WORKING QUADS News Letter
ローホークッションのパンクと修理
（四肢まひ者のデスクワークと座位時間）
1999年4月『ワーキング・クォーズ』編集会議と懇親会のテーマとして

"Working Quads" Engel


『ワーキング・クォーズ』関係者各位

　　1999年3月27日

　　

　　 清家　一雄　
　　重度四肢まひ者の就労問題研究会・代表
　　 『ワーキング・クォーズ』編集部
　　 "WORKING QUADS" homepage 制作提供
　　佐賀医科大学医学部講師
　　〒810 福岡市中央区大手門
　　Tel +81-92-735-
　　Fax +81-92-735-
　　kazuo_seike@msn.com
　　seike@ma4.justnet.ne.jp
　　 http://www4.justnet.ne.jp/~seike/

前略

清家一雄＠WORKING QUADSです。

今回の話は、脊髄損傷患者の褥創対策と
ローホークッションのパンクと修理、という
きわめて、障害者の領域の話ですので、
興味のない方は、無視してください。

ただ、
19994月『ワーキング・クォーズ』編集会議と懇親会のテーマとして、
１．四肢まひ者のデスクワークと座位時間
２．パソコンを活用したベッドワーク
を考えています。

ローホークッションのパンクと修理
（四肢まひ者のデスクワークと座位時間）



以前、"WORKING QUADS" homepageのメッセージボードに書いたように、
1998年10月20日に、ローホークッションがパンクし、
1998年11月11日に、日本アビリティーズ社北九州営業所に、
修理のために送りました。
この時、ついでに以前パンクしていて、
自宅で修理できなかったローホークッション2つも
一緒に、合計3個送りました。

その後、日本アビリティーズ社北九州営業所から、
北九州営業所では、
「修理不可能」
との連絡が電話でありました。

「日本アビリティーズの本社で修理してみてください」
と頼み、本社に送ってもらいました。

1999年01月25日に、パンクしたローホークッション3個のうち
2個が修理でき、宅配便で送られてきました。
修理できた2個のうちに、今回のパンクの分が含まれていました。
助かりました。
翌26日に、株式会社・日本アビリティーズに、
ローホークッションの修理代、1万6538円を、送金しました。

今回、1998年10月にローホークッションがパンクし、
修理が終わり、戻ってくるまでに、
ひじょうに苦しみました。

最近、受傷された脊髄損傷の患者さんたちは、
あまり座位での褥創に苦しんでいないようです。
急性期の医療、看護、リハビリテーションの充実が
その背景にあるのでしょう。
しかし、少し前に受傷した人たち、
最近受傷した人たちでも、ひじょうに活動的で、
座位時間の極度に長い人たちの中には、
褥創に苦しんでいる人たちがいます。

褥創ができると、座位でのデスクワークが制限され、
就労や、知的生産活動に不利となります。
褥創の予防、治療、対策など、
車いす用のクッションの重要性を再確認しました。

また、今回、修理代は自費で支払いましたが、
ローホークッションの料金、修理代は、
自費で賄うには少し高いかな、という気もしました。

現在、ローホークッションが、手元に6枚あります。
ハイプロフィール・10センチ4枚、5センチ2枚。
6枚のうち、材質が生ゴムのように柔らかいのが2枚あります。
柔らかいものが、10センチ1枚、5センチ1枚。
ローホークッションは初期の頃、材質が、現在よりも柔らかかったと思います。
パンクの危険性は高い、と思いますが、
褥創対策としては、柔らかい材質のもののほうが
良かったような気がします。
最近のローホーは、かなり堅い気がします。

皆さんも、何か情報、ご意見、ご感想がありましたら、
このメッセージボードに、
書きこんでいただけると助かります。

　　敬具

清家　一雄,
重度四肢まひ者の就労問題研究会; 代表
佐賀医科大学医学部講師
〒810-
福岡市中央区大手門
Tel +81-92-735-
Fax +81-92-735-
Kazuo_Seike@msn.com
seike@ma4.justnet.ne.jp
http://www4.justnet.ne.jp/~seike/
March 27, 1999

（1999/03/27）

"WORKING QUADS" homepage

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