WORKING QUADS (「重度四肢まひ者の就労問題研究会」ジャーナル)

Mr. Stephan M. Salzberg in Fukuoka in May 1995
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ステファン・ザルツブルグさん
Mr. Stephan M. Salzberg
1995年5月、福岡市大手門の『ワーキング・クォーズ』編集部で

ザルツバーグさんからの1995クリスマス・カード(鈴木郁子さん訳)

Dear Seike-san : December, 1995

It is with the fondest of thoughts and feelings
that I think back upon my visit to you and your colleagues in Fukuoka in May.
I consider it an honor and the utmost good fortune to have had the chance to spend so much time with you,
to visit your home and to learn so much more about your life and your ideas.
I am confident that the same wonderful coincidences of time and space, activity and interest
that had us meet in the first place will keep us in touch for many years to come.

Thank you as well for the videotape,
which I just received and your very kind letter as well.
All the best for 1996.
May it be a year of health and happiness, fulfilment and accomplishment.
Please convey my warmest best regards to all of your friends and colleagues as well.
All the best, Steve Salzberg

Wishing you Special Moments to
remember this holiday Season


 清家さんへ 1995年12月

 5月に福岡で、あなたとその仲間の方々にお会いできたことを思い返すと、私はなつかしさと親しみの感情でいっぱいになります。多くの時間をあなたと共に過ごし、アパートを訪問し、あなたの生活と考えについてより多くを学べたことは、わたしにとって光栄であり何よりも幸運であったと感じています。最初に私たちを会わせることとなった時間と空間の偶然の一致、活動と興味のすばらしい一致は、きっとこれから先もずっと私たちをつなぐ絆となって、交流を深めてくれると確信しています。

 あなたからの心のこもったお便りとビデオテープが届いたところです。かさねがさねお礼を申し上げます。

 1996年がすばらしい年でありますように。健康と幸福に恵まれ、充実した実り多き年となりますように。

 あなたの友人や仲間の皆様にもどうぞよろしくお伝え下さい。

さようなら スティーブ・ザルツバーグ





1995 Salzbergさん来福[1]

1995年5月、Stephan M. Salzberg さん、
来福、『ワーキング・クォーズ』編集者・執筆者合同会議

グリーンホテル
博多駅


1995年5月13日土曜日〜16日火曜日、
Stephan M. Salzberg さん、
ブリティシュ・コロンビア大学・法学部助教授・
日本法学プログラム主任、
ステファン M・サルツバーグ
THE UNIVERSITY OF BRITISH CPLUMBIA
StephaN M. Salzberg
Assistant Professor
Director, Japanese Legal Studies
Fuculty of Law と
松井和子さん、
当時、東京都神経科学総合研究所・主任研究員、
現在、浜松医科大学・看護学教授、 が来福し、
博多駅横のグリーンホテルを中心に、
『ワーキング・クォーズ』編集者・執筆者の合同会議を行いました。

参加者は、
羅世玲さん・『ワーキング・クォーズ』編集者、九州大教育学部留学生、スズキ電動車いす。
中島虎彦さん、『ワーキング・クォーズ』編集者、ペン人同人、スズキ電動車いす。
鈴木郁子さん・『ワーキング・クォーズ』執筆者、手動式車いす、とお母さん、
吉田清勝さん・『ワーキング・クォーズ』編集者、司法書士、手動式車いす、とお母さん。
松下正明さん・『ワーキング・クォーズ』執筆者、手動式車いす、俊子さん。
松下さんのお父さん。
末岡雄一郎さん・『ワーキング・クォーズ』執筆者のお母さんの末岡明美さん。
向坊弘道さん、『ワーキング・クォーズ』執筆者、スズキ電動リクライニング車いす。
萩原和夫さん。
後郷法文さん・『ワーキング・クォーズ』ゲスト、スズキ電動車いす、とお母さん。
村上克美さん・『ワーキング・クォーズ』ゲストのお母さん。
韓国からの帰国直後の井手將文さん・『ワーキング・クォーズ』編集者、
当時、総合せき損センター医用工学研究室・主任研究員、現在、徳島大学工学部助教授。
キム・チングさん・『ワーキング・クォーズ』ゲスト、ストレッチャー電動車いす、
でした。





1995 Salzbergさん来福[2]

1995年5月、Stephan M. Salzberg さん、
来福、『ワーキング・クォーズ』編集者・執筆者合同会議

向坊弘道さん、Stephan M. Salzberg さん、キム・チングさん

ウニ飯レストラン


ザルツブルグ先生の印象

――――― 向坊 弘道

 日本に留学されたこともあって、日本語はペラペラ。会話では、どんな些細な言葉も聞きもらすまいと、相手の顔をよく見ています。長時間話して、疲れても辛抱して、自室には帰りません。ユダヤ人は一般に日本人の思想を尊敬しているところがあって、高いところから私たち身障者を見下す態度は見られません。また、何かを教えてやろうという態度もなく、相手にしゃべらせて何かを吸収しようとしているようです。

 先生に会う人は誰でも打ち解けて、好感を持つと思います。それで、ついべらべらとこちらのつまらない話に夢中になってしまいます。それでもかまいませんが、時間を無駄に使わせているようで、先生にたいして恐縮です。それにしても、エネルギッシュな先生です。

          終わり





1995 Salzbergさん来福[3]

1995年5月、Stephan M. Salzberg さん、
来福、『ワーキング・クォーズ』編集者・執筆者合同会議

博多駅
セントラーザ・バー
大手門公団






1995 Salzbergさん来福[4]

1995年5月、Stephan M. Salzberg さん、来福、
『ワーキング・クォーズ』編集者・執筆者合同会議
グリーンホテル、博多駅


メールアドレス: Kazuo_Seike@msn.com