WORKING QUADS

重度四肢まひ者の就労問題研究会(ワーキング・クォーズ)

清家一雄:就労研代表:福岡市在住
☆☆☆ WORKING QUADS のホームページへようこそ☆☆☆

 ご覧頂き有り難うございます。当ホームページは私が長年取り組んできた重度障害者の「介護」や「就労」の問題について、研究及び実践してきた成果を報告するものです。なお研究の成果を「WORKING QUADS」という会報にて発表も致しておりますし、機会あるごとに国内・海外での研究発表を行ってきました。

[研究目的]
 頚髄損傷者を代表例とする重度四肢まひ者に関しては、以前は、無力な重度四肢まひ者、閉じ篭もりきりの重度四肢まひ者、自己主張だけの重度四肢まひ者、というイメージでした。この調査研究活動の中から、新しい重度四肢まひ者像、新しい知的生産活動、新しい就労観などの、新しい概念が少しでも出てきて、有効なパラダイムが提唱できればと思っております。
 私のこれまでの研究から、事故などにより重度四肢まひ者になった方でも、積極的に交流する人たちは、ショックからの立ち直りが早いように感じられます。情報を提供、定着させる重要性を感じています。この「就労問題研究会」および「WORKING QUADS 」(会報)では、重度四肢まひ者の就労問題に関して、これからも、問題点の提示、役に立つ情報を提供できるよう、継続して活動する、大きな視野を持つ情報ネットワークを構築できれば、と思っております。

[活動内容]
「会報」No.1〜No.10、を現在までに発行
“WORKING QUADS”No.9(1993年12月7日)
“WORKING QUADS”No.10(1995年03月31日)

[経歴]

1985年〜86年 ミスタードーナツ障害者リーダー米国留学研修派遣事業で、米国の在宅介助システムと自立生活運動の調査研究をアメリカで行う
1989年 「重度四肢まひ者の就労問題研究会」設立、代表となる
1990年 、トヨタ財団の研究助成を得て、「高度技術社会の進展と外傷性重度四肢まひ者の生産活動参加過程に関する日米比較研究およびハイテクの活用による新しい可能性に関する研究」というテーマで、調査研究を行う
1991年 2月、NHK・あすの福祉・アメリカ 自立に向かう障害者[3]広まる福祉機器が放映された。(加賀美幸子アナウンサーと)
1994年 「会報」No.9[特集:重度四肢まひ者と自営業]の編集発行作業
1994年 5月、カナダ・バンクーバーで、カナダにおける重度四肢まひ者の知的生産活動の調査研究
1994年 11月丸紅基金より事業助成決定
1995年 「会報」No.10[特集1:WINDOWS Ver3を利用した知的生産活動環境]、[特集2:重度四肢まひ者の国際ネットワーク活動]の編集発行作業住宅
1995年 11月、NHK・教育、「あすの福祉−手足のハンディを越えて−重度四肢まひ者の就労」が放送された。(青木裕子アナウンサーと)
1996年 9月、第18回RI世界会議において、日本障害者リハビリテーション協会派遣のプレゼンターとして、英語のプレゼンテーション"The Intellectual Working of the Quadriplegics making good use of High Technology who need Attendant Services in Japan."をカラースライドを使い行なった


ミスタードーナツ障害者リーダー米国留学研修派遣事業での米国留学時のアパート



ベッドルーム



リビングルーム



デイビッド・ガラハーのアパートで



1994年05月、カナダ・バンクーバーで、リック・ハンセンと、


1994年8月、仙台での第9回リハ工学カンファレンス


1994年10月、丸紅基金


1996年9月、第18回RI世界会議、ニュージーランド・オークランドで、レックス・フリーデン、ウェイン・テランギと


関連サイトへのリンク
・・神奈川県総合リハビリテーションセンター
・・こころWEB
・・障害者情報サービス
・・福祉と障害者支援情報の総目次

メールアドレス: Kazuo_Seike@msn.com