「書籍紹介1999」
(1999/01/29号)
        「復刊Oh!X」
        ソフトバンク
        ISBN4−7973−0446−4
        ¥2381(税別)
        CD2枚付き

1995年12月におしまれつつ廃刊されたコンピューター雑誌「Oh!X」
が4年ぶりに復活した。

これはシャープのパソコン(X68000やMZ/X1シリーズ)を
ターゲットとした機種別雑誌であったが、その内容はその機種でも
当てはまるようなものも多く、というよりも技術的な話が多くて非常に参考になった。
だからオタクラでも参考にしていた、というより今でも参考にしている。
(センサーの話もそう。)
10年以上前の雑誌で今でも参考になると言うのだから、
その内容の濃さは、他の軽い、いわゆる「パソコン雑誌」とは一線を隔していた。

あれから4年。私はもうパソコン雑誌は買わなくなった。
私が読むに耐えるものは他にはなかったからだ。
(知らないだけ、という説もある。)
それが復活したのだから、これはもう高くても買わねばなるまい。

残念ながら、もう機種別、シャープ系マシンの本ではない。
その話も「少し」あるが、基本的にはプログラムの面ではWindowsの本であり、
他の話はまったく関係無い話である。

まあ、昔が昔だっただけにシャープ系の本としての復活を待っていた人も多く、
そういう人達からは「残念」の声もあったが、概して好意的な声であったのは、
昔のポリシーと言うか方向性というかはそのまま受け継がれているような
「気が」したからであろう。私もそう思う。ちょっと残念だったけど。

巷にあふれる流行を追うだけのパソコン雑誌に飽きた人には良い本である。

やれどこのカードが良いとか、どのCPUボードをどうしたら速いだとか、
このソフトはこう使うのがテクニックだとか、そう言った小手先の、
私に言わせりゃしょうもないことで造作している雑誌どもとは
志が根本からして違うものである。

パソコンが仕事の道具ではなく趣味のものであった時代の、
無いものは自分で何とかしようとか、一見パソコンに関係なさそうな雑学
だけど奥の深いところで絡んでいるような概念的話が好きな人にはお勧めしておこう。
雑誌として買うには高いけど。

99年春には復活第2号が出るという話だけど、はたしてちゃんと出るか。

        お勧め度        65%
        非常に微妙な内容なので、好きな人と嫌いな人が分かれるかも。

        ・・・

そう言えば最近余り本を読まんなぁ。昔から読む人じゃ無かったけど。
余りに技術的な本や漫画は余りこのコーナーでは紹介しないから、
余計に減ってしまう。
(誤解の無いように言っておくと、漫画も年に10冊以下しか買わないよ。しかも特定の作家のものだけ。)
何か良い本があったら教えてね。
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(1999/05/26号)
        「空想非科学大全」科学を拒絶する空想15の法則

        著者    柳田理科雄
        発売    主婦の友社
        ¥1200(税別)
        ISBN4−07−300021−7

空想特撮物(ウルトラマンとか仮面ライダー)やアニメ、
果ては柔道一直線のような特撮とは言えないようなものでも
その中に出てくるいろいろな「現象」をその世界の「掟」として捕らえ、
さらにそれを科学的に考察しようという本である。

例えば、ヒーローは3分以内で地球の平和を守らなければならないとか、
正義の組織の基地は必ず秘密でなければならないとか、
そういった空想特撮物を始めとするものの中で共通する事柄を
「掟」として捕らえ、それを非常に科学的に証明して見せているのである。

その追求仕方は実に見事であり、中途半端ではない。
実際には「不可能」なことがほとんどなのだが、
それでもそれを純科学的にちゃんと説いているから
読んでいて実にためになる。

実に力の入った、正確な解説なのだが、
だからこそ、おもいっきり笑えるのである。
この手の、一種ギャグ的物で中途半端な物は笑うに笑えない。
とことん突き詰めているからこそ笑えるのである。

以前ネタに使ったハイジに対する考察もこの流れを汲むものである。
最近はこの手の本がけっこう多く出ているので、こういうものが流行なのだろう。
(同作者の「空想科学読本」というのもある。)

ここで例に上げられるのがほとんどが昔のものだということは、
作者がそういう年代で、最近のものは余り見ないが昔のものは良く見たということで
あろうが、昔の作品の方が印象が強いということもあろう。
科学的に見たらむちゃくちゃでも、それなりのインパクトが有ったということだ。
その点、今の作品は見た目綺麗だけど印象は薄いからなぁ。
昔の作品がもう一度見たくなること請合いである。

        お勧め度        80%

作者の名前「柳田理科雄」はおそらく「柳田国雄」(あってるかな?)の
パクリであろう。

昔ウルトラマンや柔道一直線を見た・読んでいた人はぜひお読みくださいませ。
納得することしきり。
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(1999/07/02号)
        「なにわ商人(あきんど)の一五〇〇年の知恵」

        著者    藤本義一
        発売    講談社
        ¥740(税別)
        ISBN4−06−256055−0

大阪人、特に大阪商人の気質に付いて考察した作品である。
大阪商人の気質の原点は豊臣秀吉に有って・・・
というのは言い古された論説であるが、この本の中では
これに井原西鶴や近松門座衛門などの江戸時代の大阪の代表的な作家の
引用もして、その裏付けをしている。

大阪商人の基本は「損をしないこと」。貯める「金(かね)」と
使う「銭(ぜに)」を明確に区別し、貯める時は貯め、使う時は使う。
決して死金は作らない。
御用商人のようにおもねって儲けることをよしとしない。
新しいアイディアで勝負する。
などなど。

タイトルからも解るように「商人」の心意気を話にしており、
特にお金の使い方を中心に話を進めている。
ただし、決して貯蓄学とかそういうものではない。
人生の中でお金によってもたらされる利益もあれば苦もあり、
その使い方一つで人の人生が変わるということを述べてある。
最後には、もっと一般的な生き方に付いて述べてあるが、
少しおまけ的な話なので、中心はそういったところだ。

また、世にはびこる詐欺まがい商売の基本を探り、
それらがどう成り立っているのか、いつごろからそういう物があるのか
というところから始まって、そういうものに騙されない方法も書いてある。
単純に言えば「うまい話には裏がある」ということを肝に命じよということだが、
特に今の混沌とした世の中、人の心の弱みに付け込むやからが後を立たないので、
こういったものを読んで手口を知り、気を付けたいものである。

自分自身が大阪人だけに、確かにそうだと共感する部分が多いが、
だから大阪人は強いと思うところもあれば、だから大阪人は世界に通用しないと思う
ところも有って、いろんな意味で大阪人を再確認出来ておもしろい。

        お勧め度        75%

さすがにちゃんとした作家の作品は読みやすいなぁ、と再確認した。
日頃、こういう著名な作家の作品は読まないからね。
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(1999/08/06号)
        「空想哲学読本」

        著者    富増章成
        発売    洋泉社
        ¥1300(税別)
        ISBN4−89691−397−3

題目の通り哲学の本である。
ではあるが、それをアニメや空想物、果てはゲームにまで絡めて説明してしまおうと
いうものである。題名的には先日紹介した「空想非科学大全」に似ているが、
著者も違うし、出版社も違う。まあ、雰囲気と言うか、話の進め方と言うのは
似ていると思うが。

ここで題材に上げられているのはウルトラマンからアリストテレス、
セーラームーンからキリスト教哲学、エヴァンゲリオンからデカルト、
ときめきメモリアルからカント、ポケモンからヘーゲル、ガンダムからニーチェ、
巨人の星から東洋哲学である。

元ネタはほとんど解ると思うが、解らなくてもそれらの一応の説明も書いてあるので
大丈夫であろう(私にとっては、今まで解らなかったそれら元ネタに付いての
情報も解ったことも大きい)。また、文面的にも面白く書いてあるので

内容は確かに面白い。自分の知っている事柄に哲学を合わせていくので、
解り易いのだ。本当は逆なのかも知れないが。それらが元々哲学に沿っていると。
(エヴァンゲリオンなんかずばりそのものだし、ガンダムや巨人の星も
けっこうそのままだぞ。)

今までの哲学書に比べれば数段解り易いとはいえ、はやりそこは哲学書である。
(大ヒットした「ソフィーの世界」よりかは数段解り易い。)
最初は読んでも2/3位解れば良いところではないだろうか。
最初でそれ以上解る人は、その筋の道に進むと良いかも。

しかし、哲学の大きな流れの多くは押さえられるので、よろしい。
これを、ここで上げられた元ネタ以外のもの、さらに会社内や私生活に
あてはめて考えると、一層理解が深まるのでは、と思われる。
余りその考えを突き詰めすぎてはまると、ちょいと恐い考えになってしまうので
ほどほどにしておくべきであるが。

        お勧め度        72%

会話の中で、ふと哲学の話題でも出せば「尊敬される」か
「危ない人として避けられるようになる」かと思われるので、
相手次第で使い分けると良いだろう。
そのための、知識を得るためにはもってこいの一冊である。
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(1999/11/17〜11/24号)
{書籍紹介}

        「買ってはいけない」

        週間金曜日  別冊ブックレット2

        ¥1050(税込み)
        ISBN無し(なぜ?)

何やら巷では有名な本らしいが、そんなこととは露知らずに買ったのであった。

内容は、市販されている商品の中で、危険性が高いので買うな、
もしくはこんな物は買うに値しない、と言う実に大胆な本である。
その標的には食べ物、飲物、洗剤、化粧品、くすり、雑貨等の各商品、
しかも大企業を名指しして批判しているのである。

その多くは食品添加物や香料などの科学物質の危険性の指摘であり、
一部は電磁波についてのそれであった。

大企業を批判しているのは、大企業が変われば以下も追従するという意図かららしい。
まあそれは理にかなっているだろう。

全体の読んでも最初の感想だが、基本的には正しいことを言っていると思う。
大いに賛同出来る。

マクドナルドが日本の食文化を破壊し、若者の体を蝕んでいることは
私も今までに指摘した通りであるし、大企業の作る酒のまずさは
居酒屋で(無理に)呑む度に痛感するし、その他、
いろいろと「もっともだ」と思うことしきりである。

今の大企業や大小売り店(変な言い方)や政府・公官庁の良心の無さは、
別にこの本に指摘されるまでもなく感じるところであって、
それを追認識するだけであるが、
漠然とした「感じ」ではなく、いちいち細かい指摘をされると「良く今までこんなもん使っていたなぁ」と思うし、
これからは添加・含有物に気を付けてものを買おうと思う。
(今までも結構そうしてきたつもりだけど。今度からはさらに強力に。)
まあ、単純に「大企業」「CMで出ている物は買わない」などと言う
短絡思考はしないけど、自分の判断で吟味する必要はあろう。

        ・・・

しかし、それでもこの本の内容と言うか書き方には大きな問題があると
言わざるを得ない。
それは、非難の仕方に問題があるのと、余りに近視眼的見方の部分があるからだ。

まず気になったのは、想像による批判部分だ。

この本では「この手の商品にはこういう物が含まれているはず」と「想像」して
批判している部分がある。しかも1つではなく複数商品に対してだ。
これはいけない。結構ぼろかすに言っているのだから、
正確な分析結果を出すべきである。
名前を出してまで批判をするのであるから、想像での批判は絶対に避けるべきである。

批判そのものは良いのだが、それを使わずどうしたら良いのかという
提案部分において的外れな意見がある。また、致命的な間違いもある。

例えば・・・。
蚊取線香では「源を絶てば良い」「少しくらい噛まれても良い」「何々と言う植物を
置けば蚊は近づかない」と言うことを書いている。

源を絶てばよいと言うのは水たまりをなくすとかいう意味であろう。
じゃあそのためにどうすると言うのだ。池があればそれを埋めるのか。
溝の水をさらうのか。それともそこに農薬でも撒けと言うのか。それでは
この本の趣旨に反するはずだ。

蚊が発生していても、その源は絶てない場合の方が多いのだ。
貯め池は埋められない。溝はなくせない。
今の都会で発生している蚊の多くが地下にある下水管の中、
その中は年中一定の温度なので年中蚊が発生していると言う事実を知ってるか。
そういう場合に何とかしようと言うのが「蚊取線香」ではないのか。
確かにそこにはサッチー成分(これも猛毒か?)じゃない、殺虫成分が含まれている
以上、人体にもそれなりに危険性はあるだろう。だから使い方、使う時間や換気に
気を付ける必要性があるのではないか。

どんな物にも必ず有効性と危険性の2面性がある。その危険性だけ取り上げて、
だから使うなと言うのは余りにバカげている。
ナイフを使わない子供はナイフで切られた時の傷みを知らない。
だから、それを持って人を傷つけても平気なのだ。
危険性を熟知し、それを考慮しながら有効性を引き出すのだ。
それが一番重要だ。

        ・・・
「少しくらい噛まれても良い」と言うのも、少ししか噛まれない都会に住んでいる
人間の主張だ。
田舎では蚊の数は都会より数倍多い。
こういう状況で蚊取りなしでどうしろというのだ。
(蚊帳を使えと言う意見もあろうが、寝る時ならいざ知らず、
活動中は役に立たない。)
「虫避けスプレー」でも同様なことがいえる。
使いすぎは良くないが、ポイントで使うなら意味がある。

何かの植物を置けば蚊が逃げると言うのも、狭いマンションでならいざ知らず、
広い家では無意味だ。
そもそも、その植物はどこにあるのだ。
一般に手に入る物か?少なくとも私は名前を初めて聞いたぞ。

        ・・・

「うがい薬」のところでは、うがいは風邪の予防にはならないとある。
「うがいが風邪の予防に効くと言う報告はない」と書いているが、
では「予防に効かない」と言う報告はあるのか。

うがいは風邪の予防だけのためにするのではない。
今の都会では、廃棄ガスやその他有害成分が空気中を漂っていて、
外にいると喉が痛くなることが多い。
喉のその有害成分が残っているために起こっているのだろう。
なら、早急にその成分を洗い流すことは重要である。

「風邪薬」では発熱を薬で止めるのは良くないと有る。
体が風邪の菌と戦っている途中に出る熱だから、ほっておけば良いということである。
ところが、発熱が長く続くとそれなりに体力を消耗する。
頭脳が長時間発熱しているとおかしくなってしまうことがあるというのは
事実である。某インターフェロン製剤で自殺者が出たことが問題になったが、
あれはこれによる精神不安定が原因と言われる。

まあ風邪くらいで長期間の微熱が出続けることは少ないだろうが、
短期間であれ高熱が出ると、幼児やお年寄りでは致命的になることもある。
そんなことは医学の常識である。
一人暮らしで自分の世話を自分でしなければならない場合もそうだ。
だから、薬の力を使ってでも下げる必要性が出る場合もある。
例え全快までに時間が余計にかかることになってもだ。

この本の中では「アレルギー反応や発熱反応は体の防御反応の現れ」
だから出た方が良いとかほっておいた方が良いと書いてある。
確かにそれは正しいが、その反応を強制的に止めるなら問題有るが、
その源を絶って、早く反応を起こす必要をなくすことで治めるなら問題無いのだ。

あと、食品添加物に関しての実験データの取り方がちょっと非現実的であるという点も
一応指摘しておこう。そんな大量に接種すれば確かに異常も起ころうが、
微量の場合はどうか。マウスへの投与例がいちいち出てくるが、
その量は人間に当てはめると異常な場合がある。

逆にそれを含まないことで食品が変化してしまい、それによる影響はないのか。
防腐剤などはこの例である。
今の世の中における食生活自身がおかしい、とは思う。
家で食材から食事を作れるのが理想だとは思う。
でも実際にはそれが出来ない人も多い。
それは社会の問題であって、そこにおいて食品添加物が使われるのはやむを
得ないとも言える。ここで「食品添加物が悪いなど」と短絡的な意見は
物の一面しか見ていない、と馬鹿にされてもしょうがない。

ちょうど、「暮らしの手帖81号」(1999/7〜8号)にそのあたりの
指摘があるので読んでみると良いだろう。

        ・・・

いくつかの問題点はあるとは言え、この本の多くの批判は正しい。
ここで指摘された企業は直ぐにでも直すべきである。

「馬鹿な奴らが馬鹿なこと書いてやがる」とか「金儲けのためにはしょうがない」とか
思わないことだ。今は小さな動きであっても、やがて大きな社会の流れになる。
それは間違いないであろう。

このまま行けば、後10年から20年もすれば日本の人口は半減する可能性がある。
その原因を作っている一因はここで指摘される企業にもある。

長期的に見ればその顧客を減らしてしまうことをしているのだ。
短期的に見れば売りが少なくても長期に渡って継続利用されるのが良いのか、
短期に大きな売り上げが上がれば良いのか、だ。
リピートオーダーをしてもらえない企業こそ、本当の馬鹿なのではないか。

中にはすでに直した企業もあり、そういうところは評価されるべきだろう。
(最近では、キリンラガーが遺伝子組み替えトウモロコシの使用をやめると
発表した。実に良いことだ。)

企業が良心に基づいて生産する、金儲けや政治的目的のために行動しなくなれば、
日本の国はもっと豊かになるだろう。精神的に。
また、それによって物の値段が上がったりしても、それは経済効果と言って
良い範疇だろう。医療費は減ってくるだろうから、個人的負担も長い目で
見れば減るはずだ。

この本の果たす役割は大きいとはいえ、だからこそ、手落ち部分は直す必要がある。
各種状況を考えない近視眼的部分、もしくは思い込みだけで書いた部分、
一面性だけを捉えた部分は非科学的批判と言われても仕方はない。
いつまでもそういう書き方を残す、感情的批判でこんな本を売るなら、
それこそ犯罪だ。「こんな本買ってはいけない」。

こういう批判本は大好きなのだが、今回は特に「抜け」が目立っただけに残念だ。
こういうところを修正しつつ、もっとやって頂きたいと思うところである。
一部の批判家(雑誌)に負けずに。

これからは、もっと広い分野でも大いに批判してくれることを望む。

        お勧め度        95%

とにかく一度は読むべし。
そして、書いている通り真に受けないで、自分の意見を照らし合わせながら見るべし。
少なくとも問題意識は持てるはず。

この本の内容の真偽はともかく、「問題意識を持つこと」こそがこの本の存在意義で
あるといえる。そのことを考えずに、内容だけを批判している批評家とか週刊誌が
あるが、それはそれで言い分は間違いであるとはいわないが、
筋違いであるといって良かろう(そういう連中が企業よりの雑誌にしか
投稿してないのも1つの問題である。自分が正しいと思うなら、「週間金曜日」
に投稿すればいいのに。そう言ったら「採用されなかった」等と言うだろうけど)。

企業は顧客を守らない。日本政府は企業や外国の言いなりであり、国民を売っている。
自分の体を守るのは自分である。
子供の体を守るのは親の責任である。
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