WORKING QUADS
ナミねぇからのメッセージ
以下のメールへのご返答
> パソコンを活用したベッドワーク
> (四肢まひ者のベッド上での知的生産活動)
> 19994月『ワーキング・クォーズ』編集会議と懇親会のテーマとして
竹中ナミさん
"WORKING QUADS" homepage writer

Ms. Nami Takenka

"WORKING QUADS" homepage

竹中ナミさん
ナミねぇからのメッセージ

http://www.prop.or.jp

ナミねぇ@プロップ・ステーション です。
清家さん、こんにちは。

いつも、オンライン 『ワーキング・クォーズ』を送って下さって、ありがとう
ございます。
今回の「ノートパソコンを活用したベッドワーク」というタイトルに、共感と
感銘、そして敬意を表したいと思います。

プロップでも多くの四肢まひの方が(ベッドの上を含む)在宅ワークに
励んでいますが、ノートパソコンの性能が大変向上したことで、今後
ますます、自分にとって少しでも楽な体位で勉強や仕事をするチャンス
が広がる、という期待感を抱いています。

人生半ばで四肢まひになられた人たちにとって、それまでの経験と
知識を生かし、なおかつ新たな情報を得ながら勉強や仕事を続ける
ということがどれほど重要か、残念ながら日本ではまだ社会全体の
課題として語られる状況ではありませんが、清家さんの先進的な
取り組みは、多くの四肢まひの方々の共感を呼ぶものと思います。

「仕事をする」ということは「誇りを持って生きる」ということと同義語
ではないか、と私は考えています。
四肢まひの方々のベッドワークは、ある意味、それを最も端的に
表現する行動ではないでしょうか。

障害を持つことで不便になるのは(物理的に)やむを得ない部分が
あるとしても、誇りを失わずに生きられる日本であって欲しいと願い
ながらプロップの活動を続けています。

同じ目標に向かうものとして、今後、知恵をよりあわせて行けたら
嬉しいです。
『ワーキング・クォーズ』の皆さんと合同で「四肢まひ者のベッド上
での知的生産活動」を推進するような会が開催できるでしょうか?
ノートパソコンを「ベッド上の仕事により対応するものに進化させる」
ため、メーカーも巻き込んで開催する、というような企画も可能だと
思います。

どうぞよろしくお願いします。

(1999年4月4日)


At 18:25 99/04/03 +0900, you wrote: > WORKING QUADS News Letter

> > パソコンを活用したベッドワーク
> (四肢まひ者のベッド上での知的生産活動)
> 19994月『ワーキング・クォーズ』編集会議と懇親会のテーマとして

> > 『ワーキング・クォーズ』関係者各位

> > 1999年4月4日

> > 清家 一雄,
> 重度四肢まひ者の就労問題研究会; 代表
> 『ワーキング・クォーズ』編集部
> "WORKING QUADS" homepage 制作提供
> 佐賀医科大学医学部講師
> 〒810-
> 福岡市中央区大手門
> Tel +81-92-735-
> Fax +81-92-735-
> kazuo_seike@msn.com
> seike@ma4.justnet.ne.jp
> http://www4.justnet.ne.jp/~seike/

> > > 前略

> > 清家一雄@WORKING QUADSです。

> > 今回の話は、
> 脊髄損傷患者の褥創対策と
> パソコンを活用したベッドワーク
> (四肢まひ者のベッド上での知的生産活動)、
> というきわめて、障害者の領域の話で、
> 障害をもたない人々にとっては、
> なんのことだろう、という話ですので、
> 興味のない方は、無視してください。
(以下略)

(以下略の部分)

ただ、
19994月『ワーキング・クォーズ』編集会議と懇親会のテーマとして、

1.四肢まひ者のデスクワークと座位時間
  (四肢まひ者のデスクワークと座位時間)
2.パソコンを活用したベッドワーク
  (四肢まひ者のベッド上での知的生産活動)

全体のテーマとして、
  「四肢まひ者でもしぶとく仕事をしよう」

ということをを考えています。

パソコンを活用したベッドワーク
(四肢まひ者のベッド上での知的生産活動)

以下の文章は、細川辰正さん(『WORKING QUADS』編集者)に
書いていただいたものです。

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ベッドワーク

細川 辰正
『ワーキング・クォーズ』編集者

ベッドワークとは聞き慣れない言葉です。清家さんの造
語かも知れません。

去年の12月、私はベッドでワープロを使う必要があっ
たので、パソコン販売店に行きました。そこで出会った
のがB5ノート、LaVie NXです。カラーノートを漠然と
思い描いていたのですが、自分の用途に合致し、無駄な
モノを削ると、B5ノートかハンドヘルドになりました。
ハンドヘルドはちょっとちゃちな感じで、キーボードも
狭いし、B5ノートに決めました。これだったらお腹
(または胸)に載せても何とかできるのではないかと思
いました。
傍目には私が座位をとっていると楽そうに見えるかも知
れませんが、起立性低血圧があるので、頭はいつも酸欠
状態、とても知的生産という訳にはいきません。また褥
瘡もできやすい。となるとベッドに寝ている時間を有効
に活用したいというニーズが発生します。

B5ノートのLaVie NXにはフロッピーディスク・ドライ
ブ、CD-ROMドライブが内蔵されていません。反対に56
Kのモデム内蔵です。電話線をつなげばインターネット
に接続できます。

頭の真上にディスプレーがあるのなら別ですが、そうで
ないので、目は疲れます。入力も遅くなります。デスク
ワークとベッドワークでは仕事を振り分けたほうがいい
と思います。ベッドワークで企画を練り、デスクワーク
で仕上げをする、と言った風に。

(1999/3/30)

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皆さんも、何か情報、ご意見、ご感想がありましたら、
このメッセージボードに、
書きこんでいただけると助かります。

1999年4月『ワーキング・クォーズ』編集会議と懇親会のお知らせ

1999年4月24日(土)、25日(日)、26日(月)、
『ワーキング・クォーズ』編集会議と懇親会。

1999年4月24日(土)、福岡市心身障害者福祉センター7Fの中研修室、
           天神センターホテル(泊)

1999年4月25日(日)、熊本アークホテル(泊)

kazuo seike@working quads
April 4, 1999

  敬具

(1999/04/04)


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