アメリカの1年
One Year of the Life in America
アメリカ合衆国カリフォルニア州バークレー
1985年11月〜1986年9月
清家 一雄: 重度四肢まひ者の就労問題研究会・代表編集者
Kazuo Seike
ミスタードーナツ障害者リーダー米国留学研修派遣事業
財団法人 広げよう愛の輪運動基金
財団法人 日本障害者リハビリテーション協会
『脊損ニュース』1986年4月号〜
全国脊損連合会
アメリカの1年
『アメリカにおける自律生活の実験とアテンテダント・サービス・プログラムに関する調査報告』
福岡県脊髄損傷者連合会 頚損部長
清家 一雄
第10回報告
今回はアメリカでの僕のパートタイム介助者との実際の日常生活に関して仕事を中心とした社会的自律生活を報告します。ご意見、ご感想を頂ければ幸いです。
★社会的自律生活−アメリカでの僕の実際の日常生活様式
(1) 起きている日・週日の一日の生活の流れ
[1]朝の介助者(7:00-8:00am)
[2]午前中の介助者(10:00-12:00am)
[3]夕方の介助者(5:00-7:00pm)
[4]夜の介助者(9:00-11:00pm)
(2) 週末の生活
(3) 褥瘡の状態が悪く1日中寝ていた日の生活
(4) ベイエリア以外の研修地に長距離移動で出かけた時のホテルを中心とした生活
◆時間管理(とくに介助者との関係)
◆食事、
◆排泄管理
◆金銭管理
◆買い物とレンタル
◆仕事−調査活動
[写真説明1]
[写真説明1]
[1]
アパートの直ぐそばのドラッグストア。
カリフォルニア州オークランド、1996年3月
[写真説明2]
[写真説明]
[2]
ワシントンD.C.のホテルで、電動車いす用のバッテリーと。
サンフランシスコ空港で持込みを拒否された電動車椅子のウェットバッテリーを、
アイスボックスに入れて、当日の夜の便で、
翌朝ワシントンDCの空港に届くように送ってもらい急場をしのぎ、
ホテルでほっとしている。
ワシントンD.C.、1996年6月
[写真説明3]
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[3]
1986年、全米自立生活全国会議(NCIL)の歓迎会。
ワシントンDCの安全管理の厳重で豪華な上院議員のオフィスビルで。
CILバークレー所長マイケル・ウインター(Michael Winter)とその夫人敦子(Atsuko)。
Atsukoは、ミスタードーナツ障害者リーダー米国留学研修派遣事業の1期生。
ワシントンD.C.、1996年6月
[写真説明4]
[写真説明4]
[4]
1986年当時のブッシュ合衆国副大統領。
自立生活全国会議(NCIL)の開会式で会場のホテルに来て演説しているところだ。
ワシントンD.C.、1996年6月
[写真説明5]
[写真説明5]
[5]
ホテルの部屋のベットの枕を膝の上に載せて机兼テ−ブルとして使った。
この他にも、ゴミ箱を尿器として使ったり、工夫して、なるべく現地調達で通した。
自立生活全国会議(NCIL)の会場ホテルで。
ワシントンD.C.、1996年6月
[写真説明6]
[写真説明6]
[6]
ホワイトハウスの前で。
ホワイトハウスは、この日は、中にはいれる日ではなかったので外から眺めただけだった。
車椅子用の通行門があった。
4ドル払ってレーガン大統領夫妻の看板と一緒に写真を取った。
ワシントンD.C.、1996年6月
[写真説明]
ホワイトハウスの横でレーガン大統領夫妻の看板
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ワシントンD.C.での自立生活全国評議会(NCIL)。
ワシントンD.C.、1996年6月
[写真説明7]
[写真説明7]
[7]
ボストンCILで、職員のポール・タッパー(C7−6頚髄損傷者)とクリフ(脳性まひ痺者)。
マサチューセッツ州ボストン、1996年6月
[写真説明8]
[写真説明8]
[8]
ニューヨークの夜、ユニオン・スクェアのカフェで。
ニューヨークはカーブカットも無い活気に溢れた強い者の街だった。
ニューヨーク、1996年6月
次回はベイエリア以外の調査・研修地に長距離移動で出かけた時のホテルを中心とした生活を中心に報告する予定です。
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