21世紀に向けての自立生活カンファレンス
『ワーキング・クォーズ』関係者各位
1998年10月24日
(1991年12月24日、初出、『あいのわ障害者国際交流会/第3回全国集会・福岡'91ニュース』No.4)
清家 一雄
重度四肢まひ者の就労問題研究会・代表
『ワーキング・クォーズ』編集部
"WORKING QUADS" homepage
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拝啓
1991年12月24日、初出、
『あいのわ障害者国際交流会
第3回全国集会・福岡'91ニュース』No.4
発行後記
福岡も寒くなってきました。皆さんのところはいかが
でしょうか。
「あいのわ障害者国際交流会・全国集会・福岡’91
ニュース」Cを編集・作成しましたのでお送りします。
ご意見、ご感想をお聞かせください。
1991年9月30日からに10月9日まで、トヨタ財団の調査
研究で、サンフランシスコのベイエリアに行ってきまし
た。旅行代理店はJTB、飛行機会社はユナイテッド航
空でした。電動車いす・ドライバッテリーも持っていき
ました。
自立生活センター・バークレー、全米自立生活評議会、
世界障害問題研究所主催の21世紀に向けての自立生活
カンファレンスに3日間、出席し、多くの人に会い、面
接調査をしてきました。写真、ビデオによる記録もとっ
てきました。
セントルイス自立生活センター所長ご夫妻のマックス
&コリーン・スタークロフさん、世界障害問題研究所代
表のエド・ロバーツさん、21世紀カンファレンス名誉
委員長のフィル・ドレーパーさん、世界障害問題研究所
のジュディ・ヒューマンさん、ILRUのマーガレット
・ノゼックさん、世界障害問題研究所のヘイル・ヅーカ
スさん、米国大統領委員会委員長のジャスティン・ダー
トさんたちとも、5年ぶりでお会いしましたが、みんな
元気そうでした。そして、あいかわらず、積極的に活動
していました。
4月に日本でお会いしたマイケル・ウインターさん、
桑名敦子さんにもお会いしました。彼らには2か月のニ
ューベビー、タカヨシ・マイク君が来ていました。
21世紀カンファレンスには、全米各地からのほか、
アドルフ・ラツカ(スウェーデン)さん、ウーフェ・フ
レーゼ(ドイツ)さんなども参加されていました。
NHK・TVあすの福祉・アメリカ 自立に向かう障
害者と、ミスタードーナツ・JSRDのプログラム、ス
チューデントたちは、よく話題になっていました。
21世紀カンファレンス以外には、C1・2頚髄損傷
者のブライアン・ホーガンさんとの訪問面接調査なども
行ないました。ホーガンさんは、自力呼吸の肺活量が40
0〜500tしかありませんが、一人でアパートを借りて生
活されていました。
高校生のとき、自転車事故で受傷。カリフォルニア州
立大学バークレー分校を障害学生プログラムを利用して
卒業。現在、人工呼吸器、チンコントロール電動車いす、
マウススティック、パソコン、各種リモコンなどを活用
して、執筆活動、絵画の創作などをおこなわれていまし
た。ひじょうに明るい感じを受けました。
5年ぶりのアメリカでした。行く前は、ずいぶん緊張
していました。それでも、なんとか、アメリカに到着し、
懐かしいアメリカの友人たちの顔を見て、話をすると、
5年間の時間があまり感じられないように、打ち解けた
感じになれました。久しぶりに、アメリカにいくことが
でき、みんなと会って話ができ、ほんとうに良かった、
と思っています。
寒さに向かう季節、みなさまも、ご健康にはくれぐれ
も気をつけてください。
メリークリスマス!
そして、よいお年をお迎えください。
1991年12月、福岡
これからもよろしくお願いします。
敬具
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- Wheelchair (車いす) - Automobile (自動車)
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- Books (情報(書籍))
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