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WQNL2002-017 テレビ放送されていた「救急救命士の気道内挿管」の問題。医師法と医師会。 by Seike /on February 1, 2002

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WQNL2002-017 テレビ放送されていた「救急救命士の気道内挿管」の問題。医師法と医師会。 by Seike /on February 1, 2002

WQNL2002-017 テレビ放送されていた「救急救命士の気道内挿管」の問題。医師法と 医師会。 by Seike テレビ放送されていた「救急救命士の気道内挿管」の問題。医師法と医師会。 航空機内における、救命行為としての「除細動器」の問題。 1月31日、「救急救命士の気道内挿管」の問題が、テレビ放送されていました。 命を助ける行為。 医師法と医師会。厚生労働省の対応。裁判所の判断。 航空機内における、救命行為としての「除細動器」の問題もあります。 C3、C4、C5、C6頸髄損傷者者は、介助必要な四肢まひ者の代表例です。 いろいろなニーズを抱えて生活しています。 食事の介助、衣服の着脱の介助、入浴の介助などのニーズ。 褥創の予防、手当の介助などのニーズ。 排泄の介助のニーズ。 運転免許取得不可能な人には、運転介助のニーズ。 自力呼吸不可能な人には、人工呼吸介助のニーズ。 C7頸髄損傷者以上の日常生活動作(ADL)が可能な人たちは、自力で。 健康で献身的な家族がいる場合は、その家族が。 自費で介助者を雇うことができる人は、合意できる人を探し、 その(有料)介助者により自分のニーズをまかなうことができます。 公的ヘルパーさんに関しては、社会的に、本格的に登場してきたのが、 1989年のゴールドプラン以降ということもあり、新しい問題となっています。 "WORKING QUADS" News Letter 2002 on February 1, 2002 清家一雄@WORKING QUADSです。 1月31日、朝、テレビ放送されていた「救急救命士の気道内挿管」の問題。医師法 と医師会。 救急救命士の気道内挿管。 今日の午前中のワイドショー(?)で、 救急車の救急救命士の活動と、 医師会の関係の番組をやっていました。 秋田県の取り組みでした。 この問題は、 新聞報道などでは、 以前から取り上げられていた問題ですが、 テレビで取り上げられると、 一般の人への認知は 拡大するかもしれません。 航空機内における、救命行為としての「除細動器」の問題があります。 「救急救命士の気道内挿管」の問題と並んで、 航空機内における、 救命行為としての 「除細動器」の問題があります。 欧米の航空機会社は、 以前から搭載し、 乗務員が行なっていました。 「救急救命士の気道内挿管」の行為、 航空機内における、救命行為としての「除細動器」の操作、 命を助ける行為です。 C3、C4、C5、C6頸髄損傷者者は、 介助必要な四肢まひ者の代表例です。 いろいろなニーズを抱えて生活しています。 食事の介助、衣服の着脱の介助、入浴の介助などのニーズ。 褥創の予防、手当の介助などのニーズ。 排泄の介助のニーズ。 運転免許取得不可能な人には、運転介助のニーズ。 自力呼吸不可能な人には、人工呼吸介助のニーズ。 C7頸髄損傷者以上の日常生活動作(ADL)が可能な人たちは、自力で。 健康で献身的な家族がいる場合は、その家族が。 自費で介助者を雇うことができる人は、合意できる人を探し、 その(有料)介助者により 自分のニーズをまかなうことができます。 公的ヘルパーさんに関しては、 社会的に、本格的に登場してきたのが、 1989年のゴールドプラン以降ということもあり、 新しい問題となっています。 以下は、 「救急救命士の気道内挿管」の問題。 航空機内における、救命行為としての「除細動器」の問題。 に関して、 新聞報道からです。 ▼01/10/27 大阪夕刊 12 頁 2社面 O011027E12--02 心拍回復の切り札、除細動器 乗員使えずJAL見切り導入【大阪】 ---  心臓に電気ショックを与えて心拍を正常に回復させる医療機器「除細動器」= 写真=を、日本航空が10月から国際線を飛ぶジャンボ機34機に搭載した。た だし、医師法により乗務員は使えない。日航は夏以降、国内の航空会社でつくる 「定期航空協会」を通じて厚生労働省に使用資格を広げるよう申し入れているが 同省の結論は出ておらず、見切り発車を余儀なくされた格好だ。  除細動器は、心筋こうそくなどで心臓がけいれんのような震え(心室細動)を 起こし、血液をきちんと送り出せなくなった人に瞬間的な電気ショックを与えて 動きを回復させる機能を持つ。心臓が正常に動かなくなってから3分以内に除細 動器を使うと、救命率は9割に達するといわれている。外国の航空会社では、訓 練を受けた乗務員が実際に機内で重症の乗客に使っている。  日航が関西空港−ロンドン線などに導入したのは、重さ3・4キロの携帯型。 音声と文字の指示に従って患者の胸に電極のパッドを張り付け、内蔵コンピュー ターが自動的に心臓の動きを監視し、心室細動を感知すると、電気ショックを与 えるタイミングを知らせる。  日航によると、93〜97年に機内で発病して3日以内に亡くなった29人の うち、21人は突然の心停止が死因とみられている。日本では除細動器は医師か 医師の指導を受けた救急救命士しか操作できないため、定期航空協会は8月と9 月、厚労省に乗務員も使えるよう求めた。しかし、同省医事課は「除細動器の安 全性をよく確かめ、救命措置に乗務員がどのようにかかわれるのかを法律的に整 理したうえで結論を出したい」と判断を留保したまま。このため、日航は当面の 使用について医師が居合わせた場合に限ることにした。  除細動器をめぐっては、航空業界だけでなく医療関係者からも「使用の制限を 緩めて外国との格差をなくすべきだ」との声が高まっている。 [朝日新聞社] ▼01/12/20 東京朝刊 38 頁 2社面 T011220M38--04 航空・客室乗務員でも使用可能 乗客の心臓発作時の電気ショック ---  国際線で乗客が心臓発作で倒れた。電気ショックで拍動を正常に戻す機器はあ る。でも医師はいない。乗務員が機器を使うのは法違反か否か――航空業界のこ んな問いに、厚生労働省は19日、「緊急事態であり、医師法には抵触しない」 と回答した。同省は「医療機器の進歩や国際的な状況を見た上での判断。航空機 内だけでなく、ほかの状況でもあてはまる」としている。  日本航空など航空業界が今夏、同省に質問を出していた。同社が今年10月か ら、国際線の一部で、電気ショックを与える医療機器「自動体外式除細動器」を 積み始めた。来秋までに、60機ある国際線用のすべての機体に広げる予定。9 0年ごろから各国の航空会社で機器の搭載が広まり、米政府は、04年までに米 国籍の航空機は配備するよう義務づけた。  同社のまとめでは、機内放送で医師を探した場合に応答があるのは75%。9 3〜97年に機内で倒れて3日以内に死亡した乗客は29人。うち21人は心臓 疾患だった。 [朝日新聞社] ▼01/12/21 東京夕刊 22 頁 2社面 T011221E22--02 「電気ショック」、救命士は医師の指示必要 救急現場に反発の声 ---  電気ショックで心臓の拍動を正常に戻す医療機器「除細動器」について厚生労 働省は18日付で、航空機内の乗務員の使用を認めた。ところが、救命のプロで あるはずの救急救命士は、医師の指示なしにはこの機器を使えない。救急現場で は、医師と連絡が取れないため、機器を使えず患者を救えなかったケースもある 。資格をもった専門家が有効な機器を自由に使えない矛盾。救急医療の現場では 反発の声が広がっている。  先月上旬、山形県酒田市のダンススクールで練習中の70代の女性が、心筋こ うそくで倒れた。駆けつけた救命士は心肺停止を確認。規則に従って心電図をと り、医師に電話で指示を要請した。  ところが医師は病院の患者の処置に追われ、指示を与えることができなかった 。女性は除細動を受けられぬまま、病院に搬送され、意識の戻らぬまま、1週間 後に死亡した。酒田地区消防組合の関係者は「すぐに除細動できていれば助かっ た可能性が高い」と話す。  除細動は心臓疾患が原因で心肺停止に陥った患者の拍動を回復させるのに有効 な手段とされる。現在は機器が発達、米国では講習を受ければ一般市民でも使う ことが出来る。航空機に搭載されているのは、自動的に心電図解析をして、音声 で除細動のタイミングを知らせる。救急現場でもほぼ同じものが使われていると いう。早期の実施が必要で、心停止から1分遅れるごとに生存率は7〜10%ず つ下がるという。  ところが厚労省によると、救命士が除細動を行うには、患者の心電図をとり、 その結果を電話などで医師に伝え、指示を受ける。  昨年1月、全国消防長会は総務省と厚労省に、医師の指示がなくても除細動を 行うことが出来るよう制度変更を要望したが、厚労省の検討会は、制度変更は「 時期尚早」と判断していた。  同省医事課は今回、「緊急事態で、医師法には抵触しない」との判断で航空機 乗務員の使用を容認した。一方で同省指導課は救命士の除細動について「医師と 連絡がとれないことは想定していない。救命士の場合は医師の指示が必要だ。連 絡をとれる態勢をとってもらうしかない」とした。  これに対し、総務省救急救助課では「除細動の効果は明らか。救命士が医師と 連絡をとれない場合などに指示なしで認められるよう要請していきたい」として いる。 [朝日新聞社] ご意見、ご批判も多い、と思います。 "WORKING QUADS" HomePageの ご感想、ご助言をお聞かせいただければ幸いです。 2002年02月01日、福岡にて 清家 一雄 重度四肢まひ者の就労問題研究会; 代表 『ワーキング・クォーズ』編集部 "WORKING QUADS" HomePage 制作提供 http://www4.justnet.ne.jp/~seike/ http://www.asahi-net.or.jp/~YS2K-SIK/ seike@ma4.justnet.ne.jp YS2K-SIK@asahi-net.or.jp

   清家 一雄 
  重度四肢まひ者の就労問題研究会・代表
   『ワーキング・クォーズ』編集部
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