2010年01月20日、水曜日。急性心不全で九州国立医療センターに入院。 the Marrage in Marinoa City USMC, Invacare Ranger 2TR in Ohtemon Office on November 9, 2009 from "WORKING QUADS" Inc.The Helper Stationon

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2010年01月20日、水曜。急性心不全で九州医療センターに入院。
the Heart Failure and in Kyushu Medcical Center
on January 20, 2010
from "WORKING QUADS" Inc.The Helper Stationon

2010年01月20日、水曜。急性心不全で九州医療センターに入院。
退院の朝。
上原由、羽部智恵子、坂村奈緒美、今任徹、米原秀紀。
the Heart Failure and in Kyushu Medcical Center on January 20, 2010
from "WORKING QUADS" Inc.The Helper Stationon

2010年2月10日のWQ新年会と急性心不全の快気祝い
2010年01月20日、水曜日。急性心不全で九州国立医療センターに入院。

清家一雄、取締役社長

　2009年02月10日(水)、エバーグリーンマリノアホテルで、1月の急性心不全快気祝いを兼ねた2010年WQ新年会を開催しました。WQ昭代ヘルパーステーション２階新事務所でカラオケの二次会を開催しました。1次会80名ほど、2次会50名程のたくさんの人に出席していただきました。ありがとうございました。

　2010年1月20日(水)から、1月29日(金）、急性心不全で、九州医療センターに入院しました。ワーキング・クォーズの大橋さん、福田さん、鈴木さん、岩崎さん、羅さん、修猷館高校ラグビー部、昭和50年卒の伊佐さん、長沢さん、酒井さん、西依さんが見舞いに来てくれました。心臓は重要な臓器。ここにダメージがくると生命に関わります。受傷以来、こんな入院は初めてでした。10日で退院できて良かったです。九州医療センター入院は20日の給与振込の直後。1年半前の肺炎で救急車の時も給与振込の直後でした。

　頸髄損傷者は体力がありません。2002年6月24日の会社設立以来、休日のない生活。休みのない生活はきつい。急性心不全。風邪と疲労からの上気道炎。肺にまで水が。肺浮腫。九州医療センターに入院。最初はICU（集中治療室）。サチュレーション（血中酸素飽和度）が、すぐに９０を切る。おおげさでなく、生命の危機でした。危機において頼りになるのは、人間関係。友だちや会社スタッフには恵まれていましたが、両親はすでに他界していました。

　ICUで、酸素マスク。たんの吸引。痛い、キズ、出血、かさぶた、呼吸がしにくい。自由にならない室温。暑い。時計もなく時間もわからない。携帯電話も使えない。面会も禁止。これらは本当に苦しい。翌朝、有限会社ワーキング・クォーズのスタッフが数名、ICUの中に来てくれた時は､本当にほっとしました。この時ほど会社をつくって良かった､と思ったことはありませんでした。翌日から個室。10階東病棟1001号室。点滴。服薬。安静と休息。褥創対策のエアマット。2人の夜間付き添い用に折りたたみ式の電動リクライニングベッド。時計や室温計の持ち込み。携帯電話。入院中も電話はものすごくかかってきました。最初の体重は68･1キロ。ICUで。退院する時は59キロ前後。余分な水が10キロもたまっていました。

　治療と検査を経て、29日に無事退院することができました。入院中は、たくさんの皆様の温かいお見舞や激励、会社スタッフの２名ずつによる夜間付き添い等により、短期間の回復・退院が可能となりました。主治医を引き受けて頂いた循環器医長の佐藤先生､研修医の小野沢先生、泌尿器科の秋武先生にも恵まれました。大きな検査を２回。巨大なＣＴスキャン。核医学の心臓撮影。九州医療センターは必要な最新の検査の機械が揃っていました。特に佐藤先生はきわめて優秀で温厚な医師の方で､尊敬でき､安心感を得ることができました。その後の検査、治療方針も優れていました。毎晩の２人、日中の複数の会社スタッフによる付添い。有限会社ワーキング・クォーズの利用者さんたちのお見舞い。会社スタッフの見舞い。人のご縁。これらの人の心のつながりにより、回復することができました。ありがとうございます。ここに皆様に心より御礼申し上げます。

　桜の季節。祖原山の桜、福岡城の桜。３月２７日２８日、４月３日４日の土曜、日曜日。花見を計画しています。おいしいお食事を用意しお待ちしています。みなさんまた会いましょう。

有限会社ワーキング・クォーズ（働く四肢まひ者）

2010年01月20日、水曜。急性心不全で九州医療センターに入院。
修猷館高校ラグビー部。
伊佐幸雄さん、長沢一成さん、酒井歩さん。
the Heart Failure and in Kyushu Medcical Center on January 20, 2010
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2010年01月20日、水曜。急性心不全で九州医療センターに入院。
佐藤先生と小野澤先生。
the Heart Failure and in Kyushu Medcical Center on January 20, 2010
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2010年01月20日、水曜。急性心不全で九州医療センターに入院。
10階東1001号室からの景色。
the Heart Failure and in Kyushu Medcical Center on January 20, 2010
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2010年01月20日、水曜。急性心不全で九州医療センターに入院。
田中美保センター長と宮崎事務員。
the Heart Failure and in Kyushu Medcical Center on January 20, 2010
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2010年01月20日、水曜。急性心不全で九州医療センターに入院。
福田勝秋さんからのお見舞い。
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2010年01月20日、水曜。急性心不全で九州医療センターに入院。
退院の朝。10階東1001号室で。
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2010年01月20日、水曜。急性心不全で九州医療センターに入院。
退院の朝。有限会社ワーキング・クォーズの昭代ヘルパーステーション事務所。
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2010年01月20日、水曜。急性心不全で九州医療センターに入院。
西依忠之、修猷館高校ラグビー部。有限会社ワーキング・クォーズの昭代ヘルパーステーション事務所。
the Heart Failure and in Kyushu Medcical Center on January 20, 2010
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2010年01月20日、水曜。急性心不全で九州医療センターに入院。
九州医療センター循環器科医長、佐藤先生。10階東1001号室で。
the Heart Failure and in Kyushu Medcical Center on January 20, 2010
from "WORKING QUADS" Inc.The Helper Stationon

写真は、2010年2月10日、WQ新年会 in エバーグリーンマリノアホテル。
2010年2月10日のWQ新年会と急性心不全の快気祝い
2010年01月20日、水曜日。急性心不全で九州国立医療センターに入院。

きゅうせいしんふぜん（しんぞうぜんそく）
急性心不全（心臓喘息）

磯部　光章　東京医科歯科大学医学部循環器内科教授

急性心不全（心臓喘息）はどんな病気か

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　心臓のポンプとしてのはたらきが急速に低下して、全身の血液の流れが滞る状態（うっ血）です。
　心臓のポンプ機能のうち、肺から血液を吸い上げる力が低下することで肺にうっ血（肺胞(はいほう)のなかに液体が滲(し)み出してたまる）し、酸素交換が悪くなることから呼吸困難になります。また、全身に血液を送り出す力が低下するので、口唇や皮膚が紫色になるチアノーゼが起こります。
　血圧が低下する状態は心原性(しんげんせい)ショックといわれ、適切に治療をしないと生命の維持が困難になります。

原因は何か
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　最も多い原因は、急性心筋梗塞(しんきんこうそく)などの虚血性(きょけつせい)心疾患です。ほかの原因としては拡張型心筋症(かくちょうがたしんきんしょう)、心臓弁膜症(しんぞうべんまくしょう)、高血圧性心疾患、先天性心疾患、甲状腺機能亢進症(こうじょうせんきのうこうしんしょう)などがあります。
　急性心筋梗塞では突然に発症することが多いのですが、その他の病気では慢性に続いている心不全が急速に悪化して急性心不全になることがあり、慢性心不全の急性増悪(ぞうあく)と呼ばれます。このような場合は、心不全を悪化させる誘因がはたらきます。
　誘因として多いのは、かぜなどの感染症、不整脈、肉体的・精神的なストレス、過剰な飲水・飲食、薬ののみ忘れ、不適切な薬の投与などです。甲状腺機能亢進症、貧血、妊娠などが誘因になることもしばしばあります。

症状の現れ方
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　激しい呼吸困難で発症します。同時に咳と痰が出ます。泡のような痰で、時にピンク色になります。
　呼吸困難は半座位(はんざい)（上半身を起こした姿勢）で楽になり、仰臥位(ぎょうがい)（あおむけ）で悪化します。唇が紫色になり、手足は冷たく、全身に冷や汗をかきます。脈が速くなり、動悸を訴えることがあります。このような状態が急速に出現し、悪化していくことが急性心不全の特徴です。
　急性心筋梗塞では、胸痛や胸部圧迫感が現れます。
　心臓喘息(しんぞうぜんそく)は、急性心不全の症状のひとつで、ぜーぜーと咳き込む症状が起こります。肺うっ血のために気管支が圧迫されることが原因で、喘息と似た症状が起こります。

検査と診断
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　治療は一刻を争うため、診断と治療は同時に行われます。まず行われる検査は、胸部Ｘ線検査、心電図、心エコー（超音波）、血液検査です。

治療の方法
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　まず、半座位をとります。酸素吸入を始め、利尿薬、血管拡張薬、強心薬を投与します。
　呼吸の状態が非常に悪い場合は、気管内挿管をして人工呼吸を行います。利尿とともに呼吸は楽になります。同時に、原因となる急性心筋梗塞や不整脈(ふせいみゃく)に対する治療が行われます。

急性心不全（心臓喘息）に気づいたらどうする

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　一刻も早く、専門医のいる救急病院に入院することです。呼吸の状態が悪い場合は、救急車による搬送を依頼します。
　退院後は、再発予防のために食塩と水分の過剰摂取や飲酒は避け、過食に気をつけます。さらに、休養と睡眠を十分にとります。
　医師の指示に従って安静の程度を守り、内服治療を継続します。また、医師と相談して、可能な範囲で応急処置の準備をしておくとよいでしょう。

関連項目
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　急性心筋梗塞、慢性心不全、心室頻拍

清家一雄
有限会社ワーキング・クォーズ（働く四肢まひ者）
介護保険・障害者自立支援法による高齢者・障害者ヘルパーステーション
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清家　一雄　
有限会社ワーキング・クォーズ（働く四肢まひ者）取締役社長
　　　　重度四肢まひ者の就労問題研究会・代表
　　『ワーキング・クォーズ』編集部
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