな風には
 思ってないし、まだ浮かれられる状態にはないようである。一度しまった財布の
 ひもがゆるむのはいつか。
 (しかし、景気が良いなると物の価格が上がるので、物を安く買おうと思ったら、
 今買っておくのが良いのかもしれない。)

・発見
 閉館は5時であるが、その時にパイオニアのブースにいると、コンパニオンの
 お姉さんがたがいっせいに並んで送り出してくれる。壮観であるが、あいにく
 写真は撮っていない。まぶたの思い出である(失格)。

・最近はMDから始まってテレビやオーディオ関係が「デジタル」という
 キーワードの元に大きく変化していて、それに伴って今まで不況だった
 この関係がかなり盛り上がっているのが、個人的には非常にうれしいところである。
 が、まだ価格的に高いものが多いので、一日も早く下がってくれることを祈る。

というところ。
すでに終わったショウだからこれを確かめに行くことは出来ないけど、
だいたいの業界の動向は解ったかな。
先に書いた通り、12月始めにTV購入予定なので、御一緒される方はどうぞ
(予算が余ればDVDも買うかも知れない)。

        ・・・用語説明(5)・・・

PS2
        PlayStation2の略
        ソニーエンターテイメント社のプレイステーションの新機種。
        平成12年3月4日に発売される予定。

FF
        ファイナル・ファンタジーというゲーム(スクエア社)の略
        絶賛する人とぼろかすに言う人の差が激しい。

EmotionEngine
        PlayStation2のCPU。
        巷のパソコンに一番多いCPUはPentium。

リアルタイムレンダリング
        その場で、映像を、計算によって、作り出すこと

ワークステーション
        PCよりもっと性能の高いコンピューター。

Linux(リナックス)
        Windowsと同じ部類のソフト。
        Windowsの対抗馬と目されているが、現在のところ、
        まだ一部のPCに詳しい人向けであり、一般人向けではない。

まぶたの思い出
        なぜパイオニアだけ書いているかというと、
                一番人数が多かった
                ワンピース・ボディコン・ミニだった
        ということもあるが、本当に、たまたま、そこにいたということである。
        立ち止まらずに通り過ぎたので詳しくは見ていない(疑惑)。

        ・・・終わり・・・
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