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勝矢光信さん・ミスタードーナツ留学研修2期生

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勝矢光信さん

「障害者にとって仕事とは何か、
−重度四肢まひ者と就労−」


勝矢光信、ミスタードーナツ留学研修2期生 (1998/3/5)

障害者にとって仕事とは何か、

AAV16375@pcvan.or.jp

1997/11/26 11:47

最近、次の本を読んだ。
「良い仕事の思想」(杉村芳美著、中公新書、1997、10、25発行)と
「コーランと聖書の対話」(久山宗彦著講談社現代新書93,10,20発行)。
神への純粋なる信仰からしか、最高の価値観は生まれないと感じた。
人生は、何を日々の中心に置くかで、全く違ってきてしまう。
CULTが「礼拝」であり、耕すのは結果であることも知り、大変驚いた。
今までは、耕すから文化があると信じていたので、仕事に最高の価値があると
信じていたが、逆であった。
全ては祈りから始まるのだと知った。
私は障害者にとって仕事とは何か、いつも疑問であった。
日本の熟年者と障害者の労働人口は、世界の比ではない。
ほぼ全員が働いている。
しかし、内職的な仕事にはどうしても価値を感じられなかった。
単純な仕事を機械に任して、人は創造的な仕事ができるようにすべきだと思う。
仕事に最高の価値を置く日本とアメリカは、結果として豊になったが、それでよかったの
か。
障害者も多くは食べるために必死であったに過ぎない。
マスターベーションのような仕事だけはやりたく無い。
周囲も、「彼には障害があるから、あの仕事を与えて、給料を払っている。」
という見方になってしまう。
今日、障害があるなら、最大限の能力の発揮できる最高の仕事を目指そう。
やってよかったと思える仕事を、今後も追求してゆきたい。


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    清家一雄、代表者、重度四肢まひ者の就労問題研究会