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    WORKING QUADS News Letter on March 20, 2000
    WORKING QUADS 2000、
    WQNL 「重度頸損者が１週間をどのようなスケジュールで
    　　　　　生活しているのか？」 by 大竹保行
    (The intellectual productive activities by Quads)


    1999年04月、"WORKING QUADS"編集会議 in 福岡市



    Kazuo Seike
    president, "WORKING QUADS"
    "Working Quads" Editoriak Office
    "WORKING QUADS" HomePage produce
    Fukuoka-shi, 810 Japan
    Tel +81-92-735-
    Fax +81-92-735-
    kazuo_seike@msn.com
    seike@ma4.justnet.ne.jp
    http://www4.justnet.ne.jp/~seike/

    清家一雄＠WORKING QUADSです。



    介護保険直前のこの時期です。

    「日本の公的介助者制度（公的ヘルパー）は十分か」
    「家族がいなくても街中で生活できるか」
    というテーマでやっています。

    大竹保行さんは、Ｃ４頚髄損傷者の方です。
    イマセンあご操作電動リクライニング車いす利用者です。




    『WORKING QUADS』編集者です。
    だからというわけではないのですが、
    良い男です。

    "WORKING QUADS" (HomePage)の活動に
    寄与するところ大です。

    180センチ以上の長身で、
    少林寺拳法をやっていたスポーツマンです。

    体がデカイだけあって、
    人柄が温かいです。

    広島頚損ネットワークの中心人物でもあります。

    大竹さんの最大の関心事は
    「重度頸損者が１週間（１日）を
    どのようなスケジュールで生活しているのか？」
    ということですが、
    この１週間のスケジュールを、
    利用できる介助サービス資源を考慮して、
    組み立てることが、
    ケアプラン作成にほかならないと思います。

    自己決定とそれに伴なう自己責任は、
    人格の中枢だ、と思います。
    64歳以下の障害者にも
    ぜひ、ケアプラン作成権限を
    と思います。

    読んでいただければ幸いです。

    ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

    私の利用している介護サービス

    　大竹 保行　　東広島市高屋町白市

    　ohtake@enjoy.ne.jp





    　私は４４才、独身です。２８才のときに交通事故で受
    傷（Ｃ４）して以来ずっと、母親の介護に頼ってきまし
    た。「いずれは、他人に介護を頼まなければならない」
    と言うことで、４年前に訪問看護サービス（週１回）を
    受けたのが始めです。

    　今、私の最大の関心事は「重度頸損者が１週間（１日）
    をどのようなスケジュールで生活しているのか？」、
    「自宅療養を続ける上で、将来どのような介護体制を考
    えているのか？」という事です。

    　私より重い障害を持った人の飾りのない言葉で書かれ
    た文章には心をうたれます。是非、多くの事例を紹介し
    て下さい。


    　東広島市の身障者介護サービスについて

    下記の介護サービスを利用しています。

    ・訪問看護 サービス
    　入　　浴
    　リハビリなど

    ・ホームヘルパー派遣
    　着替え、リハビリ、車椅子に乗せる　
    　洗髪、車椅子から降ろす、着替え　

    ・ホームヘルパーの派遣
    　利用時間の上限や時間帯の制限は特に設けていない。
    しかし、ヘルパーの量や都合もあるので、できるだけ要
    望に応えられるように話合いによって決定するとの事。
    料金は、所得に応じて０円〜９３０円が必要。

    ・ミニ・デイサービス
    　週１回で入浴・食事・リクレーション。送迎あり。無 料。

    ・ショートスティ
    　４週間まで入所が可能。１日当り１５１０円が必要。

    ・障害者寮護施設のデーサービス
    　カラオケを歌って、食事もあり、大満足な一日です。
    利用者３名、職員４名でいたれりつくせり。リハビリも
    あります。

    ・障害者自立支援センター『カモミール』
    　市から委託をうけたガイドヘルパー派遣サービスと有
    料サービスがあります。
    　有料サービスは年会費10,000円を払い会員になると、
    　　１，１時間/700円で自動車の運転他なんでもOK
    　　２，ナイトサービス・・・PM8:00〜翌朝9:00までの
    　　　介護を4,000円でしてくれます。
    　　　食事も作ってくれるそうです。
    　　　いづれも交通費は入りません。




    　訪問看護サービスは医師会や病院が運営する法人から
    看護婦が派遣されるのに対して、ホームヘルパー派遣は
    市の委託を受けて、社協や特老ホームなどからヘルパー
    が派遣されるものです。

    　介護サービスを受けることで、人のが出入りが多くな
    りあわただしくなりましたが、生活にメリハリができ、
    人と話をする機会も多くなり、活気が出てきました。ま
    た、健康や福祉などの情報を提供してくれたり、買物の
    代行をしてくれたりと大変助かっています。

    　注意すべき点は、利用回数が多すぎると自由がきかな
    くなるので、様子を見ながら、少しずつ増やしていくこ
    とが肝要です。

    　これからは、各種の介護サービスと私的ヘルパーを利
    用した家庭内自立（家庭に居ながら家族の介護を受けな
    い）の道を模索していきたいと思います。




    ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

    ご意見、ご感想、ご助言をお聞かせいただければ幸いです。

    2000年3月20日、福岡にて

    on March 20, 2000

    (by Seike)

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    清家一雄、代表者、重度四肢まひ者の就労問題研究会

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