{食べ物紹介2000}
(2000/05/24号)
{食べ物紹介}

    「ソフ王」バニラ
    
    ロッテ
    ¥100

いわゆる安もんソフトクリームである。
最近テレビでCMが流れているので知っている人もいるかも知れない。
(沖縄アクターズスクールと思われる女の子4人組が出ている。)

何やらクリームの中に細かく砕いた氷を入れて「新食感」らしいが、
実際にはそういう感じはほとんどしない。
極普通のソフトクリームである。

しかし、本当は逆。
普通、この手の100円ソフトクリームはとても最後まで食べ切れないまずさがある。
が、この「ソフ王」は以外とすんなり食べ切れる。
氷を入れたことでそういう感じが出ているのである。
要するに、そういうことをして初めてまともな味になっただけなのである。

原材料を見ると、いちいち書くのが面倒なほどいろいろと入っている。
安く作られた粗悪品をうまく見せかけ食べさせる手法が出来たわけで、
これは―寸恐いことなのかも知れない。

まあ、ソフトクリームが欲しくなったが近所にはコンビニしかなく、
それでもどうして欲しい時の代用食としては行けるであろう。
(すごい言い方。)

    お勧め度    70%

100円クラスで、久々にまともと思ったから
原材料さえ見なければ、もっと高得点をあげても良い。
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(2000/06/05号)
{食べ物紹介}

    「神戸フローズンヨーグルト」
        ストレート・プレーン

    神戸東食品工場/ヤマシタアイスクリーム
    130ml
    ¥250(位)

    原材料  乳製品、砂糖、卵、洋酒

以前にも紹介したことのある会社の、今度はフローズンヨーグルト。

おいしいです。はい。
甘さすっきりで、混ぜもん的くどさもなく実に後味爽快です。
単独のおやつにも、食後のデザートにも使えるでしょう。

    お勧め度    90%

問題は、どこでも見つかるかどうか。
うちの近所のコンビニには常備されているんだけど。
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(2000/07/24号)
{お菓子紹介}

    「若葉蔭」
    虎屋
    ¥370(1個)

虎屋といえば、和菓子の世界ではそれなりに名が知られた老舗である。
「若葉蔭」はそこが作る季節限定のお菓子の1つであり、
7月中だけ発売されている。

この「若葉蔭」は、見た目は水の中を泳いでいる金魚である。
透明の寒天のなかに紅白のあんで作られた金魚と、
緑のあんで作られたカエデの葉と水の流れが見事の表現されている。
見るからに涼しげで夏にぴったりである。
食べるのがもったいないくらいだが、
味も甘いながらも後味すっきりで良い。

京都は一条通烏丸西入に直営の菓寮(喫茶店)がある。
ここでも抹茶とこのお菓子のセットがいただける。
(10:00〜17:00、年中無休。)
土曜日の午前中などは空いていてのんびりできる。
庭もきれいである。

ここで食べるときは、出てくるときに乗せられているお皿もまた
セットで楽しめるようになっている。
「若葉蔭」を乗せているところだけ透けて
中の銀の破片が見えて、それがまた水面の輝きを表現していて
とても綺麗なのだが、言葉ではうまく表現できない。
これはもう見てもらうしかない。

    おすすめ度  80%

ちょっと高いけど、行く価値はある。
(1杯1000円を超えるかき氷もある。さぞおいしいことであろう。)
他のお菓子も他にもいろいろとあるので、何度か行ってみようと思う。
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(2000/08/09号)
{食料紹介}

    「韓国風 のり味 ポテトチップ」

    S&B
    70g
    ¥120位?

    乾燥ポテト、植物油、焼きの理、ごま油、食塩、赤唐辛子
    調味料(アミノ酸)、酸化防止剤(ビタミンE)

「たっぷり練り込まれた海苔とごま油の風味が漂う、ポテトチップです。
韓国産唐辛子のピリッっとした辛みも加わり、たまらないおいしさです。」
ということである。

韓国土産にもらう海苔に花にやら油が塗ってあって、
それがちょっと臭いなあと思っていたのだが、ごま油だったわけだ。
それをこのポテトチップはかなりいいところまで再現出来ている。

と書いても解らないだろうが、ポテトチップと海苔を混ぜた味である。
個人的には好みの味。
基本となるポテトチップはまさしくS&Bのそれ。
ポテトの粉末を固めたような感じ。
カルビーのそれとは違う。

さらにここに唐辛子がふってあるのだが、
普通のポテトチップに七味唐辛子をかけるとかなり辛いが、
この唐辛子はそれほど辛くない。
韓国産唐辛子は辛さがきつくないと聞いていたが、たしかにそうだ。

    お勧め度    90%

少々湿気やすいので注意。
食べる時は、直前に開けて、一気に食べ切った方が良い。
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(2000/09/08号)
{食料紹介}

    「ヴァイス・ヴルスト」

「ソーセージを食べた」と書いても、何だそれくらい、ということになってしまうが、
少し変わったそれを食べたのである、

「ヴァイス・ヴルスト」というソーセージがある。
少し前に漫画「美味しんぼ」にも載っていたので覚えている人もいるかも知れない。
真空パックではあるが、それを手に入れることが出来たので食べてみたのである。

このソーセージは白くてかなり太い。
直径は3センチ近くあろう。長さは10センチ位。
これをゆでて食べる。

皮はかなり堅いので食べる時にはナイフで切り目を入れ、
中身をこそぎ取るようにする。
身自体は柔らかく(子供でも大丈夫)、しかし歯応えがないわけではなく丁度良い。
味は塩味。これに豚の肉の味が調和している。
肉の中にはハーブの葉が細かく切って入れてあって、
これがまた微妙な味や香りを醸し出している。

3本も食べればおなか一杯になる。
おいしかったので大満足である。

    お勧め度    95%

ぜひとも捜し出して食べることをお勧めする。
京都なら四条にある明治屋に売れているそうである。
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(2000/10/16号)
{駅弁紹介}

    「折尾名物 かしわめし」

    小倉駅
    東筑軒 ¥710

九州出張の時に買った駅弁である。
九州には駅弁が結構たくさんあるが、実は「これは!!」と言うのはない。
特徴が余り無いと言うことだが、そういう中にも希に逸品があったりするので
一応いろいろと食べてみるわけである。

「かしわめし」というのは、どうやら九州小倉近辺ではよくある物らしく、
この東筑軒以外にも何種類もある。
その中でこれを選んだのは「一番安かった」というのもあるが、
一番シンプルで、かつ量もありそうだった、というのも大きい。

折尾というのは、小倉から少し西に位置する駅で、
鹿児島本線と筑豊本線の交わる駅である。
弁当の包み紙にそのあたりのことを書いてあるが、
これが結構趣があって、個人的には好きな包装である。

肝心の味であるが、かしわの味が活きているとは言い難いが、
結構おいしい。
量的にも過不足なくちょうどである。
これで¥710は安い。

    お勧め度    80%(小倉駅で買える駅弁の中では)

そういえば、今はダイエーホークスが優勝した後なので、
ホークス優勝記念弁当とか、ON対決記念弁当とか称して
東京の駅弁と小倉近辺の駅弁を1つの中に入れた物も売れている。
高い割りに量が少なかったので食べなかったが、
今の限定物と考えれば、価値があったか?
まぁ、ほっておいてもまた近い内に九州出張はあるだろうから、
その時間だあれば買ってみよう。

    ・・・2002/11/24追記・・・

昨日やっていた全国駅弁ベスト50で、これが堂々第11位だった。
それほどか?とも思ったけどね。
たれは秘伝だとか。
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