『あの子の笑顔は永遠に』を読んで、
1996年5月10日
清家 一雄
「重度四肢まひ者の就労問題研究会」
『ワーキング・クォーズ』編集部
〒810 福岡市中央区大手門
最近、笹井建二さん、笹井裕子さんの「あの子の笑顔は永遠に」、
曽我部教子さんの「ガベちゃん先生の自立宣言」と、
ベンチレータをつけた高位頚髄損傷者の
ベンチレータ離脱訓練の大変さなどが書かれた本を読み、
今までは、C4頚髄損傷者の人が一番重度だと、
思ってきましたが、
ベンチレータ依存のC3頚髄損傷者以上の人たちの
生きていくための厳しい条件が少し、
頭に入ってきたような気がします。
今日は、療護施設で生活しているという22歳の頚髄損傷者の女の子、
10年前に、小学校6年生の時に交通事故で受傷、C5頚髄損傷者、
から、『ワーキング・クォーズ』を読んだ、という電話がありました。
明後日、12日は、母の一周忌です。
みなさんも、お体に気をつけて下さい。
これからもよろしくお願いします。