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古川洋高さん・"Working Quads"執筆者

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「甘くみた褥創」

古川洋高さん

 1997年4月前半、足小指に褥創ができて、1週間入院することになってしまいました。 その褥創の治療に際して、 「入院のつらさを頭に」、 油断するな、清潔に、いつも見張って 、という教訓を得ましたので、皆さんにご報告します。

 20数年前、事故入院間も無い頃に腰の辺りの肉が腐り骨が見えるような褥創を作って治療に1年くらいかかったので、退院後は十分過ぎるほど注意したものだったが、退院後22年も経つと横着になってきて、まして足の指くらい全然気にしなかった。

 足小指の根元が赤くなっている事は気づいていたので、いつもの靴は止めてサンダルを使っていると、創がカサブタに変わったのでこれが乾燥して外れると治るな、くらいに簡単に考えていたが1ミリ厚くらいのカサブタが風呂上がりに取れてしまった跡を見ると白っぽい骨のようなものが見えて来たので確認のために病院に行くとやはり骨らしい。

 暫く通院で様子を看ていたのだが治らないので入院して骨を削ることになってしまい、最もいやだった入院の羽目になってしまった。

 足小指の骨だから治療や手術はなんともないのだが、自由に車椅子に乗ったり、同室の者に気遣いながらの排便など、入院は2度としたくないと思い22年過ごして来た事、胃潰瘍等止むを得でなくこんな不注意でやってしまうとは・・・である。

 だらだらと書きましたが、油断するな、清潔に、いつも見張って。というのが今回の教訓でした。

 では、皆さんもどうぞ「入院のつらさを頭に」気をつけて過ごしましょう。

1997年6月、宮崎県

古川洋高

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