{食べ物紹介2005}
{お菓子紹介}
「そばの実せん」
そば、天然塩、植物油脂、甘味料(ステビア)
90g
300円(税込み)
家田製菓株式会社(愛知県)
基本的にそば100%で作ったせんべい。見た目はお米のポン菓子を丸く固めたような
感じだが、味はかなり異なる。
そば、とは言って木綿のそれではなくそば茶の味に甘さと少々の塩気を
含んだような味である。
あっさりした味付けの中にそばの味があっておいしい。
また、ポン菓子のようになっているので少々多めに食べても
腹に溜まるようなことがなく気軽に食べられる。
お勧め度 89%
いや、久しぶりにこの手のお菓子でおいしいと思った。
買ったのは「さがみ」という、愛知県を中心に展開している和食レストラン。
(で、実際にこれを買ったのはそれの福井県下の支店。)
ここの定食類はまあ、普通かな。値段は普通、味はファミレスの範疇。
(うどんとかは堅いし、味付けも濃い。)
正直に書けば、好んで行くことはありまへん。以上。
{食料紹介}
「紫陽花弁当」
(株)番匠本店
¥840(税込み)
米、鯖、カボチャ、エビ、たらこ、おくら、里芋
酸味料(アミノ酸など)、着色料、安定剤、ソルビット
福井駅前にあるお店で買った駅弁の一種。
紫陽花と名にある通り、6月頃の季節限定弁当(らしい)。
中身は純和風。
ご飯は紫蘇ご飯とわさびご飯で、それぞれお茶碗半分くらいの量か。
私にはちょうどか少し多いくらい。
ただ、ちょっと堅めで甘みが少ないのは減点対象。
弁当の中は4つに仕切られていて、2つが先のご飯、
2つがおかずである。
味はよいが、私にはちょっと濃いめ。
まあ、普通の人にはちょうどであろう。
お勧め度 79%
駅弁にすれば比較的安いので良。
包装紙および入れ物は結構綺麗なので使い回しできるかも。
{食料紹介}
「昔大丸せんべい」
喜八堂
http://www.senbei.co.jp
0120-04-0250(09:00-18:00)
昔焼詰合せ(堅焼大判)
14枚入り
¥1000(税別)
東京駅で見つけたせんべい。
東京でせんべいと言えば浅草せんべいが有名であり、
駅でもたくさん売れているが、これもその中で見つけた。
それだけならここで特に紹介することもない。
ここで紹介するからにはそれなりの理由がある。
ちゃんとした醤油を使い、炭火で焼かれているのだ。
ホームページを見ても、いろいろとこだわって作られているのが解る。
炭火で焼かれているというのは単にそう書かれているからわかるのではなく、
香りでわかる。ちょっと焦げたような香りがあるのだ。
このようなせんべいは初めて食べた。
「日本一せんべい処」と入っていたチラシには書いてあったが、
まあ、日本一かどうかはわからないが、少なくとも並ではない。
私が今まで食べたせんべいの中では、湯布院で食べた手焼き(これも炭焼き)の
焼きたてと新潟で食べた新米のせんべいが同率一番だったが、
それらと互角、というか、それらとは別の意味で一番だと言える。
お勧め度 90%
お勧め。
売っている物はアルミの袋に入れられぱりぱりしているが、
実はちょっと湿った方がおいしいと思う。
{食料紹介}
「湧き水造り 本わらび餅」
350g
わらび粉、砂糖、きな粉
¥1800(税別)
(株)巴軒
「木曽川上流地下50mからくみ上げた自然水と最高級の本わらび粉だけで炊き
上げた」という本わらび餅。
最近はわらびの根から取れる澱粉という物は非常に貴重品で
なかなか手に入らず、「わらび餅」と書いてあってもわらび澱粉で
作られているものはほとんど無いらしい。
そういう中で、これは正真正銘のわらび澱粉から作られているらしい。
真偽のほどは解らないが、まあ信じるしかあるまい。
商品は箱入りで、中は2パック入っている。
要するに、350/2gパック*2である。
白っぽい身で、そこそこ堅い。
で味であるが、さわやかに甘い感じもおいしいが、
独特のもちもち感と上あごに張り付くような感じ(解る?)があり、
この食感が又楽しい。
付属のきな粉をまぶして食べると食べやすい。
わらび餅の保存は基本的には常温と言われるが、
食べる前3〜4日前に冷蔵庫に入れるとさらにおいしい。
お勧め度 83%
まがい物わらび餅と比較して圧倒的においしいかどうかはわからない。
わらび餅自体そんなに食べるものではないから。
少なくとも、出来の悪いゼリーのようなわらび餅とは全然違うとだけは
書いておこう。
希少価値から考えれば1800円は妥当なのかも知れないが、
味だけから判断すれば微妙な線ではある。
{買ってはいけない食料紹介}
「Zakubee」
(株)ブルボン
48g
値段は不明
砂糖、小麦粉、カカオマス、全粉乳、植物油脂、乳糖、ココアバター、ヘーゼルナッツ
ぶどう糖、でんぷん、ショートニング、アーモンド、イースト、コーンシロップ
乳化剤、光沢剤、糊料、香料
簡単に書けば、チョコレートコーティングされたウエハース菓子。
1口サイズの1.5センチほどの立方体。
形状はともかくとして、問題は味。
まずい。とにかくまずい。
こんなもん食べ物じゃない。
少なくとも、こんなものを子供に食べさせちゃだめ。
子供の行っている児童保育施設のお菓子で出たやつの残りを食べたのだが、
あまりのまずさにしばらく胃の調子が悪くなった。
買ってはいけない度 90%
ブルボンのお菓子は、昔からある極一部を除きまずい過ぎるものが多すぎる。
(極一部は「まずい」。私の知る範囲、美味しいものはない。)
新製品開発部の人間の舌がおかしいに相違ない。
全員入れ替えることを強力にお勧めしておく。
もしくは、味の決定は第3社機関に任せるか。
少なくとも今はブルボンのお菓子は買っちゃだめ。
{買ってはいけない食料紹介}
「コアラのマーチ メロンクリームソーダ」
(株)ロッテ
55g
100円くらい
植物油脂、小麦粉、砂糖、乳糖、スターチ、全粉乳、ココアバター、全卵
脱脂粉乳、転化糖、食塩、メロンパウダー、膨張剤、香料
着色料(カラメル、紅花黄、クチナシ)、乳化剤、ビタミンE
コアラのマーチとは、ロッテが作っているチョコレート菓子で、
結構有名なものであろう。表面にいろいろなコアラの絵柄が
描かれたチョコレートスナックである。
私は、そのオリジナルのコアラのマーチも子供に与えるべきお菓子ではないと思っていたが、
まだ目をつむっていた。でもこの「メロンクリームソーダ」は
「絶対に食べたらだめ」。
まずは香りがだめ。いかにも人工的な匂い。
さらに味が、どうやったらこんなまずい物を商品にしようと思うのかと思うほどまずい。
間違いなく、メーカーの人間の舌も鼻もは腐っている。
まともならこんなもん出せないはずだ。
おそらくはメロン味で出すところが、どうやってもメロンにならないので
「クリームソーダ」と付けてごまかしたのであろう。
そもそもメロンクリームソーダ自体、人工香料&着色料の固まりで美味しいものではないが
アイスのおかげでまだ何とか飲めるが、それをさらにまずくした
これはもうどうにもならない。犬でも食べないのではなかろうか。
少なくとも、子供に与えてはいけない。
あらゆる意味で良くない。
買ってはいけない度 113%
先週紹介のZagbeeより上。
期間限定らしいが、メーカーイメージをこれ以上下げないためにもさっさと切り上げた方が
無難だ、と忠告しておこう。
とにもかくにも、大手製菓メーカーの作るお菓子はまずすぎていけない。
まずは、研究員を全員入れ替えろ。まずい物を食べ続けて作り続けている奴らではだめだ。
とにかく、まじめに作れ。
{食料紹介}
「ますの押し寿司」
(株)東海軒
¥780(込み)
寿司飯、鱒、甘酢生姜、調味料(アミノ酸等)、保存料(ポリリジン)
着色料(赤色102号)
静岡駅で買った駅弁。
源のマス弁当と似ているが果たして味はどうだろうか。
これは
・酢がやたらときつい
・マスの身がぱさぱさで固く、脂ものってない
源の「ますのすし」と比べちゃだめだし、マス弁当とも比べちゃだめ。
出来損ない?
原材料にはなぜか書いていないが、醤油とわさびも付いている。
醤油はともかく(これはマス弁当にも付いている)、
わさびは全く合わない。
「ますのすし」という言葉から考えられる材料と、
「すし」という言葉から考えられる付属品を付けただけの物。
お勧め度 35%
駄作。こんなので商売したらだめ。
もっと味を考えて・・・じゃなくて、「味わって」創れ。
以上。
最近ここだけじゃないけど、どうにもまずい食べ物が多くって。
メーカーは、己の良心にかけて儲けより消費者のためになるものを
作って欲しい。