土佐には、公徳秋水、槇村浩、植木枝盛、板垣退助、アホの坂本龍馬(やさしくて
器の大きい龍馬が私は大好きです)、ジョン万次郎、今、全国的にはちょっとMinor
ですが土佐では有名、山原健次郎、等、偉人がおり民主主義は土佐の山間からと信じ
きっています・・・・?
(もう一度云っておきますが私は何も努力をしていません)
96年より高知頸髄損傷者連絡会の代表を引き受けました。
これまで比較的障害の軽い自分で自動車の運転ができて、移動がある程度可能な者が
交流と親睦を中心に会を運営してきましたたがそれだけではマンネリ化してしまい、
交流会をもっても徐々に集まりが悪くなり「もう頸損会も無くなってもかまわい。
(ツインバスケットをしてる人が多い・・・・ 高知は障害者と健常者の男女交際が活
発・高知の障害者は宴会が好き)」「せっかく作った頸損会だから何とか残していこ
う(家に閉じこもっている人の意見」「今まで障害の軽い人ばかりが代表を務めてき
たけど今度は重度の者がなるのも変わった会の運営が出来るのでは・・・?」等の意見
が出て、取りあえずは残していこうということで引き受けました。が・・・・
私どもの会にもベンチレーターをつないだ重度の頸髄損傷者が増えてきました。
交流と親睦だけでなく、これからは行政との話し合いにも力を入れていきたい。私
達、高位頸髄損傷者が人間らしく地域で普通に暮らせるよう介護保障、移動の保障等
を求めて頑張りたいと思っています。
WORKING・QUADSを見せていただいたり、松井和子先生の頸髄損傷本を読ませていただ
く中でバイタリティのある頸髄損傷者が居るものだなあと驚くとともに励みになって
います。「清家さん、向坊さん今度、爪の垢を送ってください。煎じて飲みます。だ
めだ、前から腹が弱かったけど、近頃いっそう腹を壊しやすくなったので拝むだけに
させていただきます。」冗談はさておき、昔、知り合いからよく言われました「藤田
さん上を見たらキリがない。もっともっと不幸な人がいるから下を見て暮らしなさ
い」と。上も下も見て暮らす気は更々ありませんが重度で頑張っている姿を見るのは
いいものです。
(1998/4/12、電子メール)
(1998/3/17)